らくらくISO9001講座



ISO成功のための10の視点
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 本来は、経営方針の実現手段であるISOですが、実際に取組みを始めると、審査に対する
不安や、もっともらしい参考書の影響や、テストの答案を作るような意識が働いて、経営方針
よりも審査合格が目的になってゆきます。これは人間心理としてやむを得ない面はあるので
すが、そのままでは、無駄な文書や記録に追われる仕組みにな ってしまいます。

 ISOを経営に生かすためには、会社にとって本来何が必要なのか、優先順位を間違えない
ことが大切です。特に、管理責任者やISO事務局は、ハッキリとした目的意識を持って、腹を
くくって臨まなければいけません(どのように、腹をくくるかを、本項で述べています)。
 また、経営者も、進むべき方向を明確に示し、目的がそれないようにリードする必要があり
ます。時には、担当者の不安をなくすために「審査員が認めないのならば、私から説明する
から思うようにやれ」くらいのことは言ってほしいものです。

 ISO規格や審査員に振り回されることなく,ISO導入の目的を見失わないための考え方を
「10の視点」としてまとめました。記事の主体はQMSですが、考え方はEMSやISMSなどにも
共通するものです。ISO審査の呪縛を振り払い、真の経営管理システムとしてISOを使ってゆ
きましょう。

※ 本項は、月刊「アイソス」2008年3月号 特集「ISOは経営の役に立っていますか」に
   掲載されたものです

1.目的は会社の事業の発展だ
2.「経営の方向づけ」と「実務上の効果」で判断する
3.ISOは経営者が会社を管理するための仕組みだ
4.ISOがツールならば、審査員もツール
5.ISOは、都合の良い時だけ利用する
6.ISOは、都合の良い部分だけ利用する
7.ISOに書いてあることだけやっても良くならない
8.ISO対応と通常業務の線が引けないようにする
9.「これでは審査で指摘されます」の使い方を間違わない
10.審査の方向性を決めるのは受ける側

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