郵趣(郵便史)でみるチェコスロヴァキアの歴史

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展示案内
1.独立
2.ミュンヘン協定
3.保護領
4.終戦
5.クーデター
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終戦と解放(革命切手の世界)


(歴史)

1944年頃からスロヴァキアはソ連軍によって、1945年に入ってチェコはソ連軍と アメリカ軍によってドイツ軍が駆逐されていきます。そして、1945年5月8日、プラハ が解放され、終戦となります。

チェコスロヴァキアの解放はベルリンの陥落よりも遅いのが印象的です。

カルパチア・ウクライナはソ連に割譲されます。

チェコでは解放された地域で、ボヘミア・モラビア保護領切手や(ズデーテンラントでは) ドイツ切手にチェコスロヴァキアと暫定加刷した「革命切手」が使われました。これらの 切手はごく一部の地方で短期的に通用した「地方切手」と考えられます。


(郵便史)


1.カルパチア・ウクライナにおける解放切手
ハンガリー切手にCSP加刷正刷正刷
記念押印・はがき記念押印・ハンガリーはがき加刷はがき
カルパチア・ウクライナはハンガリーに占領されていた地区で、チェコスロヴァキアでも 最も東端にあたります。ソ連軍による解放も1944年からはじまりました。亡命政権の ベネシュ大統領は、切手にチェコスロヴァキアの文字や図案を入れることを指示する 制令を布告し、C.S.P.(Czesko Slovenska Posta:チェコスロヴァキア郵政)の文字が加刷 されることとなりました。消印にもC.S.R.(Czech Slovak Republic: チェコスロヴァキア共和国)という文字が入れられています。

2.コシツェ発行切手
カバー カバー
コシツェ発行切手は、スロヴァキア東部の都市、コシツェがソ連軍によって解放された後、第二次世界大戦(欧州戦線)が戦争継続中の時期にチェコスロヴァキアの領土内に復活したチェコスロヴァキア政権によって使用された切手です。ここに示した2図案で5額面が発行されています。

3.革命切手カバー
正刷
ヒトラー切手へ加刷
オロモウツ
プラハ
フリーデック
スシツェ
ブデェヨヴィツェ
テプリツェ
ロジュノフ・ポド・ラドシュチェム
カバー
カバー
カバー
はがき・記念押印
カバー
記念押印
カバー・記念押印
田型・使用済
はがき・記念押印
4.終戦直後に差し出された実逓カバー(プラハ機械印)
カバー
5.ベネシュ大統領の帰国を祝う記念押印
はがき
6.1945年10月28日の独立記念日を祝う記念押印カバー
カバー
カバー

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