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pp.gif (2262 バイト) 前期型1044部品図

rp.gif (2260 バイト) 前期型505部品図

500,600シリーズ

共通の説明

 

『シンクロドラグ』

1.505,503,520,704は、1044とほぼ同じ構造のドラグ仕様で、ハンドルを1/4逆回転でシンクロに入る。ただし、503,520は、ドラグつまみが無いため、コインなどで調整する必要がある。


2.506,507,508は、オートシンクロ仕様で、ハンドルから手を離すと自動でシンクロ側に入る。そのためドラグ調整を緩めに設定すると、魚を取り込む時、ハンドルから手を離すと、オートシンクロ作動でドラグが緩み、魚がまた走り始めてしまう。このリールのドラグ調整は、通常のライン巻き取り時は、ドラグが作動しないくらいにきつめに設定し、魚が走り始めた時はドラグを作動させるためにハンドルから手を離して使用する。ドラグ調整については、ドラグつまみを最後まで回した後、1/4回転戻したところに設定すると、取説に記してある。また、これらのリールは、ハンドルカバー部にスリットがあり、砂等が入りやすい構造であるため注意が必要である。


 

『スプール』

1.505,503,520,506のアルミスプールは、ほぼ共用可能である。たまに、ハブ(17355)の太さの違いによりスプールが入らない事がある。500シリーズのアルミスプールに下巻きをする場合は、強くテンションを与えながら巻き入れると、アルミスプールのエッジが外側に反り返るため、ラインピックアップピンのバネにアルミスプールのエッジが接触し、異音が発生するので、注意が必要である。また、このアルミスプールは、カシメ構造でできているため、長期使用で、中心軸とエッジ部が独立に回転してしまうと、スプールの台座に固定するのが難しくなったり、台座から離しにくくなくなる。この場合は、スプール溝の奥部に瞬間接着剤等により接着し、独立に回転しないよう
にする。


2.1044のスプールを505,503,520,506に入れると、スプールのON,OFFの文字と、外周部がピックアップピンの黒いプラスチックと、バネに当たるため、そのままでは使用不可である。それは、1044のスプールが、500シリーズのスプール幅より約2ミリ広いためである。そこで、スプール台座を1044の台座に交換し、本体側に1.5ミリ移動させ、ワイディングキャップ組み立てを、フロントカバー先端側に0.8ミリ移動させる事により、どちらのスプールも使えるようになる。改造の一例としては、本体の中にある巻き上げ時に往復運動するプラスチックのガイディングスレッド(17330)のスプール側を1.5ミリ削り、Eリングとこのプラスチックの間に1.5ミリのスペーサを入れ、さらに、ワイディングキャップ組み立ての中心軸に約0.8ミリ厚のスペーサを入れる。なお、501は巻き量の少ないプラスチックスプール仕様で、円周上に赤いモールが付いており、ほぼ1044のスプールと同形状となっているため、改造する事なく1044スプールとの共用が可能であると考えられる。

 

『ピックアップピン』

500シリーズのピックアップピンは、ラインと接触する部分がアルミであるため、熱伝導率の良い1044のセラミックピンに交換する方が良い。この場合、ピンの太さが異なるため、バネがワイディングキャップの穴から出ないように、バネの先端部をテーパ状に広げて使用する。

 

『ワイディングキャップ』

500シリーズに1044のワイディングキャップ組み立てを入れると、本体との隙間(ラインが出ていく隙間)が広くなり、ラインとの接触抵抗が減るため、飛距離が伸びる可能性がある。逆に、1044に500シリーズのワイディングキャップ組み立てを入れると、この隙間が狭くなるため止めた方が良いだろう。ちなみに、1044と500シリーズのワイディングキャップ組み立ての中心軸は同じ物であり、ワイディングキャップの厚みが異なる。また、1044のリリースボタンも少しの手直しで500シリーズに使える。

 

『その他』

1.500,600シリーズのリールに付いている文字プレートは、シール状で取り付いており、接着剤の老化ではがれ落ちてしまうため、早めにエポキシなどで再接着しておく方がよい。また、506,507,508のドラグ調整つまみに付いているシールも同様に再接着しておく。

2.500シリーズのサイドプレートは、アルコールを含ませたものでこすると簡単に塗装が無くなるため注意する事。

 

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