|
共産党クーデター(歴史)ミュンヘン協定によって、英仏に煮え湯を飲まされたベネシュ大統領は第二次世界大戦 中にソ連への期待を高め、ソ連との友好援助条約を結んでいます。しかし、チェコスロヴァキアでは1945年から1948年の間は共産党の独裁政権では なく、共産党も連立内閣の一部を占めていたにすぎません。 1948年2月25日、共産党はクーデターを起こし、ベネシュ大統領に非共産党員の 閣僚が抗議のつもりで提出していた辞表の受理を迫ります。こうして、クーデターは 成功し、残るただ一人の非共産党閣僚だったヤン・マサリク外相(T・G・マサリクの子息) も外務省の宿舎の窓から謎の墜落死を遂げ、総選挙を経て社会主義国へとなっていきます。
(郵便史)1.2月25日革命1周年記念押印
|