SWH建築回顧録 出会い〜竣工を思い出して

3.プランニングから契約まで


  
       プランニングから契約まで

    
    その 2002年7月21日、1年後の7月末を引渡しとしてプランニングをお願いしました。
   しかし、その後1ヶ月間、仕事が立て込んだり、ダイビングに出かけてしまったりで、
   プランニングにまともに向き合うようになったのは、8月も終わりになってからでした。
  
     計画は、ダンナさんの実家を建て替えての、上下分離型の二世帯住宅になります。
   特に、広さや間取りと配置は、義父母の希望と私たちの希望をうまく合わせないと
   1つの家、形になりません。
   私たちの自宅とダンナさん実家が離れていること、私たちが仕事と遊び(!)に忙しかったことで、
   一緒に話し合うことができなかったので、
   私たち抜きで、SWHの方に直接実家に赴いてもらい、義父母の希望などを聞いてもらっていました。
   親世帯と子世帯でそれぞれが勝手なことを言っていたと思うので、
   SWHの方もさぞかし苦労したのではないかと思います。
  
     
SWHさん曰く、着工から竣工までの期間は約6ヶ月とのことでした。
   ということで、まだ1年あるので、余裕余裕♪と思って、のんびりしていたところがありました。
   しかし、我が家の場合、既存家屋の解体と整地があります。
   また、土地は借地でもあるので、地主さんの了解や手続きもあります。
   よって、
逆算すると、9月には契約をして話を進めていかないと、間に合わない!ことがわかりました。
   これは、大変!大変!大急ぎ!です。残り1ヶ月もありません! 
   プランをつめていかなければなりませんでした。

     まだまだ夢のようなつもりでいましたが、急に現実が襲ってきました。
   さて、SWHに一目惚れ、SWHオンリーできました。他のメーカーと競合させることもなしです。
   7年の間、何の情報収集もせず、家についての勉強もしていませんでした。
   SWHさんが言うことだけが、知りえる全ての情報であり、真実でしかないのです。
   根本的に本当にSWHで間違いないのか? 提示してくれるこのプランがベストなのか?
   高いと言われるSWH、金額的に妥当なものなのか?

     急に不安になって、インターネットでできる限り調べてみることにしました。
   それまでインターネットはつながっているものの、たまに仕事のための情報収集くらいで、
   今では信じられないくらいほとんど利用していませんでした。
     悪い情報はほとんどありませんでした。
   逆に、SWHオーナーの方々のHPを初めて沢山見ることができて、メーリングリストにも入会して、
   オーナー皆さんが、大変満足して住まわれていること、木の家の利点の反面となる面倒?な点も、
   メンテナンスも、逆に楽しまれていることが、何よりSWHを愛してやまないことがわかりました。

     このように、SWHオーナー皆さまには、SWH決断の後押しをして頂いた次第になります。
   もちろん建築中も住み始めてからも 様々なヒント・知恵・知識を授けて頂いております。
 

     友人で一級建築士である○岡君にも、第三者の専門家として相談にのってもらいました。
   ”家”というものについて、いろいろなことを教えてもらい、多くのアドバイスを頂きました。
   そして、それまでのプランを見直して、間取りや配置を変えて、家の形も変わりました。
   外壁・屋根や内装もアドバイスを参考に選びました。
   もっと時間があれば、○岡くんに、じっくりとプランを考えてもらえたのですが、
   何せ、急に決まり、時間があと半月もないので仕方がないのですが、何とも残念です。
      見積もり金額と値引き額についても、相談にのってもらいました。
   これは一概に妥当かどうかいうのは難しいようですが、決してお安くはないようです。
   値引率も、お家の広さや、仕様・設備のグレードによって異なってくるとのことで、
   やはり、大きく、グレードの高いお家ほど、値引率は大きくできるとのことです。
    また、会社全体として儲けがでるかどうかなので、
   一方のお家で十分儲かれば、その分、他方のお家で多少儲からなくても、よいということになるわけです。
   さて、我が家は、前者なのか、後者なのか?
   我が家の大きさから考えると、もう少し値引きがあってもいいように思えるとのことでしたが…。
 
     さて、プランも固まりつつ、そろそろ契約を!となっていくわけですが、
   いざ契約となると、これまた勇気がいることです。
   渋っているわけではないけれど、なかなか決断できずにいると、
   何故だか、ダンナさんまでが、SWHさんの3人衆と一緒に、
   「どうかお願いします。」 と私に向かって深々と頭を下げています。
   ダンナさん!あなたはいつからSWHの営業さんになったのですか? 
   何だか私一人だけが悪者みたいじゃないの! プリっ!

    
そんなこんなで、2002年9月30日 大安吉日、めでたく契約!と相成りました。
   まだ、十分にプランが練られていないところもありました。
   値引きやそれに代わるサービスも、もうちょっと頑張ってほしかったのですが、
   このあたりが、まぁまぁ折り合いのつくところかということです。
    そして、大切な契約条件の1つ、SWHマスコット「ムースくん」を頂きました♪
   お家が完成して、ムースくんを飾るのが楽しみです。それまでは大切にとっておきましょう♪っと。
   そして、この後、詳細打合せとなっていきます。


   
    さて、今SWHに暮らしていて、この家に大きな不満があるわけではなく、
      とっても満足しているのですが、
      やはり、プランニングは肝心!
      プランニングにもっともっと時間をかけ熟慮するべきだったと思っています。
      パネル工法、どうしても在来工法に比べれば、自由度が低いです。制約があります。
      特にSWHは120cmモジュールで、60cmを単位として伸び縮みです。
      私たちは約1ヶ月サボってしまったわけで、
      この間に、もっともっとできたこと、考えられたことがあったはずです。


        
      私たちのお家のコンセプト




     スウェーデン北欧の家だけど、
     私たちの大好きな”沖縄−八重山” を感じられるお家。




     屋根か玄関先には、シーサーをおきたい。
      ”西表わいるどふぁ〜夢” のリビングで過ごすような

     ゆったりとした時間の空間…



 
 
 そして、こんなお部屋・間取りにしたいな…
         

 <子世帯>
    ピーリング斜天井、シーリングファンが回る、リビング。  
   クラシック音楽や映画を楽しむAV・シアタールーム。
   対面で開放的な、キッチン。
   リビングの隣にある、ワーク&スタディルーム。
   寝室は狭くても、広いWIC。
   リゾートホテルのような大理石、ひんやり気持ちいい洗面・トイレ…

    くつろきの広いウッドデッキのバルコニー。

  

  <親世帯>     

   庭が眺望できる空間                   
   仏間・客間になる、床の間と床柱がある和室
   水回りは北側に。
   洗面所とトイレは温かく。
   応接セットがおける部屋。
   十分な広さのそれぞれの個室。と出窓。
   玄関やホールと廊下は広〜く。


        
    …勿論、すべてが叶えられたわけではありません。