なずなの子供たち
 
         

教室紹介

なずなのあゆみ
・2003年
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・2010年

作品集

つれづれに

展覧会その他情報

 

■なずなのあゆみ

 なずなの子供たちとの出会いは、障害児に習字を教えてくれないかと、なずなのお母さんから言われたことでした。

障害の事など何も分からない為、子供達への接し方も自信が無く、自分がやっている事は、 この子達に何か役立つのだろうかと考え、落ち込んでしまう事もずいぶんありました。

 週一回の教室のときも、私は指導らしき事など何もせず、ただ「すごい!すごい!」と喜んでいるだけでした。
それなのに子供達は驚くほど成長してくれました。
『教えてあげる』なんて思った事、恥ずかしくなりました。
子供達はその個性で、誰もかなわないほど素敵な作品を作ってしまいました。  

以前、あるお母様が
「世話をするのが大変になるからこのまま大きくならなければいいと思う事がある」
と言うのを聞いてとてもショックを受けたことがあります。
私は、自分の子供が大きくなり、手を離れ、楽になる事しか考えていませんでした。
同じように子を産み、とても不公平だと思いました。
同じ気持ちになるのは無理だと思います。
でも子供達をかわいいと思う事は簡単でした。

障害児に習字を教えていると人に言うと、ほとんどの人が「偉いね」といってくれます。
全然偉くなどないのです。
きちんと月謝をいただいています。その上、子供達のパワーまでいっぱいもらっています。
こんなにいいことはありません。  

今までいろいろな事に手を出してきましたが、全て中途半端な気がしていました。
でも、その少しずつが子供達のおかげでこんな素敵な形になりました。
何もわからない私を支えてくださったご家族の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、この子達がずっと幸せでいられる社会である事を心から願っています。

詩は子供達の顔を思い浮かべながら私が作ってみました.
専属の書家がついたようでとても自慢です。

「こんな字なら書けるよ」と思われる方、書いて比べてみてください。
きっと子供達の素直な心、少しわかっていただけるような気がします。


この子達はもしかしたらできない事が他の人より少し多いかもしれません。
でも、この子達しか持っていないものだっていっぱいあるはずです。
それを認め、見守っていく事ができたら…そんな気持ちにいつもなれたら…もう少し優しくなれるような気がします。

2002年・・・その後

なずなのみんなと出会ってから、もう7年目になりますね。

最初のあの騒ぎが、笑い話になるほど、みんなすっかり落ち着いてしまいました。

落ち込んでいるときも、あなたたちとの楽しいやり取りで、ずいぶん救われました。
いっぱい元気をもらいました。

これからもどうぞよろしくお願いします。

なずなの作品をたくさんの人に見てもらいたく、
県民サポートセンター、新横浜ラ・ポール、港南区役所、日野ホームのバザーなどで展示をしました。

3月には銀座テプコ館での、日本花ことば協会の展示会にも特別参加させていただきました。
7月には、なずなの作品に共鳴し、ご自身も障害者への指導を始められた先生のご紹介
で埼玉書芸展にも参加予定です。

先日は、神奈川新聞の方が取材に来てくださいました。

たくさんの方から、たくさんの暖かいお言葉いただきました。

ありがとうございました。
なずなの貴重な1ページに加えさせていただきます。
  
こんな事に関わっていける事…とても幸せだと思っています。
これからも、一喜一憂しながらも、いろいろな事に感動していきたいと思っています。

                                2002年6月

6月24日
 ・今日、埼玉県書道芸術展のほうから連絡があり、かおるちゃん「ブロンズ賞」入賞です。
  ほかのみんなも「準特選」です
  おめでとーーー   



2002年夏、秋、冬

福井県今立市の和紙を使った作品というイベントに参加し
じゅんくん母が作ってくれた和紙の額に作品を入れて出品しました
奨励賞をいただきました

新横浜ラ・ポールでの身障者美術展に参加しました
4回目の参加で、また、たくさんの方からメッセージをいただきました
ありがとうございました

神奈川新聞に大きく取り上げていただきました
〔このHPからも見れます〕
あまりにも立派に書かれすぎて、ちょっと恥ずかしかったです

11月に横浜市の社会福祉協会から
なずなの活動に関して、表彰していただきました。
ありがとうございました


                                
2003年の始まりに思うこと

今年はどんな年になっていくんだろう
子供たちは学年が上がり、背も高くなり、がっしりしてくるでしょう。

そんなあなたたちに、私は何をしてあげられるんだろう

私がいろいろな知識を持っていて、
子供たちの力を、もっといっぱい引き出してあげられたらな・・・
私にいろいろなつながりがあって
子供たちの作品をもっとたくさんの人に見てもらえたらな・・・

こんなに何年も付き合ってるのに
まだまだ自信がもてません

でも、子供たちと、お母様方のパワーを頼りに
また頑張っていこうと思ってます

応援よろしくお願いします

2003年
それぞれみんな進級しました。
あめでとう!

小学生ばかりだったなずなの子供達も,社会人1人、高校生が3人、そして、中学生小学生と年代もばらばらになってきました。

変らないもの・・・
母達のおしゃべり・・でしょうか。
いろいろ難しい問題もあると思います。

でも、楽しんで・・・子供の成長に置いてきぼりにされないよう、がんばっていきましょう。
頼りない私ですが・・どうぞ、よろしくお願いします!

 


 


r-nazuna@dol.hi-ho.ne.jp