物置小屋(自転車小屋)作製にかかった費用や材料

自転車小屋の材料を何にしたのか、費用がどの程度かかったかを記録しておきます。
新築直後でいろいろとお金がかかり、ウッドデッキも作った後だったので自転車小屋にはあまり費用をかけたくなかったです。
とりあえず既製の物置小屋よりは安く作りたかったです。
費用は計算間違いもあるかもしれませんが、選択する際に考慮していた値段ということで見てください。

基礎の選択と費用

自転車小屋なので、自転車を持ち上げなくても収納できるように土間コンクリートにしました。
ドアも大きめに作ったので、自転車の出し入れがおっくうにならずによかったです。
土間コンクリートは、ウッドデッキの土間といっしょに建物を新築した業者に施工してもらいました。

基礎はコンクリートブロックを置くことにしました。
頑丈に作り、雨水が侵入しないようにするには、一列にコンクリートブロックを並べた方がいいでしょう。
しかし、3m×1.8mの全周に並べるのが大変そうで、費用削減のため4隅と1mぐらい置きに一つコンクリートブロックを置きました。
コンクリートブロックをきれいに水平に並べなくてよいので楽でした。
土間コンクリートに穴を開けてアンカーを取った方がよいのでしょうが、面倒そうだったのでコンクリートボンドで留めるだけにしました。

構造材の選択と費用

しょせん自転車小屋なので、雨水対策をあまりするつもりがないのと、長く持って欲しかったのでWRCで作成することを検討していました。
しかし、思いのほか費用がかかることに気づき、防腐処理済みSPFにしようと思いました。
が、どうせなら安くあげようと普通のSPFにしました。土台のみWRC+防腐処理済みSPFにしました。
しかし、防腐処理済みSPFは失敗でした。まっすぐそうな材を選んだのですが、ねじれがひどく大変でした。
土台だけなら大した値段の差じゃないのでWRCにすればよかったです。

建てて1年ほどたった時点の感想は、SPF材で十分によかったです。
適当な割に構造材が濡れていることもなく、風通しもよいからそんなに傷まない気がしています。

壁材の選択と費用

WRCのサイディング材のサンプルを入手したりして悩みました。
WRCのサイディング材は高いし、近所の杉板の古い小屋はぼろっちいし、古いトタンの倉庫はみすぼらしいし、
家用のサイディング材(コメリ)はなんだか施工が難しそうだし。
結局、値段が安くて、1枚の面積が広くて施工が楽そうなトタン(コメリ)にして、見栄えは周囲に飾りの木をつけることにしました。
サイズバリエーションが多く、無駄が少なかったのも利点の一つでした。
耐久性が少しよく無残に錆びることがなさそうなカルバリュウム鋼板の波板も少し高い程度だったのですが、
近くのホームセンターで無塗装のものしかなく、銀色はさすがに見た目が悪そうなので止めておきました。

しかし、トタンの板は自転車小屋の作成工程にも書きましたが、失敗でした。
きれいに張るのは技術がいるようで大変でしたし、下手くそのトンカチの音はうるさいし、釘頭は1ヵ月もしないで錆てきたし、後悔しています。

屋根材の選択と費用

屋根はトタン波板も考えたのですが、比較的に安い値段で屋根専用の見栄えもよくて施工も楽そうな材料があったので、それにしました。
オンデュリンのメタリンプラスシートというものです。1枚の長さが2mで、計画中の屋根にぴったりでした。
ポリカなどの波板は耐久性が低そうだし、見た目も悪いので検討しませんでした。
アスファルトシングルを敷くのも、合板を張って、防水紙を張って、と手間がかかる割に安くならないので検討しませんでした。

この屋根材は、コーススレッドでどんどん止めていけば楽に施工でき、見た目もきちんと作ればきれいそうでよかったです。
端部の処理が適当だったせいで、うちの自転車小屋はちょっと見た目が悪いですが。

トータルでかかった費用

いろんなお店でいろいろ買っていたのと、半年もたってからホームページを作成しているせいでかかった費用の総額はよく分りません。
カードの支払記録等から判断すると、8万円程度だったと思われます。
上記の材料以外にもボンドやトタンバサミ、コーススレッド、書籍購入代なんかを含んだ値段ですが、ドリルや丸のこ等の工具は含みません。

そこそこ安くは出来たのですが、トタンのせいか満足度は低かったなぁ。

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