SWH建築回顧録 出会い〜竣工を思い出して
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1.Sweden House との出会い♪ |
出会い!…ある日偶然に
確かなことは、もう思い出せないのですが、
冊子「The Sweden House」が、No.54(1995年1月)から揃っているので、
この1995年の2月か3月頃が「出会い」だろうと思います。
横浜のみなとみらいでのダイビングフェスティバルというイベントの帰りに、
トイレを借りようと寄ったのが住宅展示場でした。
それまでに、本気半分冷やかし半分で、いくつかの住宅メーカーを見てきましたが、
「スウェーデンハウス」という、今までに見たことがない住宅メーカーのモデルハウスが、
ダンナさんの目に止まりました。
そこでは、もうお決まり(笑)のパターンとなりますが、
SWHの高気密・高断熱・高遮音性能、木製の回転サッシとバルコニーの世界に、
ダンナさんはすっかり魅了されてしまったのでした。
私は?と言えば、実は、まだこのときあまり魅力を感じていなかったのでした。
というのも、当時は、SWHの特徴でもある「パイン材」があまり好きではなかったからです。
カントリーっぽい感じが好きではなかったのです。どちらかと言えばモダン好みだったかもしれません。
それと、私には、大手住宅メーカーに勤める建築士や施工管理士の友人が何人かおりまして、
もし家を建てるならば、彼らにお願いすれば、きっと最高のお家をつくってくれるはずだったからです。
なので、このときは、あまり気にとめていなかったと思っています。
しかし、その後、ダンナさんの希望のもと、SWHのモデルハウス巡りが始まりました。
バス見学会にも一度ですが参加して、いくつかのお宅を拝見させて頂きました。
SWHを知ってからは、他のメーカーのモデルハウスを見ることもなくなっていました。
もうすでにダンナさんは、”家を建てるならSWHしかない!” ”SWHでの快適な暮らしがしたい!”
ということです。
しかし、土地もない、都内の土地を買うほどの資金もない、賃貸住宅住まいの私たちですから、
この夢が実現できるとすれば、
「ダンナさんの実家を建て替えて二世帯住宅にする!」ということになります。
しかし私にとっては、二世帯住宅にしても、ダンナさんの実家に入ることになるわけですから、
「嫁」?としては、それなりの覚悟!もいります。
勿論、マイホームは欲しいけれど、まだ現実味がなく、SWHが建てられたらいいね、くらいの
夢の夢のような気持ちでいました。
できれば、友人に建ててもらいたいなぁという気持ちが強かったのでした。
そんな私と違って、ダンナさんはかなり本気だったかもしれませんが、
ダンナさんの実家の事情、二人とも仕事に追われてしまったりなどで、それ以上の具体的な進展
はなく、年月は過ぎていきました。
しかし、狭い賃貸住宅暮らしでは、
物はあふれ、タワーと化した荷物!激減する床面積!冬は、コタツ漬けの生活、足もとの極度の冷え、
結露はひどい! 夏は、エアコン漬けの生活、タンスの洋服にはカビが生える!
そのような生活を過ごす中で、送られ続けられた「The Sweden House」 を見ていると、
いつしか私の方も、SWHの「快適」な暮らしに憧れており、SWHの虜になってしまっていたようです。
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