■つれづれに
☆あれから・・・☆
障害のことなんか、何も知らなかった。
何とかなるさ・・・気楽に引き受け、行っては見たけれど・・・甘かった・・・
訳のわからないまま、何もできないまま時間が過ぎ、それでも、「ありがとうございました」といただく謝礼。
それをもらうことが重くって、それでも返すこともできなくて、終わった後、なぜか悲しくなって、公園の横に車を止め、ぼーっと時間をつぶすことがよくありました。
あれから7年
本も読んだし、専門家の話も聞きました。
少しは慣れたし、自信もついた・・・つもり
でも、思い通りに行かないこともいっぱいあります。
そんな時は、自分の力の無さに情けなくなります。
でも・・・でも・・・また、こうも思ってみるんです。
偉くない・・・何も知らない・・・バックも無い・・・ただの私
それにしては、今までよくがんばった。
たまには自分をほめてあげるのもいいかもしれない。
そして気分がよくなったら、またみんなと一緒に悩みながら、喜びながらやっていきたい。
「先生」なんて柄じゃない。
頼りないと思う
でも、みんなを愛しいと思う気持ち
みんながずっと幸せで居てほしいと思う気持ち
それは、いっぱいあるから、
足りないところは・・・ごめんなさい・・・大目に見てやってください。
8年目がスタートしました。
☆夢☆
もしできることなら、「障害者にしてはうまく書ける」という評価ではなく、作品そのものを見てほしい。
こう思っては欲張りでしょうか?
確かに字は整っていないかもしれない。
でも、なずなのみんなの作品には、優しい気持ち、自由な気持ち、がんばる気持ちがいっぱい詰まっているような気がするのです。
障害枠のようなものでほめてもらっても、それじゃ、いつまでも小さな世界から飛び出せない。
泣いたり、怒ったり、思うように行かなくてもどかしい思いをいっぱいして乗り越えてきた7年間が、それじゃ、淋しいです。
母達には「先生は甘いよ」と言われます。
私は、ある意味では部外者です。
だから言えるのかな・・・
「みんなの作品が1番いいよ!絶対いいよ!!!」
それとも、越えられない壁なのかな・・・
でも、とりあえず、私は熱烈ファン1号です。
☆詩のこと☆
なずなの詩は、ほとんど私が作っています。
最初は既製の詩を書いていたのですが、書ける字や、字数などで、ちょうどいいものがなく、それなら自分で書いてしまおうと思い、子供達のイメージや、好きなもの、ちょっとしたつぶやきなどをヒントに、書き始めました。
詩の心得なんて全くありません。
特に最近は、空雑巾を絞るようです。
結構つらいです。
でも、読みながら、一生懸命書いてくれる子供達の様子や、出来上がった作品を見ると、うれしくなってしまいます。
がんばろ・・・
☆友達のこと☆
決して強くなんかない。
迷いながら・・・でも、先に進もうと思ってる。
淋しい思いや、悲しい思いも抱えてる。
でも、負けないぞ!ってがんばってる。
自分に自信がないこと、
みんな一緒だよ、無理しなくていい。
そのままの自分でいいからねって言ってくれる。
心の奥にしまっていたこと、話し出したら
どんどんみんなが愛しくなって
女同士で「愛してるよーーー!」なんてメールが飛び交う。
こんな人達と、友達でいられることが自慢です。
☆友達のこと・つづき☆
忘れちゃいけない
もっとたくさんの友達の事
どの人も大切な、大切な人達
かけがえの無い人達
絶対みんな、元気でいようね
病気になんかならないでよ
一緒に人生楽しむんだからね!
よろしく!!!
☆これからのこと☆
私には何ができるんだろう。
何をしていけばいいんだろう。
一日が、ただ時間に追われて過ぎて行きます。
気持ちはあせるけど、怠け心も手伝って、たった一歩が踏み出せないでいます。
2003年5月12日
☆このページを作ってから1年もたってしまったんだ・・・☆
いまさらながら、時の速さに驚いています。
去年の5月から
ラポール一日体験教室もやった
きららという教室も始めた
何とか、元気に過ごせた
でも、ひとつ歳をとった
根気がなくなった
細かいことがめんどうになった
体重は相変わらず、高校時代と一緒
でも、体形は変わった
一人の時間が好きになった
でも、友達がもっと大事になった
自分の性格が体育会系と気づいた
B型でよかったとおもった
いっぱい本を読んだ
でも、読んだとたんに忘れてる
推理小説は最初に後ろを読む
・・・推理小説は肌に合わないらしい
涙ぐむ場面がどうも人とは違うらしい
人のいうことはきかなくなった・・・ますます・・・
難しいことや、面倒なことは頭を素通りしてくれる
これって、結構お気楽かも
自分の弱さや、ずるさがなんだか許せてきた
また1年がんばろう
2004年5月