イギリスの食事事情2

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「狂牛病」について   日本でも有名な狂牛病(BSE)ですが、みなさんもご存じのとおり狂牛病はイギリスで一番最初に発生、蔓延し、そこから世界(の一部)に伝播していきました。 この狂牛病が心配だからイギリスに留学するのが心配だ、と言う声をたまに聞きます。狂牛病の原因は、簡単に言うと牛の肉食、共食いだそうです。 草食性の牛にえさとして肉骨粉を食べさせた訳ですから大変「不自然(unnatural)」ですよね。狂牛病の牛は、脳味噌がスポンジ状になってしまうそうです。 イギリスで一番狂牛病が危険性を持っていた時期が1994年から1996年ぐらいだそうで、現実に、日本赤十字では、該当する期間内に、3ヶ月以上イギリスに滞在した人には献血を自粛するよう求める文書をだしている、と報じた新聞を読みました。 それによると、狂牛病は潜伏期間が長く50年以上も人体内において潜伏し、発症した場合の死亡率は99%以上。今のところ、適当な治療法は知られていないそうです。 この狂牛病のせいで、焼き肉屋さんがつぶれたり、豚肉が牛肉より高級感をもってしまう状況になってしまいました。これはイギリスでも同じで、みんなが牛肉を避けた結果、牛肉の値段が下がってしまいました。でも、です。やっぱりいるんです。こういうのを全然気にしないオバサンが、イギリスにも。スーパーで安くなった牛肉をいかにも嬉しそうな顔でカゴに入れている人を何人も見たことがあります。

  話を元に戻しますが、狂牛病だけでイギリスへの留学をあきらめてしまう、と聞くとちょっと残念に思います。私に、イギリスでは狂牛病に感染する心配はありませんよと、保証できるはずもなく、この問題は、結局のところ個人的な感覚によるでしょう。 とても敏感でどうしても気になってしまう、と言う人はオセアニアに留学するか、イギリスでベジタリアンになる、または極力牛肉を食べないようにするしかないでしょうか・・・。 私自身はというと、高校時代からの留学期間を通じて、特に何も気にすることなく牛肉を食べていましたので、ずばり狂牛病に感染済みの恐れあり、です。 もっともそのおかげで、現在、日本にいても全然狂牛病のことなど気になりません・・・。 しかしながら、残念なことに、上記の新聞記事のように、私は現在献血をすることができません。昔から、誰か人の為になるならばと思い、大人になったら献血をできるだけしようと思っていましたが、 いつのまにか献血のできない体になってしまったのです。

イギリス留学

表記について

英国は、正式にはグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国といい、英語表記では"United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland"となります。他にもイギリス、イングランド(・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)などの呼称がありますが、便宜上、当ホームページでは、「英国」または「イギリス」を使用しています。

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