jww形式のウッドデッキ図面の作成方法

エクセルマクロの紹介

ウッドデッキの設計図をフリーソフトのJW_CAD等の図面として作成するExcelのマクロを作成しました。
任意のサイズで3種類の作り方のウッドデッキ図面を作成することができます。
エクセルマクロのダウンロードは、ウッドデッキの図面作成のページからお願いします。
jww形式の作成にあたっては、Hirocom777さんのVBdeJWというプログラムを利用しました。
非常に役に立っており感謝しています。
利用しているHirocom777さんのソースリスト名とバージョンは次のとおりです。

VBdeJW

ウッドデッキの図面作成マクロの使い方

JWWで2.5D表示

1.ダウンロードしたエクセルファイルを開き、マクロを有効にしてください。
2.シート見出しで[大引き工法],[サンドイッチ工法],[枠組み工法]の中から描画したいシートを開いてください。
3.ウッドデッキのサイズや使いたい材料の幅などを入力してください。薄い緑色のセルに入力します。
4.指定が終わったら、左上にある[描画]ボタンを押してください。エクセルファイルがあるフォルダに指定したファイル名でJWW形式のCADファイルが出力されます。

木拾いの参考に必要な木材の本数もエクセルファイル上に表示されますが、間違いがないか各自確かめてください。

makefacesを用いて、JW_CADの図面をSketchUPに取り込む方法は、JW_CADの2.5D図面をSketchUpにへ移動しました。


JW_CADでのウッドデッキ図面の書き方

簡単な図面の修正方法を次に書いてみましたが、後から自分で読み返すと分かりにくいところが多いです。
JW_CADはかなり有名なソフトで使い方の本も何種類か販売されていますし、使い方を解説したホームページも多いので、そういったものを参考にしてください。

JW_CADの表示(レイヤ)について

CADソフトというのは、複数の線画のページを重ねて表示するソフトです。
全部を表示していると見にくい時は、必要なものだけ表示するとよいです。
寸法など新たに書き加える場合は、別レイヤに書くとよいです。

寸法値の書き方

エクセルのマクロで寸法の値も書き入れることも考えましたが、簡単にCAD上で描けるのでExcelで対応するのをやめました。

  1. Jw_winのツールバーから[作図(D)]-[寸法(M)]で寸法モードにする。
  2. ツールバーの下に傾きを入力する欄があるので、デッキ材方向は0°を根太材の方向は90°を選択する。
    斜めの線は「線角」という機能を使うと便利です。
  3. 画面上で寸法の引き出し線を描きたい任意の場所を左クリックする。
  4. 寸法を知りたい線(寸法値を書きたい線)の先端付近を右クリックする。
  5. 寸法を知りたい線(寸法値を書きたい線)の終端付近を右クリックする。

これで寸法線と寸法の値が描画できます。
「寸法の引き出し線」とか意味が分からなくても、試しに適当にやってみると理解できるかと思います。

定型以外のデッキについて

このマクロで作成されるウッドデッキの図面は、かなり怪しいので、構造などは各自チェックしてください。
何かあればメールください。また、必要な方にはソースファイルも提供します。なお、無断転載などはしないでください。

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