木工に関する基礎書籍

決定版 基本の日曜大工 (暮らしの実用シリーズ)

基本の日曜大工

目次にあるように幅広いDIYを網羅しています。一家に一冊あると何かの時に便利そうです。
カラー写真が多く使われていて分かりやすいです。ドゥーパの個別の本を厳選してまとめ直したようで、各項目ともページ数は少なくても内容は充実しています。
ドゥーパらしく木工やガーデンエクステリアの内容が多いですが、これらは個別の本を持っているので、自宅のメンテナンスがもっと多いとよかったです。

Part1はガーデンです。ウッドデッキも5ページだけですが、これだけでも充分に作れそうな内容です。
Part2は塀・門扉・家まわりです。雨どいのメンテナンスも必要なんですよね。
Part3は木工DIYの基礎です。工具の使い方や木材の選び方などです。棚板の固定方法は9種も比較してありました。
Part4はリビングです。ドアクローザーの調整ぐらいささっとしたいですね。窓に防犯フィルムはいいかな。
Part5は和室です。我が家は予算上、和室を作りませんでした。
Part6は廊下・玄関です。階段の手すりは必需品ですね。
Part7はダイニング・キッチンです。水まわりはいつか役立ちそうです。スライド蝶番の調整が役立ちました。
Part8は洗面所・浴室・トイレです。こちらも水周りの補修がいつか役にたちそうです。


DIY工具選びと使い方たよりになる工具が満載!

DIY工具選びと使い方

左の画像をクリックすると、目次が画像で表示されます。
私が本屋等で見た中では断然多くの種類の工具が掲載されていて、見ているだけで楽しいです。
ちょっとした使い方も載っていて、カラーで分かりやすいです。この本を眺めているだけでDIYのアイデアがでてきます。
ただ、価格情報や商品の種類がもう少し載っているともっとよかったです。

Part1は電動工具です。安全の基礎知識といろいろな工具でどのような加工ができるか参考になります。電気ドリルを使った研磨の方法や4モードインパクトドライバー(振動ドリルにもなる)が気になりました。スライド丸ノコは私の購入したM244が載っていましたが、扱いが小さかったのが残念です。
Part2は大工道具です。トンカチやノコギリの使い方は基本的なことですが勉強になります。最適カンナが欲しくなってきました。
Part3は機械工具でドライバーやペンチ、レンチなどです。ネジに合ったドライバーの規格(+ドライバーならNo.2とか)を使うのが重要ですね。トルクレンチは購入しました。ショックドライバーが1セットあってもいいかも。
Part4はその他の作業工具でカッターややすりなどです。サビ落としに真鍮ブラシを使ってましたが、ステンレスブラシとの違いが参考になりました。圧着ペンチも持っているけど、使い方が分かっていなかったので参考になりました。
Part5は補助工具・測定具でクランプや水準器などです。コンベックスで箱の内側を測る方法やサシガネの様々な活用法は参考になります。型取りゲージが妙に使ってみたくなりました。


DIY道具事典 決定版―電動工具・手工具の選び方使いこなし術完全ガイド (Gakken Mook DIY SERIES)

DIY道具辞典

紹介されている工具の種類は多くないですが、一つ一つの使い方が詳しく記載されています。
写真が多く、電動工具は具体的な商品の種類と価格が比較的に多く載っています。

Part1はベーシック電動工具として、ドリル・ジクソー・丸ノコについて詳しいです。インパクトドライバーとドライバードリルの違いもよく分かります。ウラ技も紹介されていました。
Part2はレベルアップ電動工具として、トリマー・ディスクグラインダー・サンダーなどです。特に、トリマー&ルーターはビッドの紹介や使い方、ジグについてなど詳しく紹介されています。
Part3はスペシャル電動工具として、電気カンナ・糸のこ盤・チェーンソー・テーブル丸ノコなどです。具体的な商品とスペックが多いです。トリトンワークセンターの紹介もあり、置き場所と予算があれば欲しくなりました。
Part4は基本手工具として、かなづち・ノコギリからカンナ・ハタガネ・ハケなどです。そんなに細かくないですが、必要な使い方は一通り記載されています。
Part5は測定道具超入門です。白黒ページですし、他の本にも記載されているような内容ですが、一度は測定道具の使い方を読むとよいと思います。


DIYシリーズ DIY木工上達テクニック

DIY木工上達テクニック

メジャーやサシガネを使った墨つけの仕方や電動ドリルを使ったネジ締めの仕方など、基本的なことから詳しく説明されていて参考になります。
塗装もペンキ、ニス、ステイン、ワックスのそれぞれの特徴や使い方が説明されていました。
最後の設計・プランニングも、接合の仕方によっての難易度、強度、美観などが5段階でランクづけされていて参考になりました。


DIYシリーズ 日曜大工で楽しむ2×材 木工入門

ツーバイ材木工入門

Part4のガーデンシェッドは1.4m×1.6m程度のサイズですが、私の作った物置と構造等が似ていて非常に参考になりました。
屋根材には私も使ったオンデュリンのメタリンタイルを使っています。(表紙写真の左列中央の物置) 
Part1では、墨つけの仕方など基本的なことからホゾ組み、塗装まで紹介しています。ニスやワックスの特徴や塗り方が詳しくて、室内家具の塗装の参考になりました。
Part2,3では、計17作品の寸法図や作り方などが紹介されていました。椅子が多かったですが、ハンモックスタンドとフロアスタンド(床置きの間接照明スタンド)が気になりました。


保存版 簡単木工作例100 (学研ムック DIYシリーズ)

簡単木工作例100

お手軽な木工作品が100個も紹介されています。1作品に1ページから2ページで紹介ですが、初心者でも作れると思います。
目次にあるように、「椅子」「テーブル」「ベンチ」「デスク」「棚・ラック」「キッチン等アイテム」「収納家具・小物」「ガーデン収納」「ガーデン家具・小物」「ガーデンリビング家具」「暮らしの小物・趣味の小物」「その他の実用小物」に分類されています。
デッキチェアはウッドデッキに置くとよさそう。ハンガーラックも子供部屋の収納に作ろうかな。市販スノコを活用したデスクセットもありました。


手づくり木工大図鑑

木工大図鑑

ハードカバー456ページ厚さ3cmの図鑑です。かなり本格的に木工をする人向けの、1冊本棚に置いておこうかといった本です。

第1章木材 200種の木材の写真、学名、産地、特徴、用途が記載されています。耐朽性、白アリ抵抗なども記載されています。アフゼリアの心材は耐久性及び白ありに対する抵抗が高いが、辺材にヒラタキクイムシ類の害だそうです。目次に別名(セランガンバツは、バンキライで記載)がないので探しにくいのが難点です。その他に木材の構造と名称や木材市場についてなどの記載があります。
第2章木工工具 電動工具も一通りの記載がありますが、手工具についての記載が詳しいです。のこぎりの縦引きと横引きでノコギリの角度が違うんですね。
第3章木工技法 継ぎ手の技法ってこんなにあるんですね。ちょっと私には関係ない世界ですが。継ぎ手の作り方は基本的に電動工具を使った説明でした。スライド丸ノコで作れる継ぎ手に挑戦してみたくなりました。接着剤や塗料の比較もありました。
第4章木工作例集 椅子や机など17作品の作成手順が図面や材料と共に詳しく紹介されています。スプーンやフォークもあります。どの作品も高度な技術が要りそうですが、将来的には作ってみたいです。反りの修正の火造りや凹み修正の水引きは参考になります。
第5章人と木工作品 15名の日本の木工家が紹介されています。この他にヨーロッパの名門木工工房も紹介されています。また、日本の家具名産地や道具博物館の一覧もありました。


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