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ワイディングキャップ部 スプール 初期型のフッド文字
日常のメンテナンスと、分解メンテナンスについて記す。
【日常のメンテナンス】
1.ドラグ用スプリング(17309)の老化を防止するために、リール使用終了時には毎回ドラグつまみを緩めておく事。
2.本体の横にあるボタン(18928)は、ワイディングキャップ(18908)組み立てを外す時に使用する。日常は、フロントカバー(18904)の裏側や、ラインピックアップピン(17342)周りに付いたゴミ等をふき取る程度で、特にメンテの必要は無い。リールの保護や、水切れを良くするために、リール表面や、フロントカバー,ワイディングキャップ部をボナンザ等でコーティングすると良い。なお、前期型1044のワイディングキャップは、光沢のある硬質なメッキが施されているが、後期型1044と704のワイディングキャップ(表面に光沢が無い物)は、爪に引っ掛かるほどのライン溝が付く不良品の場合がある。この溝が進行すると使用ラインを痛める事になるため、リール使用後は状態を確認する事。
3.グリスが入っている状態では、オイルの注入は特に必要は無い。時々、ギャー部,ラインピックアップピンと中心軸との接触部のグリス状態を確認し、必要であればグリスを追加する。
4.海水で使用した後は、早めにフロントカバー,ワイディングキャップ,スプール,本体に分解し、水道水でよく洗い
流した後、新聞紙などの上で乾かす必要がある。汚れがひどい場合は、タオルやスポンジなどに石鹸水を含ませて洗浄する。また、リールを洗う時に、リール本体の隙間から水が入るので、サイドプレート(18902)を外した状態で乾かす方がよい。
【分解メンテナンス】
1.使用頻度にもよるが、年数回のオーバホールのためにリールを分解し、各部品をCRC556や灯油などで洗浄(古くなったグリスを取り去る)後、ティッシュペーパーなどでよく油分をふき取り、粘性のある新しいグリス(チューブ入り)を付けながら組み立てる。1044の内部構造は密閉性が無く、リールを洗う時などに、グリスが付いた部品に水がかかる事が多いため、水で流れないような粘性のあるグリスを使用した方が良い。なお、後期型1044のリリースボタン部は、一体化構造(カシメてある)であり分解ができないので、隙間からCRC556等で汚れを洗浄後、スプレー式グリスを注入する。
2.CRCのスプレーや、灯油を使うと、部屋の中が臭くなり、食欲がなくなると言う人には、あまりお勧め出来ませんが、CRCの代わりに、薬局で購入出来るエチルアルコールで洗浄する方法もある。
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