私事で、りょうくんが引っ越した場所に行くことになったので
なずなのみんなの作品をお土産に、会うことになりました。

りょうくん母も会いたいといってくれましたし
私は気楽に会うことを考えていました。

待ち合わせ場所は、ファーストフード店
今、鳩が怖くて、
鳩の姿を見ると、後先考えずに反対方向に走って逃げてしまうということでした。
だから、そのファーストフード店も、鳩がいないだろうということでの指定でした。

ポテトとシェイクを頼んで、食べ終わったとたん、トイレへさっと走っていきました。
そのとき、他の人のかばんを蹴飛ばして・・・
そのときの、その人のびっくりした顔・・・

私がなずなのみんなと会うのは、「なずな」という限られた空間の中でした。
だから、みんながどんなことをしても、何も感じることもありませんでした。

いつも何気なく過ごしている社会の中で、
こちらが障害を持っているということを知らない人たちの中で
〔外からは何もわかりませんから・・・〕
過ごすことの大変さ・・・

お別れの時間がりょうくんにもわかったのでしょう。
手を離してくれないのです。
なんだか切なくて、悲しくて・・・

私は、簡単に会いたいとおもった
あえてすごくうれしかった
でも、別れのときのりょうくんをなだめすかしている母を見ていたら
こうしたことが
お二人には大変な負担になってしまったのではないかと
申し訳なくおもってしまいました。

私は、少しはわかっているつもりになっていたけど
本当は何もわかっていなかったとおもいました。

とてもうれしかったのに
とても、寂しかった

なんだか複雑な思いです。

がんばれ、りょうくん
がんばれ、りょうくん母
そして、もちろん
がんばれ、みんな！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5月23日

後日、りょうくん母からメールが来ました。
また切なくなったけど、うれしかったので、載せさせていただきます。

実は出町柳で先生とお別れした後、竜太が改札の所を動こうとしませんでした。いくら引っ張ってもギューッとがんばるんですよ。しかたないので30分近くつきあったら、あきらめて帰ってくれました。よっぽど嬉しかったのだと思います。またいつかお会いできる日までそれなりにがんばります。竜太母(T_T)



５月５日こどもの日

ことしの連休はひどかった。

ひどい頭痛の後は、ご飯が食べられなくなり、
これでもか！というくらいごろごろしてしまいました。

なずなの詩も考えなくっちゃ・・・
お手本も書いとかなければ・・・
それ以外にも、やることを全部連休に回して、サボっていたので
予定が全く狂ってしまいました。

自分が動けるということ
周りの状況も、心配ないこと
そういうことって、すごく幸せなことなんだって、改めて考えてしまいました。



春一番が吹いた次の日

　まだ２月・・・でも、春はもうすぐです。

このところ、なずなに行くのがちょっと気が重いのです。
・・・淋しいことが近づいてくるからでしょうか・・・

２年前にこちらに引っ越して、なずなに参加してくれたりょうくん
また、お父様の仕事の都合で、引越しです。

りょうくんは、まだ手本を見て、字を真似することができません。

やっと、なぞることができるようになり、ほんの少しづつですが、
りょうくんの、考えていることに、あわせられる様になってきたくらいです。

でも、お母様と、「字が書けるようになったら、その経過を本に書こうね。」
なんて、楽しみにしていたのです。

もう少し一緒にいたかったな・・・
りょうくんの、成長、一緒に楽しみたかったな・・・
とっても、とっても、とっても淋しいです。

３月半ばまで・・・
後何回かな・・・淋しいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２月１５日




年の始まりに・・・　

　昔、まだ小学生だった頃、年が明けて、新学期始まりの日、
寒い校庭で、鉄棒で、逆上がりをしながら、
｢今年は逆に読んでも同じ年だね」なんて言っていたこと、
冷たい鉄棒の感触とともに、思い出しました。

わかりますか？・・・　1961年・・・ね！

そして、今年は2004年
気がつけばすっかり大人になって〔なりすぎて〕しまった自分
どっかに、時間を落として来たような・・・
とっても、取り返しがつかないことをしてしまったような気がしました。

もっと大事に・・・
もっといつくしんで毎日を過ごしていかなければいけないんだろうな・・・反省！

昨年の10月に行われた新横浜ラポールにきて下さった方のメッセージが届きました。
一部を紹介させていただきます。

　・この詩を読むと、心が暖かくなります。この字はそういう気持ちにさせてくれます。
　　もっといっぱい書いてください。もっといっぱい元気をください。
　・素直な気持ちが出ていて、心を打たれました。
　　家族や友人、恋人etcにささげるメッセージに感じました。
　・字がおどりだしそうな感じです。私もうきうきしてきそうな詩です。
　・とても味のある字ですね。なんだか見ているだけで、元気になれる気がします。
　・のびやかな力強い書体の中に、何か明るい光を感じます。

まだまだいっぱいいただきました。
毎年楽しみにしていますといってくださる方もいらっしゃいます。
ありがとうございました。

この4月から9年目・・・
子供たちの成長を楽しみに、がんばっていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

　しゅう君の作品が、交流がある県立高校の会報に紹介されました。
　　　作品が独り歩きを始めた感じです。

　かおちゃんが成人式を迎えました。
　　　おめでとう！！！

　たっちゃんが高校生になります。
　　　おめでとう！！！　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１月３日