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チューニング How to

チューニングってなに?
 電子ピアノやハーモニカなどと違い、ギターは演奏前に各弦の音
程を調整する必要があります。6本の弦を決まった音程に調整するこ
とをチューニングと呼びます。「ちゃんと弾いてるのに音痴」とい
う、やるせない状況は避けたいものです
チューニングの習慣をつけましょう
ギターは弾いてなくても音程がズレる楽器です。まずは演奏直前の
チューニングを決めごとにして、ちょっと弾いたらチューニングす
るくらいの習慣をつけましょう。とくにチョーキング奏法は音程が
ズレやすいので要注意です。
電気チューナーを用いたチューニング
 ケーブルでつなぐタイプ、直接ジャックに差し込むタイプ、
ギターヘッドに装着するクリップタイプなど様々なチューナーが
あります。クリップタイプはケーブル接続が不要なので、演奏を
中断せずにチューニングができます。
「オート」と「クロマチック」のどちらか、または両方のモードを
搭載しているチューナーが多いです。違いは以下の通り。

「オート・モード」
 基準音程とのズレをメーター針や数字で教えてくれます。いちば
んお手軽なモードですが、ズレすぎてるとオクターブを間違えた
り、違う弦の音程に合わせてしまいがちなので要注意。6弦から1弦
へ、だんだん高い音程になることを覚えておきましょう。

 例)4弦をチューニングしたいのに「5弦」と表示される
    →音程が低すぎるので「4弦」表示になるまで上げていく。

「クロマチック・モード」
 鳴らした音程を「C」「C#」のように全て表示してくれます。
♯(半音高い)表示に気をつけましょう。レギュラーチューニング
「E、A、D、G、B、E」に向かって各弦を調整します。このモードの
ほうが応用がききます。オクターブ違いには同じく要注意。

 例)6弦を鳴らしたら「D#」と表示される
    →あと半音上げれば「E」にチューニングできる。

 音の高さは周波数=ヘルツ(Hz)という単位で呼ばれます。数字
が大きくなるほど高い音程になります。「A=440Hz(ヘルツ)」こ
れは「A音は440Hzという高さに設定する」という意味で、通常はこ
の設定でチューニングします。
 多くのチューナーについている「Calib(キャリブレーションの
略)」のようなボタンを知らずに押していて「441」「442」のよう
になっていると、全弦を高めにチューニングしてしまいます。
設定Hzの表示に注意しましょう。

レギュラーチューニング
まずはスタンダードチューニングとも呼ばれるチューニングから。
音程の呼称=英音名で解説します。AからGまでのアルファベットと
♯や♭を組み合わせて呼びます。BとC、EとFは半音間隔(=フレッ
ト1つ分)で、その他は全音間隔(=同2つ分)です。

例)A音とB音のあいだの音は「A#」または「B♭」と呼ぶ。

 レギュラーチューニングの音程
  →6弦から順に「E、A、D、G、B、E」

オクターブ間違いに注意しましょう。オクターブの高さを
「E2、A2、D3、G3、B3、E4」と表示してくれるチューナーも
あります。弦交換の時など間違えがちなので初心者の方は要注意。



↑「CALIB」ボタン   ↑音叉(チューニング・フォーク)
音叉(おんさ)を用いたチューニング
音叉の種類もいろいろですが、ポピュラーなのは5弦を合わせるため
の「A=440Hz(5弦開放の2オクターブ上のA音)」の音叉です。
 テーブルを軽くたたくなどして音叉を鳴らし、耳に近づけるなど
して音程を聴きとります。これに5弦開放を合わせたら(オクターブ
違いに注意)、それをもとに他の弦をチューニングします。
以下、同音程(=異弦同音)になるようにチューニングします。

 ・5弦開放と6弦5フレット
 ・5弦5フレットと4弦開放
 ・4弦5フレットと3弦開放
 ・3弦4フレットと2弦開放
 ・2弦5フレットと1弦開放

ナチュラルハーモニクス奏法を用いたチューニング
 ナチュラルハーモニクス奏法(以下ハーモニクス)でも異弦同音
を利用したチューニングができます。
 ハーモニクスは弦上、フレットの真上あたりを指で軽く触れてお
いてピッキングする奏法。「ポーン」と高い音(倍音)が鳴ったら
左手を離してもOK。そのまま音がのびます。
以下、同音程になるようハーモニクスでチューニングします。

・6弦5フレットと5弦7フレット
・5弦5フレットと4弦7フレット
・3弦4フレットと2弦5フレット
・2弦5フレットと1弦7フレット

 フレットを押さえる(=少し弦を引っ張るのと同じ)のに比べ、
ハーモニクスはギターの弦高のセッティングに左右されずチューニ
ングできる、という長所があります。
ダウンチューニング
 全弦を半音下げ、全音下げ、のような変則チューニング。
電気チューナーの「クロマチックモード」を使うのが楽です。
 1フレットにカポダスト装着して(=1カポ)通常チューニングす
れば半音下げ(※全音なら2カポ)の完成、という方法もあります。
どれか1本だけ合わせて、あとはハーモニクスでチューニングでも
よいですね。
 弦の張りの強さをテンションと呼びます。ダウンチューニングで
はテンションが弱くなるので、弦がユルユルになって正常な音程が
鳴らない、弾きづらい、などの症状が起こりがちです。
ダウンチューニングでの演奏機会が多いのなら、それ用のテンショ
ン調整をするのもおすすめです。

 半音下げチューニング:(6弦から)D#、G#、C#、F#、A#、D#
 全音下げチューニング:(6弦から)D、G、C、F、A、D
↑1フレットにカポ=「1カポ」

ドロップDチューニング
 6弦のみ全音下げたチューニングです。
 (6弦から)D、A、D、G、B、E


オープン・チューニング
 全て開放弦でジャラッと弾くと何かのコードになるチューニング
で、多くの種類があります。オープンG、オープンDなら開放弦は
それぞれコードG、コードDの響きになります。
スライドギター(ボトルネック)奏法などで多用される「キーに
特化した」チューニングです。

オープンGチューニング(6弦と1弦を全音下げ)
  :(6弦から)D、A、D、G、B、D

オープンDチューニング(オープンGの3弦を半音下げ)
  :(6弦から)D、A、D、F#、A、D

ナッシュビル・チューニング
 最後にちょっとユニークなものを。カントリー・ミュージックで
広まったチューニングです。3弦から6弦、または4弦から6弦を1オ
クターブ高くチューニングします。
 オクターブが変わっても音の並びは同じなので、コード・フォー
ムも通常と変わりません。ただし、オクターブ高くする弦はプレー
ン弦(1弦から3弦のような)に交換するのが通常です。





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