イギリスの買い物事情

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「イギリスでお買い物」   英国は、日本と比べるとかつては比較的物価の安い国で、観光客はバーバリーだアクアスキューダムだ、ハロッズだセルフリッズだと高級ブランド店や高級デパートをはしごしては、 品物をまとめて買っていきます。高級ブランド店に日本人女子高生の集団が制服で入っていく姿は、周囲にかなりの違和感をもたらします。 ちなみに、そんな日本人観光客を白い目でみているのが、同国籍の日本人留学生だったりもします。現地にすめば、日本との物価の差はあまり関係ないですし、 留学生の多くは一生懸命お金を貯めてきている人が多いですから無理もありません。 事実、物価の話をすると、英国は他のEU諸国と比較するとかなり物価の高い国です。 そんなわけで、ヨーロッパ諸国やアフリカからの留学生にとっては、物価が高すぎて嫌になるそうです。

  英国では税金が高く、いわゆる消費税(VAT)が17.5%です。日本の5%なんてかわいいものです。でも、このVATはいわゆる嗜好品やサービスに対してかかり、食品などにはかかってきません。 これは、結構いい制度だなと思っているのは私だけでしょうか?そして、食品は意外と安いのです。英国では週末にまとめて買い物をするというスタイルが結構一般的です。私もこれに倣っていましたが、これはただ面倒くさかったからという理由もあります。 ですから、一週間の食費が結構簡単につかめてしまうんです。

  英国での一般的な生活費、というのは沢山の人が興味をもつのではないでしょうか。この生活費、内訳は色々ありますが、ここでは食費について少しだけ書いてみたいと思います。 もっとも、生活費なんて生活のスタイルによっていくらでも変わりますので、そこのところを理解して頂いた上で上手く参考にして下さい。単刀直入に最低ラインを引きますと1週間約5ポンドです。 しかし、この週5ポンドの生活は結構つらいものがあります。もちろん、飲み物はすべて水(英国の水道水は結構美味しい(?)ですよ)、シーフードはもちろん、肉類はなし、パブなんてとんでもない、 買うものはすべてSAVERS(食べ物について詳しくは、食事事情をみてください)で一番安いもの、基本的にはパスタと、トマト缶と、じゃがいもと、チーズと、パンで生きる(T_T)。 これの一番の欠点は、肉体的健康の維持が難しい、精神的な健康の維持も難しい、ところです。前者はいいとしても後者はどういうことかというと、ようするに人間がいやしくなってしまうんです 。 (ですから、おすすめしません)。私の場合は、とにかく肉類に飢えていましたね。 次のラインが週10ポンド~15ポンドぐらいでしょうか。これは、いわゆる普通の金額帯だと思います。もちろん飲み代は入っていません。特に節約を意識しなくても、なんとか維持できると思います。 次が20ポンドかそれ以上。これは、もう値段をみて買い物をしない場合でしょうか。そこまでいきませんが、かなりの自由がきき、シーフードも週1回ぐらい楽しめます。 ですから予算を立てるのであれば普通は1週間15ポンドぐらいがいいと思います。

ところで、英国で買い物をするときに特に便利なのが、最近日本でも普及しだしたDebit Card。銀行に口座さえ開けば必ず手に入ります。
と何処の銀行にも書いてあるのですが、これに騙されてぬか喜びをしてはいけません。これは、「もし、あなたが英国人であれば」という条件がつくからです。詳しくは、別の機会に書きたいと思いますが、 このDebit Card、友人はとても便利そうに使っていました。私も欲しくて、何度か銀行に交渉してみましたが、全く取り合ってもらえませんでした。

<注> 上記は留学当時のデータなので、物価がますます上がっている昨今のイギリスではあまりあてになる数字ではないと思います。あしからずご了承下さい。あくまでご参考までに。

イギリス留学

表記について

英国は、正式にはグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国といい、英語表記では"United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland"となります。他にもイギリス、イングランド(・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)などの呼称がありますが、便宜上、当ホームページでは、「英国」または「イギリス」を使用しています。

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