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7月9日

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さて参議院選挙です。

もはや偏向報道しかしなくなった

テレビなどは全く見ていないので

国民の意向がどういう方向に向いて

いるのか知りませんが、

何をどう考えて、どこに投票するにしても

選挙権のある人には選挙には

必ず行ってほしいと思います。

今、衆議院で過半数を獲得していて

好き勝手にやっている安倍自民すら

前回の選挙では民主党に負けた選挙

の時より少ない得票数で

今の権力を握っているのです。

国民の半数以上が選挙権を放棄して

いた前回の選挙の結果、

「カネもうけできるなら文句いうな!」

 

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という全体主義を招く政権を呼び込んだという自覚はもってほしいと思わずにはいられません。

 

私が何故、安倍政権を終わらせなければならないと考えているかは、前回前々回の絵日記で書きました。

自民党がどうとか、公明党がどうとかではなく、とにかく安倍晋三と日本会議の方向性が受け入れられないのです。

そこのとについて、山口二郎さんの発言が私の思いと同じなので引用させてもらいます。

 

『今の安倍政権のイヤな感じの源は何かというと、他者に対するリスペクト(敬意・尊敬)がまったくない、ということです。

リベラルというと、他者に対するリスペクトを持つはずですよね。他者の違う意見を聞くことを楽しむ。

これが本当のリベラルだと思います。(略)

今の権力者は批判されることを極端に嫌う。嫌うだけでなく、批判する人間を権力で抑え込もうとする。そこが一番イヤなところ。』

 

『安倍政権にとっては、むしろ中国の脅威や朝鮮半島のリスクは、権力を持続させるための非常によい材料みたいなものですね。(略)

北朝鮮のロケットとかミサイルの発射問題にしても、例えば外国のメディアは、あれが宇宙空間に出て地球を回る軌道に乗った、という報道をしていて

ロケットという呼び方をしている。日本では、どこのメディアも「ミサイル」と言って、しかも、「沖縄の方で緊張が走った」みたいな話をしてますけど。』

 

※参考文献「安倍晋三が〈日本〉を壊す」 山口二郎編 青灯社

 

とにかく安倍政権の政治のやり方は目に余る。

明日の選挙では、日本国民の知性がまだかろうじて生きていること願ってやまない。

 

追記 : 選挙結果は私にとっては非常に残念なものでした。

これからは憲法改正一色になるし、まだまだ安倍の顔色をうかがいながら生活していかなければならない日本の現状が続くことになりました。

今年の始めには憲法学者や圧力をかけられているメディア関係者などから、安倍政権の問題点が具体的に指摘されるようになっていたので、

(1人区での野党共闘もおこなわれましたし) 多くの国民もその危機感を共有できるかもしれない、という淡い期待がありましたが、

テレビや新聞などのメディアが牛耳られていたことがやはり痛かったのかもしれません。

(でももしそうした動きがなかったらもっとひどい結果(自民単独で3分の2を獲得するとか)になっていたでしょう。無駄ではなかったと思います。)

この状況は今後も続くし、もっと言論の封殺は強まるかもしれません。

ただ、私はしばらく政治的発言は止めます。

他人の話を聞かない安倍を倒すには“選挙というシステム”しかない、と思っているからです。次は今回以上に厳しくなるでしょうけどね。