経営者が、会社の信用を上げたい、あるいは社内の問題を解決したいと願って導入するISO。しか
し、うまく行く会社は一部です。なぜ、うまく行かないのか。ISOの導入に成功する会社と、失敗する
会社とは何が違うのか。
ISOと正しく向き合い、ISOを企業の業務改善の切り札として使うための考え方をまとめました。
<目 次>
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ISO9001は、会社の仕事を良くする手段です。まともにやれば、仕事のレベルが向上
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し、結果的に仕事の効率も良くなるはずです。おそらく、半分ぐらいの会社はそれなりの
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効果を上げ、10%ぐらいの会社は大幅な業務の改善につなげています。
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ISO導入がうまく行かない会社は、必ずこの5つのパターンのどれかに当たります。
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ISOでなく、通常の申請や報告ならば、これらの方法は正しいのかもしれません。
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しかし、ISOでは通用しないのです。この辺りが、ISOの難しいところです。
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ISOを本当に役に立てるためには、ISO規格の条文や審査の呪縛から逃れ、大胆に
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使いこなすことが必要です。ISOに振り回されないための考え方を、10の視点として
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まとめました。(月刊アイソス 2008年3月号 掲載記事)
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中小企業にとっては、社内改革の切り札であり、大きなメリットをもたらすISOですが、
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うまく行く会社は一部です。ISO導入に失敗する原因のかなりの部分が、ミスリードする
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対象規格 ISO9001、ISO14001、ISO13485、ISO22000
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