4.ある日
やだ、私ってば。妄想が暴走。
4.28 ◎ 悩んだり、悔やんだり、疑ったり、阻止したり…… いろいろしたけど、気付いちゃった。今日。 気付いちゃったんで、今日から改めてスタートです。お約束事 妄想しない。相手の気持ちを気にしない。ヤキモチ焼かない。期待しない。 これが出来ればそのまま進んでオッケーです。 許可します。 不純物の無い好感が育っていきますように。 4.29 ○ 打てば響くところが好きです。4.30 △ 小心者の私は彼の後姿しか、しっかり見れない。5.1 ○ 穏やかな喋り方。 後姿。 分からない事を教えてくれる。一緒になって考えてくれる。 声。 頑張ってるとこ。 耳。 ズボンをちゃんと履くとこ。 歩き方。 ん? っていう時の顔。そんなとこ、なかなか、参る。 私が不意に泣き出したら、きっとそれが原因。
5.2
◎ 今日は彼の色んな顔が見れた。目を細めて遠くを見てる顔。 真剣な顔。 寝てる時の顔。 ん? の顔には負けるけどね。 どぉしよ。好きが止まらない。 5.3 ○ 今月の目標 『期待しない』大きな言葉だなぁ。 私の妄想を一刀両断。 私の苦悩も一発解決。 だからあのー、お願いです。 期待させるようなことはしないでね。 5.4
○ 彼とは一杯話してるのに。 まだまだ物足りない。だから反芻。思い出を反芻。 彼と話した色んな事を反芻するの。 胃袋に反芻できない位の思い出が溜まると良いな。
5.5
○ 凄い謎な事された。
送ってもらえないくせに、2ショットで話したりした。
なんだろ。訳が分からない。
今日は楽しかったのか、つまらなかったのか、 良く分からない。
謎だ。謎のままだ。
なんだろ。仲良しっぽいのに。
凄く気にされてるっぽいのに。
すごい淋しい。当駅止まりの電車を横目で見ながら。
5.6
△ 毎度毎度のことですが、本当にいいように解釈する自分に呆れるなー。
ちゃんと本当の答えはすぐ近くにある。
そしてそれは私に都合の良いことばかりじゃない。
まあ、多分、私は話しやすい異性の一人なのだろう。
という事はだ。異性として見られて無いという事だ。
きっとそうだ。
完璧な人間などいるはずもなく、100%タイプなんて人もいるはずなく、
そんな事に気付いてしまった今日このごろ、突然終章する可能性はかなり高い。
二日会えないのも全然へーき。
今はそんな感じ。
5.7
△
秘めてた想いを隠しきれなくて
女友達に打ち明けた。
へーきだった想いがへーきじゃなくなってきた。
5.9
△
今日が昨日だったらいいのにな。 今日が昨日だったらいいのにな。 彼のいないこの空間はつまんないよ。 昨日、この時間、彼の目に映ってたのはどんな景色だろう。訳も無く、泣いちゃう日々。 切なすぎて。 すぐ溢れちゃうんだ。 going under ground聴きながら。
5.15
○ 色んな事が少しずつ見えてきて 少しずつ自分の気持ちも落ち着き始めてきました。 もう止めてもいいはずなのに、期待しちゃう私はバカですね。2番手でも カモフラージュでも かませ犬でも あなたが私にちょっとの好感を持っていてくれてる事が分かって、やっぱり嬉しくなっちゃってる私はアホですね。 ちゃんと大人になりたいな。
5.16
○ おっかしーなー。 好意なんだか普通なんだか また分かんなくなってきました。 まあいいや、ちょっと秘密っぽい、この、彼との二人だけの時間が楽しければ。 5.17
△ 「触れたくないんでしょ?」 彼のセリフ思い出す。 私は彼が思っている以上に彼に触れたい。 言えないけど。
5.19
△ カモフラージュな私は、協力者になれって言われた。 んなもん、なれっかつーの。だって、まだちょっと期待しちゃってるんだもん。 ナノミクロンの可能性に賭けちゃってるんだもん。 あーあー、本当につくづくアホな私。 巨大目覚まし時計を誰か貸してくり。 5.20
△ ナノミクロンなのに。 ナノミクロンなのに。 どうしてこうも膨張させられるのかなー。 質量の法則完璧無視。 学会で発表されたら注目されるかも。 5.22
○ やりました。 とうとう自分自身でナノミクロン、潰す事に成功しました。だって気付いちゃったんだもん。 今までずっとすがっていた、たった一つの疑問、その謎が解けちゃったんだもん。 さあ、あとは、どう普通に振舞えるかっていう……。
5.22
△ 私へ お願いですから、新しいナノミクロン、 見つけ出さないで下さい。 5.25
○ 多分きっと二人は凄く仲良しになれる。
姉弟みたいな。
同性だったら間違いなく毎日遊んでる。
異性だったから
、ちょっと意識しちゃった。
期待しちゃった。
ドキドキしちゃった
。 そんな感じ。
これからは彼の良き話し相手になろう。
面白くて
気が利いて
時に自尊心をくすぐるような。
そして私はやるべき事を沢山やろう。 そう思った。 5.27
△ 何て間の悪い……。 せっかく忘れそうになってるのに せっかく普通の存在になろうとしてるのに 何で入り込んでくるの。弱いから期待しちゃうんだよ。 スキマを埋めたくなっちゃうんだよ。 お願いだから存在を消しておいて。 もしくはあなたの恋をさっさと成就させちゃって。 メールを待つのは凄くツラいんだよ。 6.1
? 髪形変えた事に気づいてくれた。
そんな事ももう嬉しくない。
彼への尊敬の想いはかなり薄れた。 まるで
保育園児を相手にしてるみたい。
世話焼くのに飽きちゃったら、多分友達でもなくなるよ。6.2
◎ 何で私の気持ちって、こんなに日替わりなんだろう。 もうすっかり終わると思ったのにな。 なかなかの良い雰囲気に、めっきりやられちゃってます。 また勘違いの可能性大なのに。私でいいじゃん? なんて本心を本当は凄く言いたくてたまらない。
6.4
△ 悲しくなるんだったらメールなんかしなきゃいいのに。 何度も決めたじゃん? メールするの止めようって。 冷たい気がするとか 返事が来ないとか そんなんで落ち込むんだったら、もうしなきゃいいじゃん。何度も決めたはずなのに、全然出来ない。 ちゃんと確固とした自分にならなきゃ。 6.5
○ 私ってば翻弄されすぎ。 あいつは絶対知っててやってんだ。 私が意外な一面に弱いって事。 私が甘えた態度に弱いって事。もー滝つぼに落ちた葉っぱみたい。 くるくるくるくるくるくるくるくる もー大変です。 6.6
○ 目をつぶったり 風景見たりするたんび あいつの残像が見えて困る。あいつがいそうな場所では 特に困る。 でもそれはきっと それだけあいつの事見ちゃってるって事なんだろーなー。 あーあー。 6.8
○ 振り回されてるぅうぅうぅう〜 振り回されてるぅうぅうぅう〜夜寝られなかったり いつでも連絡取れるようにしたり 呼び出されて、のこのこ出向いたり 振り回されてるぅうぅうぅう〜 きっと学習機能が欠落しちゃってるんだ。 何しちゃってるんだ、私。 よゎぇーなー、私。 誰か助けて。 6.9
◎ あ、あれ? なんか凄く楽しいんですけど? 凄く仲良しっぽいんですけど? 凄く気持ちが通じてる感じなんですけど? ADSL回線が直通になってる気がするんですけど?これまた気のせいですかねぇ……。
6.10
× 嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い大嫌い。 ブルーレット見るだけでむかつく。
6.12
◎ 専用の受信ボックスが必要な位、彼からのメールが溜まる。 メールを出すと、すぐ返事が返ってくる。 朝イチなのにメールが来る。 帰宅して、今日一日の出来事を知らせてくれる。彼にとっては些細な事なのかもしれないけど 私にとってはめちゃめちゃ嬉しい。 駄目だ。怒りが持続しない。 駄目だ。決心がすぐ揺らぐ。 駄目だ。嫌いになれない。 きっとまた叱られちゃう。
6.13
○ 右手の薬指が彼に触れたがってるんだ。 触れた事もないのに感じるんだ。 痺れちゃってるんだ。 それはきっと何かの記憶。
6.15
○ 彼の恋はきっと成就しない。 そして私の恋はもっと成就しない。
6.16
○ 私の心が日替わりなんかじゃない。 きっと彼の心が日替わりなんだ。
6.17
△ 彼女の言う事はいつだって正しい。 私はちゃんとした私になろう。
6.18
○ いつだって斜向かいの君。
6.20
○ 期待しちゃうような事が無ければ 平穏無事な毎日
6.25
◎ 思いっきりすっぽかされてるのに、 ネムネムの声が可愛い なんて思っちゃ駄目だぞ、自分! 思いっきり負けてるぞ! 自分!!今の声、録音しときたかった なんて思っちゃ駄目駄目だぞ! 自分!!
7.1
× やめて。
それ以上彼女と喋らないで。
私が知ってるあなたの情報を彼女が軽々と越えてしまうから。
彼も彼女もなーんもしてないのに、一人で怒っている私。
全然消化されてない私の思い。
彼の恋が上手く行くことを願っていたんじゃなかったの?
7.2
△ 家に帰ったら、受信ボックス毎削除してしまえ。
これは協力ではなく、利用だ。
それに気づかなかった私もかなり問題だけれど。
今度こそ。今度こそ。そう心に誓った。
7.3
○ 予想以上に早く終わった。 予想以上にはっきり終わった。 まだ私のどっかで幕引きを拒んでる想いがあるけど。次は第三章で会いましょう
|