郵趣(郵便史)でみるチェコスロヴァキアの歴史

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チェコスロヴァキア郵便1919加刷


ホシュティツェ・ヘロティツェ->フルスチャウ

1919年12月23日

左から順にオーストリアの不足料切手に加刷、チェコスロヴァキア切手、オーストリアの新聞切手に加刷、ハンガリー切手に加刷。

チェコではオーストリア切手が、スロヴァキアではハンガリー切手が通用していましたので、オーストリア切手への加刷とハンガリー切手への加刷の両者を同時に貼付した利用は自然には発生しにくいと考えられます。その点から、このはがきは郵趣家が意識的に作成したものではないかと考えられます。

オーストリア切手及びハンガリー切手に「チェコスロヴァキア郵便1919」と加刷した切手が額面の1.5倍の価格で発売され、加刷前の額面で通用しました。郵趣家への頒布を狙った切手発行です。1999年6月初旬現在、プラハの中央郵便局では倉庫から見つかったこの80年前の切手を郵趣窓口でパケットとして販売していました。