ボーディングハウスのスクール・ルール

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寮内での点呼の時間、決められた時間のプレップ 、就寝(消灯時間)時間、喫煙、飲酒、服装、外出等々、ボーディングスクールのスクールルールは、キャンパス内での生活全般に渡り、その内容も結構厳しく決められています。

もっとも、融通がほとんど聞かない一般的な日本の学校(厳格な)の校則(あくまで「一般的な」日本の学校です・・・)とは少々異なり、時と場合によっては、先生が見逃してくれるようなことも多々ありました。とはいえ全体としては、「厳しい」部類に入るでしょう。このルールについては、日本人の留学生も時々文句を言っていました。親元から離れたからといって、自由が手に入るわけではないということです。そして、このルールですが特に喫煙、飲酒についてはかなり厳しく、キャンパス内を先生が見回りしていたりしました。もっとも、飲酒については法的な制限年齢を超えていれば特に問題はありませんでしたが(18歳から)、基本的には校内での飲酒は禁止です。

これらのスクールルールを破った場合ですが、もちろん日本と同様に退学処分、休学処分などが課せられることもあり、実際、私の友人で退学させられた人もいました。ただ、軽微な場合、面白い罰の方法があります。この方法をなんと呼んでいたかは忘れてしまいましたが次のようなものです。ある特定の期間(どういったルールを破ったかによりますが)、自由が拘束されるんです。それは、朝の点呼から、夜の就寝までの間、30分おきに先生から指定の紙にサインをもらわなければならないのです。授業中であれば、授業の担当の先生がサインしてくれますが、休みの時間でも、わざわざ先生を探してサインをしてもらわなければならないんです。時には、身近に先生がいなくて、わざわざ遠くまでいかなければいけないことも多々あります。そして、これをミスした時には、更にその期間が伸ばされるという仕組みです。

こうして書いただけではそれだけか、と思うかも知れませんがこれはかなり面倒なのです。幸いにも私自身は受けたことはなかったのですが、これを受けた友達と遊んでいても落ち着かないことこの上ないわけです。もっとも、理由によって(生徒と先生との仲のよさによって)は、先生が数回分まとめてサインしてくれることもありましたけどね

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表記について

英国は、正式にはグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国といい、英語表記では"United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland"となります。他にもイギリス、イングランド(・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)などの呼称がありますが、便宜上、当ホームページでは、「英国」または「イギリス」を使用しています。

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