トップ設計図の書き方スケッチアップの使い方−角材の作り方

スケッチアップでの角材(四角柱)の作り方

スケッチアップを始めて操作する方のための、角材(四角柱)の作り方です。

作成の手順

四角形

1.底面の四角形を作る

最初に四角形の面を作ります。
四角形ツールを選択し、1点目と対角の2点目をクリックすると四角形が描画できます。
2点目をクリックする前に数値入力をすることで、正確なサイズを入力できます。
数値入力は、描画方向にドラックした後、マウスはその位置のままで、キーボードからカンマで区切って2辺の長さを入力します。
入力すると、右下のボックスに数値が入るので、エンターキーを押すと確定されます。

描画する面は、1点目をクリックした後にマウスを移動した方向で決まります。
思った方向になかなか面ができない場合は、視点をなるべく作成したい面と平行にするとよいです。
すでに他の物体があれば、軸(赤x,緑y,青zの線)に平行ではない四角形も作成できますが、基本的には軸に沿った四角形を描画します。

1つ目の数値が、マウスの移動量が大きい方の辺の長さになり、2つ目の数値が、マウスの移動量の小さい方の辺の長さになります。
図の例では2×4材の38,89と入力しています。


プッシュプル

2.プッシュプルで高さをだす

次に四角形を四角柱にします。
プッシュプルツールを選択し、作成した面の上にマウスを動かすと面にぶつぶつが出来るので、そこでクリックします。
次に伸ばしたい方向にマウスを動かしてから、マウスはその位置で、キーボードから高さを入力します。
入力すると、右下のボックスに数値が入るので、エンターキーを押すと確定されます。

スケッチアップで数値入力する際は、右下のボックスに数値入力できるようになります。
ここで、数値入力ボックスをマウスでクリックする必要はありません。
数値入力ができる状態になったら、マウスはその位置のままでキーボードから数値入力してください。
マウスを数値入力ボックスの方に動かしてしまうと、移動方向などが変わってしまいます。


グループ化

3.グループ化

四角柱ができたら、四角柱の木材をグループ化します。
[選択]ツールで作成した四角柱全体を選択します。
選択後、右クリックで出現するメニューから[グループを作成]を選択します。

四角柱全体を選択するには、選択ツールを右方向にドラッグし、四角柱の全体がドラッグの範囲の中に入るようにします。
選択ツールを左方向にドラッグすると、一部でもかかる面と線が選択されます。
左方向にドラッグする際は、全ての四角柱の材料(面と線)が選択されているか確認しましょう。
足りなければ、CTRLキーを押しながらクリックして追加できます。

グループ化して、初めて1つの木材になります。
グループ化せずに他の面などをくっつけると、プッシュプルや移動などの時にくっついて動いてしまいます。
忘れずに部材ごとにグループ化しておきましょう。

私の作成したプラグインを利用して部材の一覧表示するときは、グループもしくはコンポーネントになっている材ごとになります。
グループ化する際に軸方向に木材が作成されている(斜めになっていない)と、サイズの確認がしやすいです。
木材を斜めにする際は、グループにしたあとに行うとよいです。


名前を設定

4.名前の設定

作成したグループに名前をつけておきましょう。
グループの上で右クリックすると出現するメニューで、[エンティティ情報]を選ぶと[名前]が入力できます。
後でプラグインでグループのレポートを出した時とかに分かりやすいので、名前を入力しておくとよいです。
名前を入力しておくと、[テキスト]ツールでのデフォルトのテキストが名前になります。


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