木工などのDIYでのSketchUpの使い方

SketchUpのダウンロード

スケッチアップは次のリンク先からダウンロードできます。
有料版のPROもありますが、無料版でかなり多くの機能が利用できます。私は無料版を使っています。

http://sketchup.google.com/(自動的に日本語のページになるようです。)

2009年11月:SketchUp7の日本語版がダウンロードできるようになっていました。

2010年1月:SketchUp7.1日本語版がリリースされていました。dxfファイルの読み取りが出来なくなっています。
       期間限定でDWG/DXFインポートプラグインがダウンロードできるようです。

2010年10月:SketchUp8の日本語版がリリースされていました。

SketchUpの初期設定

Ver8では初期起動時や[ヘルプ]メニューの[sketchupへようこそ]の画面でエラー表示がでます(2010.11.1現在)。Ver7の時も当初はエラーがでていましたので、今回もそのうち改善されるでしょう。
[ヘルプ]メニューの[ヘルプセンター]で使い方が勉強できたり、クイックリファレンスカードなどが入手できます。

スケッチアップは、一般的なCADソフトや3Dソフトより感覚的に操作を進めることができます。
しかし、アイコンやツールバーを見ているだけでは気づかない機能がたくさんあります。
思ったとおりの操作ができずにイライラする前に、人に教えてもらうか、本を読むか、様々なヘルプを見るか、このページを最後まで見るか(?)した方がいいですよ。
有料の講習会もあるようです。
気づかない機能としては、メジャーツールで構築点(モデル作成を補助する仮の点)を描画できたり、移動直後に/nでn個の均等割りができたり、移動時に< >でくくってx,y,zの相対座標指定できたり。あとは、グループ化、コンポーネント化の利点も知っていた方が。

SketchUpの使い方

一番最初の操作は表示をいろいろ変えてみる

視点の変更

最初の人物が表示されているだけの画面でよいので、左図で○の囲ったカメラ機能の全てのアイコンを一通り使ってみてください。
画面がいろいろ動くのが分かると思います。表示されていないアイコンがあれば、ツールバーの[表示]-[ツールバー]の[カメラ]と[ビュー]で追加できます。
スケッチアップは3次元なので、ある点を選択しようとしても、後方にある点(2次元の画面上では同一な点)が選択されてしまったり、思った通りに位置指定できなかったりします。
そのときに自由に視点を変更できるとイライラしないで思い通りの点が選択できます。

アイコンを一通り使ってみたら、マウスホイールを使った視点の変更を試しましょう。
描画最中に表示位置を変えたくなることはよくありますが、いちいちアイコンを押して操作だと描画の操作が一時中断になってしまいます。
下に挙げたマウスホイール(右ボタンと左ボタンの間にある回るボタン)の動作も一通り試して、描画しながら視点変更できるようになってください。
マウスホイールがなければ、スケッチアップのためだけにもマウスを買い替えて欲しいぐらいです。推奨される構成にも入っていました。


まずは木材を作成する

木材の作成

最初に木材(四角柱)を作成してみましょう。
四角形ツールで底辺を作り、プッシュプルツールで高さを与えます。その後、作成した木材を範囲選択して、グループ化します。
作成方法を把握したら、その後はプラグイン(OZBox.rb)を利用して角材を作成してもよいです。


木材を組み合わせて作品を作ってみる

パーゴラ

木材を組み合わせて、作品を作ってみます。
パーゴラの例を紹介していますが、もっと単純な台などで練習してもよいですね。
グループ化した木材をコピーしたり回転したりして作品にしてみてください。
パーゴラを例として便利な機能をところどころに紹介しています。


木材の接合部を加工してみる

接合部の加工

木材へ細かい加工をしてみましょう。
完成予想図を見るだけなら結合部は接しているだけでも、木材がめり込んでいても問題ありません。
しかし、切り欠きまでモデル化しておくと、部材一覧を見たときにどのように加工するか寸法などが把握しやすく便利です。
角度がついた加工などもスケッチアップの得意なところです。ほぞ加工も簡単に作れます。


プラグインを利用して部材の一覧を確認してみる

プラグイン利用

モデルが完成したら、使用する部材を確認してみましょう。
グループ化もしくはコンポーネント化した部材について、ばらして一覧できるプラグイン(OZLineup.rb)を作りました。
木取り図の代わりに部材点数の確認や部材の加工寸法を確認するのに使ってみてください。
また、一覧表のファイルを書きだすプラグイン(OZReport.rb)も作ってみました。html形式ですが、エクセルで開くこともできます。


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sketchup専用掲示板
(建築資料館)