SWH建築回顧録 出会い〜竣工を思い出して

8.外構工事


      外構工事

    2003年1月13日(月) 初回打合せ 〜
   外構業者は、SWHさんから何社かに見積もりを出してもらい、SWHさんに決めてもらいました。
   ○○ホームという会社で、担当は○崎さんです。とっても感じの良い方です。

    現場にて何回か打合せをして、詳細な見積もりを出してもらいましたが、
   門扉と二世帯分のアプローチをつくるという最低限の外構だけでも、100万円を軽く超えてしまうよう。
   樹木の植栽や、花壇、塀などは全く含んでいません。
   旗竿地の我が家は、四方が、古く傾いた万年塀と普通のブロック塀に囲まれているのですが、
   お洒落なものにしようとすれば、それら既存のものを撤去するだけでも、何百万もかかってしまうとのこと。

     お家の建築費用の方も、何だかんだとかさんでいきましたので、当初予定していた金額、ローンでは
   足りません。「外構費用を何とか捻出してよね!」とダンナさんに申し渡しました。

    すると、困ったダンナさんは、何と!自分でアプローチをつくると言うじゃありませんか!
   ダンナさんの言うことは、
   「お金がないのは確かだけれど、業者に頼むと、コンクリ打ちのアプローチになってしまうので、
   後で何えようと思っても変えられないので、コンクリ打ちではないのを自分でつくる!」

    ダンナさんの気持ちは有難いのですが、アプローチはお家の顔だから、プロに任せたいと反対する私、
   義母も息子のことといえ不安げです。
     しかし、言い出したら引かないダンナさんでした。あーあ

    2003年7月13日(日)ぐらいが、最終打合せ、外構工事の決定だったかな〜
   ○崎さんには、何度も足を運んでもらったのに申し訳なかったのですが、
   やはり、アプローチは、ダンナさんが請け負うことになってしまいまして、
    
「門扉とその付近のコンクリ打ち、表札と門灯」だけをお願いしました。40万円くらいの費用です。
   万年塀とブロック塀はそのまま残します。


    2003年8月上旬〜下旬 or 9月上旬ぐらいが、外構工事の始まりと完成だったかな〜
   7月31日に家の引き渡しとなり、8月1日に引っ越しがあり、その後に外構工事が始まったかと思います。
    工事の内容は上記の通りで少なかったのですが、途中にお盆休みなども入りまして、のんびりムード?
   で進行して、期間的には結構かかっていました。


左の写真は、
梅が咲いているので、2004年2月頃の撮影と思われますが、

門扉の柱は、屋根の赤色に合わせて、コーラルオレンジ系です。
表札も赤系の石目のものにして、ローマ字で名字が彫ってあります。
 
義父は、以前の表札をそのまま使いたかったようですが、
気持ちはわかるのですが、
よく見かける縦長の木に筆書きしてあるもので、
形状と雰囲気が合わないので、家族皆に、何気にSWHさんにも(^^;)
反対されて却下されました。かなりしょげていました。

コンクリ打ちは、梅の木の右手に置いてあるシートをかけた車の下だけ
をお願いしました。



   梅の木の周りに敷き詰めたオレンジの石や、玄関に続くアプローチはダンナさんのDIYによるものです。
   ダンナさんの外構作業は、また別のコーナーで改めて紹介します。




      シュロとソテツの木

    当初の建築計画よりも、家本体が大きくなったこと、
   裏庭への通路を確保するために家の位置を東側にずらしたことで、
     上の写真に写っている前庭にある、「シュロ」と「ソテツ」の木が、和室前のデッキと干渉してしまうことが
   わかっていました。
    建て替え前は、前庭がもっと広くとっていたので問題なかったのですが、新しいこの家は庭にせり出し
   てしまったので、樹木と接近し過ぎているのです。
 
     義父は、これらの木には余り執着がないようで、切ってしまえばいいと言いましたが、
   ダンナさんには思い入れがあるようで、絶対に切るのは嫌だ!ということで、デッキの方を少し小さくした
   しだいです。しかし、ソテツとデッキの間にほとんど隙間がなく、ソテツの葉がデッキ内側に刺さるように
   茂っていますから、義父からは、やはり切ってしまうのがよいのでは…と何回か提言されました。
   そんなところ、外構の○崎さんが、おっしゃってくれました。


          打ち合わせで、初めてこちらの家(建て替え前)に寄らせてもらったときに、
         門を入ってすぐ目に飛び込んできたのが、
         芝生の真ん中にすっと伸びるシュロの木とソテツでした。とても印象的でした。
         シュロとソテツは、こちらのお家のシンボルだと思いますよ。


   そう、私が、かつてこの家に初めて訪れたときも、同じように思ったもの、遠き日が懐かしい…。
   ということで、シュロとソテツは、何度となく危機にあいながらも、○崎さんに助けられたのでした。
   ちょっと邪魔な位置(笑)にあって、見栄えがよくありませんが、我が家のシンボルツリーかしら?