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2回目の大規模修繕(2017/03 築28年目)
写真・図
問題点 ⇒ 対応策
足場の設置   2017/01/24
   【施工会社 WEB SITE】

1.2日がかりで足場設置(若者が猛スピードで)

2.キメ細かく作業するため階段も分断。

  テナントの医院は高齢者も多いため

  回避のルート表示などを実施。

3.駐車場も出入口が狭くなり、不自由でした。
1)タイルの目地の防水
1.建物数ヶ所にエフロが発生していた

2.前回の業者は対策不可の回答

3.今回の業者は可能。(WEB SITE)

4.タイルセラクリーンを利用するとの事

  (Amazon でも入手可能)

5.最もひどいこの箇所はタイル交換

  上部は鉄筋が露出していたとの事

2)斜面タイル部の防水やり直し
1.前回の業者の判断でセブンSを塗布

2.10年以上経過すると、太陽光で劣化

3.ボロボロ状態となり、漏水再発

4.2年前 エフロカット を試行、効果無し

5.今回の施工会社の

   やってはいけない外壁工事 に該当

6.セブンSの剥離は、目地部が大変そうでした。
階段手摺 工事前・工事中
1.足場の幕は透明な網方式

2.防犯上の問題は少ない

3.タイルはかなり汚れあり

階段手摺 工事後
1.タイルの汚れは除去された

2.壁の汚染防止ひさしもパテ処理

3. 今回の施工会社は、種々の薬品を選定・活用

階段手摺 エフロ発生部
1.タイルの汚れは除去された

2.少しの痕跡は残っている

3.まずまずの修繕結果
増築境界部 地震によるクラック
1.2005(H17)年7/23(土)16:35 震源地千葉県

2.発生したひび割れ部の補修

3. 上部よりの浸水防止もして頂いた

4. シーリング交換は全箇所もれなく実施

  
長廊下の側壁(1階)
1.側壁内側に縦クラックが発生

2.応力の逃げが無いため地震で

  クラックが発生との事

3.深溝を追加工していただき塗装

4. 塗装は天井も含めてローラー掛け

竣工書類
1.使用材料・工程写真・補修図面等

2.記録データをいただいた

3.新規建築と同様となり、今後をフォロー

1回目の大規模修繕(2004/03 築15年目)
写真・図
問題点 ⇒ 対応策
足場の設置   2004/03/01
   【施工会社 WEB SITE】

1.2日がかりで足場設置

2.防犯での問題がありました

  業者は初体験との事ですが

  窓ガラスを破り空き巣発生

  (工事開始前のタイミング)

3.空き巣に注意!のビラを掲示
1-A)タイルのひび割れ
1.ひさし付近に多く発生

2.タイルの脱落の心配あり

3.放置は問題が多い

4.汚れも目立ってきている



1-B)割れタイルの取外し
1.電動振動ノミにて除去

2.防塵マスクでの過酷な作業

3.室内での音も激しい

  (予想以上に大きい)


  事前作業

4.鋼球の打音にて浮きチェック

5.ビニールテープにてマーキング
1-C)タイルの貼付け・表面洗浄
1.新しいタイルを貼付け

2.薬品(強酸)でタイル表面を洗浄

3.強固な汚れは手工具で剥離

4.特殊薬品のため前処理実施

  窓・ドア等のマスキング

5.この洗浄処理にて、目地部に

  雨水が浸透しやすくなった

  と思われる後遺症が発生

   最近は中性に近い洗浄剤を

  使用する例が多い?
1-D)シール取替・ドア枠と天井塗装
1.ひさし上の太目の分割目地シール

2.ドア枠外側の防水シール を取替

3.ドア鉄枠(茶色)と天井(白)塗装

4.これにて 完成。 新築と同様に

   きれいになりました。

5.ドア本体の塗装は実施せず
2-A)コンクリートのひび割れ
1.バルコニーの手摺部内側に多い

2.鉄筋の錆も発生

3.放置は問題が多い
2-B)ひび割れ・浮き発生部 補修
1.ひび割れ部の補修

2.浮き発生部は孔をあけ

   樹脂を注入

   (千鳥配置で9箇所)
2-C)再塗装と床部外周のシール補修
1.バルコニー内側の再塗装

2.床部外周のシール補修

   床の塩ビシートは今回何もせず

3.シール補修は検収確認の段階で

  追加注文となり別料金となった

4.見積に含まれるものの詳細を

  確認しておく必要がある

5.しかし、現実としては作業者の判断

  に任せている部分が多く、見積以上

  に実施してもらった作業内容もある

6.工事タイミングに合わせて

  作業責任者へ要望を伝える事が

  最も効果的と思われます
原因と今後の対応考察

  1.タイル・コンクリートのひび割れの原因としては

  A コンクリートの乾燥過程での収縮・体積変化での歪によるもの

  B 真夏の高温 ⇔ 厳冬の低温 の温度差による建物の膨張・収縮

  C 地震での 揺れ・振動によるもの   が考えられます

2.原因の寄与度としては A が80%程度と推定され 今後の再発状況を確認したい。

3.今回 施工会社のすすめにより 【耐候性のある外壁のタイル用塗料】 を使用。

   水を使用した、洗浄方法も工夫し長期間での汚染防止の効果を確認したい。


参考にさせていただいた WEB SITE

   【大田区分譲マンション居住者交流会】    【自宅マンション大規模修繕工事の記録】

3)震度5の地震によるひび割れ
1.2005(H17)年7/23(土)16:35 震源地千葉県

2.震度5 は 1992(H4)年2/2 以来13年ぶり

3.ひび割れの点検を実施したところ

4.左写真の黄線で囲んだクラック発見

5.場所は 最上階ベランダの手摺り

6.昨年の外壁補修時には無かった

  この箇所は2000(H12)年2月に改修増築

  した部位の境界線で、強度的に弱い

7.施工会社より地震後に電話問合せがあり

  この部位のみ問題があった事を回答

8.その日に営業マンが来訪し、後日

  ひび割れ部をシール補修のはずですが・・・
4)外壁補修後に発生した雨漏れ


1.外壁補修後に雨漏れが発生


2.3階居室の天井裏 2004/10 内装改装時発見

3.原因調査のため、天井裏への点検窓を設置し

   漏れ量をチェック(停止まで3ヶ月経過)


4.4階居室の床板が腐食⇒壁よりの滴下を確認

   漏れをチェックしていた真上の箇所2005/09

5.左上写真の赤丸部への放水5分で約1cc/10分

   斜面タイル部での雨漏れ発生が多いとの事

6.赤線範囲を防水処理(厚膜4回塗り)2005/12

   これで OK かと思われたが、再度雨漏れ


7.左下写真の黄丸部への放水で同様の水漏れ

   サッシ枠 周辺では無く、タイル目地らしい

8.黄線範囲を防水処理(厚膜4回塗り)2006/02

   最後の塗装は、材料費負担となった

   効果を確認し、支払いを実施



 明確な証拠は無いが外壁補修が起因かも・・
5)エフロの発生と対策






1.2011(H23)年3/11 大震災では被害は無かった


2.外壁工事業者より、気になる箇所の打診あり


3.エフロの発生と対策を要望

   昨年の営業マンは対応困難との回答


4.本年になり、塩酸でエフロの除去を計画


5.実際には左写真のようにスクレーパーにて

   タイル表面を押し付けて除去


6.その後に荒いサンドペーパーにて表面清掃

  作業方法はベテラン作業者の固有技術だった

  予想よりも短時間できれいにしていただいた


7.発生原因はタイル目地より雨水が浸み込み

   出てきた場所で溶けたカルシウムが固化


8.防止対策としてはタイル目地の防水

   工事業者は目地の防水対策は不可との見解

   アクリル透明ラッカー塗布も効果無し

   エフロカット を試行したが、これも効果無し

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