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講義録 Q&A 教則本 弦交換ナビ コラム




弦交換ナビ
弦交換の手順をご紹介します。弦交換の指導をご希望の際はレッスンご予約時にお問い合わせ下さい。
大まかな作業工程は <古い弦をはずす> → <クリーニングetc.> → <新しい弦を張る> です

必要な工具類
nippa.jpg
ニッパ

弦を切断するときに使います。
強度の弱いニッパは刃こぼれするので要注意。
金網を切断できる程度なら安心です。



lemon.jpg
オイル

指板クリーニング用のオイル
レモンオイルやオレンジオイルなど。
フレット付近にたまった手あかなどが
キレイにとれます。


ワインダー

「高速弦巻き器」
ペグ(糸巻き)に装着して使います。
これがあれば作業時間が短縮できます。
なければ筋肉痛一直線(?)

winder.jpg
ペンチ

ペグに巻きついた古い弦を外すときに。
素手よりも安全です。




pench.jpg
wrench.jpg
レンチ

ペグやジャックを締め直します。
特にペグの六角ボルトは弦を外したとき
でないと締められないので要確認。



cloth.jpg
クロース

楽器用クロース(布)
タオルでも拭けますが、ほつれたり
ホコリがたつのが難点です。





古い弦をはずす
yuruyuru.jpg
(1)ゆるめる

でろんでろん″までゆるめます。
切断しても弦がハネ返らず安全です。



setudan.jpg
(2)切断

ニッパで切断します。
ギターを傷つけないように注意。



(3)はずす

ブリッジ裏から弦のボールエンドを抜きます
抜き忘れると新しい弦が入りません。




ura.jpg
続・はずす

ペグに巻きついた弦はペンチを使って。
はずします。無理にひっぱるとペグが
痛むので、ほどく要領で。



hodoku.jpg

クリーニングetc.
tarasu.jpg
(1)オイル

指板にオイルをたらしてティッシュで
全体にのばします。ティッシュに
染み込ませて塗ってもよいです。


(2)ヒタヒタ&フキフキ

hitahita.jpg

ヒタヒタ ″で放置しつつ
乾拭きなどをすませます。

hukihuki.jpg
(3)締める

simeru1.jpg
レンチでネジ類を締め直します。
締めすぎに注意。
 simeru2.jpg
続・締める

ペグ上部のネジにはドライバーを用います。
他のペグに比べて、固いorゆるい時に調整。
締めすぎに注意しましょう。


simeru3.jpg
(4)拭きとる

放置しておいた指板のオイルをティッシュで
拭きとります。円を描くように刷りこみつつ
拭きとるとイイです。


huku1.jpg
続・拭きとる

フレット付近にたまった汚れはティッシュで
フレットをツマむようにして拭きとります。



huku2.jpg

新しい弦を張る
tosu.jpg
(1)通す

ブリッジの裏から差しこみます。
ペグ穴に通す前に6本すべて差しこみます。



roppon.jpg
amari1.jpg
(2)あまらせる

ペグに何周か巻きつけるぶんを逆算して少し
あまらせます。4〜5センチを目安として、
写真(左)から(右)のように、弦をつまんで
戻します。ただし、6弦や5弦は太いので
少なめに、という具合に微調整します。
amari2.jpg
(3)ちょっと巻く

弦の先が2時の方向をさすくらいまで巻きます

       z1.jpg
 
(4)Z″型

弦がはずれないように
Z型″を作ります。
右の写真(上)→(下)のように
親指と人さし指でつまむ要領
で弦をペグに押しつけます。
z4.jpg
z2.jpg z3.jpg
(5) L字 ″型

左手の親指と人さし指をL字型″にします。
巻きとる弦をペグの上から下へ向かって
らせん状にするため、親指で弦を押さえます。
弦がたるむと、らせんが乱れるので、
人さし指で弦が突っ張った状態をキープ
しながら巻きます。



(7)テンション・サドル

テンション・サドルがあるタイプは
忘れずに下をくぐらせます。
チューニングの安定感と、弦の張りの
強さに影響します。




l.jpg


saddle.jpg
(6)からげ結び

3〜1弦はZ型″だけでは外れやすいので、
さらにからげ結び″をします。
右の写真(上)のように、弦の先を下に
くぐらせます。次に右の写真(下)のように
反対向きに折り返すようにして結び目
を作ります。ほどかない限り外れません。
karage2.jpg

(8)余りは切断

巻き終わるたびに、余った弦の先を
切っておけば次の作業のジャマにならず
ギターのケースもほつれません。

setudan2.jpg
karage2.jpg
karage3.jpg

レス・ポール型の場合
les-head.jpg
karage4.jpg
ペグの向き

アコギにも多いレスポール型のヘッド。
3〜1弦はペグが逆さまについているので、
Z型″もからげ結び″も逆向きに。
L字型″も右手で行ないます。
ペグを巻く向きも逆回転です。
(時計回り=音程が上がる)
6〜4弦、1〜3弦の順に張ると作業が
スムーズです。


l2.jpg
tail1.jpg
テール・ピース

テール・ピースがあるのも特徴です。
弦を張ることで固定される構造なので、
弦を切ると写真(下)のようにはずれます。
弦を張るときはテールピースに6本通してから
装着し直すとよいでしょう。
tail2.jpg
tail3.jpg
ブリッジ

ブリッジも弦がないと、
はずれる構造です。
装着する向きを見失った時は、
弦をのせる溝をよく見ましょう。
6弦側は大きい溝になっています。

bridge1.jpg
bridge2.jpg  

アコースティック・ギターの場合
winder2.jpg
teko.jpg
ブリッジ・ピン


アコースティック・ギターは、差しこんだ弦を
ブリッジ・ピン(以下ピン)という部品で固定
しています。専用のピン抜きもありますが、
ワインダーにある「くぼみ」がピン抜きに
なっています。

写真のように、ピンの下に差しこんでテコの
要領ですくいあげます。



mizo.jpg
sasu.jpg
ピンの固定

ピンには弦を通す溝があります。
弦の先がヘッド側に向かう角度で
ピンを差しこみます。弦を張った
ときにピンが飛び出さないように
弦のボールエンドの位置を調整
します。ピンを軽く押さえながら
弦を軽くひっぱるうち「コリッ」
という独特の手応えがあるはず。
弦を巻きはじめてからピンが飛び
だしてきたら、少しゆるめてもう
一度、調整し直しましょう。
ギタークロースなどを使ってピン
を押せば手も痛くないし、ギター
を傷つける心配もないです。
ほかの作業はエレキと共通です。


そのほか
makisugi.jpg
巻きすぎ注意

ワインダーはかなり高速でペグを回せるので
巻きすぎて弦を切らないようにご用心。
音が鳴る程度まで巻いたら次の弦の作業に
移りましょう。
form129-2.jpg
チューニング

弦交換の直後はチューニングが不安定に
なりがちです。こまめにチューニング
しながら弾いていると安定してきます。
 
輪っか

古い弦は輪っかにして新しい弦の入っていた袋
に入れればコンパクトです。



wakka.jpg
サビ防止

音の劣化&サビ防止のため、弾き終わったら
弦を拭くとよいです、クロースで弦をつまむ
ようにしてすべらせれば弦の裏側までキレイ。
紙ヤスリのようなザラザラ状態になることは
ありません。

cloth.jpg







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