![]() フリマがオイルショック後に出現したことから、省資源・省エネルギーの思想とフリマ現象を関連させて説明することも可能です。きっかけが資源意識の高まりだったことに私も異論はありません。事実、現在でも「もったいない」という感覚が、フリマ現象を支えているように思います。しかし、これだけでフリマ現象を説明することはできないように思います。フリマは一面「浪費」と表裏一体の関係にあります。よく考えてみるとそれほど必要ないものまで買ってしまう−−これは資源意識とは相反するものですが、実はこのような購買行動がフリマ現象を支えていることも否定できない事実だと思います。
「〜してほしい」(相手に対する要求)と「〜だと思う」(意見の表明)は、会話の2大要素です。「お腹が空いた」「おっぱい頂戴」は、2大要素そのものです。「夕ご飯は何」は、「おいしいものが食べたいゾ」という要求の変形です。疑問文で婉曲に要求したり意見表明することもあります。会話の相当部分はこの2大要素からなっています。
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