メール書籍出版さんの 「ネット作家による競作短編小説のコーナー」に投稿した作品です。
9月の課題「風に吹かれて」 男の子が初めて学校をズル休みした話。 短編と言われたくせにかなりの掌編になってます。 そしてかなり淡々としてます。 好き嫌いがはっきり分かれるのは、経験があるか無いかが大きいのかも。
10月の課題「落ち葉のざわめき」 素直で純粋な「圭」との甘い生活を送る綾。 いつもと同じはずの圭がちょっと違う圭に感じて……。 課題小説なのに、競作小説なのに、完璧に自己満足な作品。 俳優の田中圭君にインスパイアされて出来た作品です。
11・12月の課題「世界のどこかの街角の片隅で」 タイトルに「街角」が含まれていること。
原稿用紙換算で、20枚から40枚の短編であること。 理想郷を目指す主人公と仲間の物語。 笑える作品にしたくって、「ウォーターボーイズ」とかクドカン作品を参考にしてみた。おかげでちょっと漫画チック。次回はもうちょい現実的なキャラにしよう。 「悲しみの中の笑い」みたいなのが隠しテーマ。 うちの母方の家系は皆陽気で、お葬式の待ち時間でも笑って過ごしたりしてる。 それでもお坊さんの念仏やお別れの時なんかは大泣きしたりしてる。 小さい頃は嫌悪したりもしたけれど、今ではどっちも嘘偽り無い本当の姿だと思う。 そんな気持ちが書ければと思った。
1月の課題「扉の向こう側」 ジャンルはホラーに限る。
美弥子がお風呂から上がると、突然の大地震。美弥子は生き埋めになった娘「生美」を救出に向かう。 初めてホラーというものを書いた。書いてはみたものの、あまり怖くないような気がしている。 私にしか分からない娘に対しての所有欲みたいなモノが描かれてしまったなぁと思っている。 映画「仄暗い水の底から」にも影響を受けてると思う。 製作中に思ったいろいろな事がこちらに載ってます。
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