ソフトを用いたDIY用の設計図面

日曜大工での設計図面について

単純な作品には図面がなくても作れますが、DIY作品にも設計図があると便利です。
材料の準備にも、作成途中に手順を確認するためにも、完成イメージを思い浮かべるにも、図面が必要です。
単純な作品ならチラシの裏に手書きの図を書いてもいいですが、あれこれ検討するにはパソコンが便利です。
DIYでたまーに木工をするぐらいなのに、パソコンのソフトの使い方を覚えてまで図面を描く必要はあるのか?
という考えもあると思いますが、一度覚えてしまえばパソコンで設計しているのも楽しいので是非挑戦してみてください。

主なコンテンツ

スケッチアップでパーゴラ

スケッチアップの使い方

googleのsketchupを使った木工の図面の書き方を紹介しています。


ウッドデッキの設計

ウッドデッキ作成マクロ

ウッドデッキの幅、奥行き、高さの寸法などを入力すると、そのサイズの3D図面等を出力します。
使用する部材のサイズも指定でき、使用数も分かります。


フェンスの作図

フェンス3D図作成マクロ

ラティスフェンス、ルーバーフェンス、格子フェンスなどの3Dの図面を、サイズ入力することで出力します。


イレクターでタイヤラック

イレクターの設計

矢崎工業のDIY素材イレクターを使った設計に、スケッチアップを使う方法を紹介します。


設計図を描くソフトの比較

2Dや3Dの製図ソフト(CAD)や作図ソフトは世の中に非常に多くの種類があります。
DIY用としてフリーソフトもしくは1万円程度以下のソフトに限定しても結構な数があります。
その中でも木工を中心としたDIY作品の設計に向いていると思われるソフトを紹介します。

ソフト名価格特徴
SketchUpフリー版などgoogleの3次元のモデリングソフトです。おすすめです。木工専用ソフトと違い木取り図は出せませんが、ユーザーが多く書籍も出版されていて使い方を覚えやすいです。慣れるのにちょっとかかりましたが、慣れたらいろんな操作方法があり便利です。フリー版で十分に使えます。ただし、CADというより手軽にスケッチするソフトのようで球を多角形で近似していたり、精密な図面を描くのは苦手のようです。
操作を覚えてしまえば、木工以外のDIYにも使えます。また、利用者が多いので、細かい不具合が少なく安定して使えるというのは魅力だと思います。
プラグインで機能を増やせるので、私も使用している木材の一覧を見るプラグインなどを作ってみました。
もでりんフリー版などwindows98でも動作するフリーの3Dの木工用ソフトとして使ってみたことがあります。90度単位でしか部材を回転できないバージョンでしたので、簡単に使うことができました。自由な角度で回転できるバージョンもあります。木工用なだけあって、木取り図・板取り図などがだせます。
このページを作るために久し振りにホームページをみたら木工サンプルがいっぱいあって、参考になりそうです。
2xbuilderシェアsketchupを使うまでは、使ってみたいと思っていた2×材を中心とした木工用の3Dソフトです。期間限定なしに試用できるらしいので気軽に試してみてもいいですね。木取り図がだせるそうですし、サンプルもいくつかあります。
JW_CAD(JWW)フリーフリーソフトで長期間改良され続けている2次元のCADソフトです。利用者も多く、プロの設計事務所でも利用されています。2次元なのでそれほどでもないですが、操作や概念を理解するのにちょっと時間がかかります。フリーソフトですが、使い方の解説本も数多く販売されています。
複雑な形をいろいろ作りながら検討する場合は、3次元ソフトで立体的に作るのは面倒です。こういった製図機能の多い2次元のCADソフトで平面を先に考えるのもいいです。JW_CADで2Dで図を作ってから、SketchUpにインポートして3Dにするってことも出来ます。
ただ、DIYのために新たに操作を覚えるぐらいならSketchUpのみでいいような気がします。

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