Mr.Keean Johnson at the stage door on 4/22/09
Mr.David Alvarez at the stage door on 4/22/09

Mr.Keean Johnson at the stage door on 22Apr09 after soiree(Right)

        Bon Jovi遠征の合間にBillyにハマる − やっぱりDavidが好きな私 − in English

 2月にJONのFCライブを見る為NYへ行きましたが、ライブは1晩のみだし、極寒のNYでぶらぶらする気力もなかった
ので、苦手なミュージカルに挑戦する事に。とは言え、なんの予備知識もなく見るのは無謀なので、私のお気に入りの
映画の一つでもあるBilly Elliot(邦題リトルダンサー)を選択。当日劇場のBox Officeでチケットを購入。この時、
$128と$89のどちらにするかと聞かれ、勿論、安い方の席を買った訳だけど・・・
その段階では、このミュージカルに、そんな思い入れもなく、逆に居眠りでもしちゃったら・・なんて心配すらしてたほど
だから、仕方ない。が、しかし、こんなにハマってしまうとは^^;

 今思えば、この日は劇場全体を見渡せるメザーニ席で良かったと思えるしね。それにBillyもMichaelもDavid君だった
のが私にとってはベストの組み合わせ。何がいいって、まずDavidっていう名前だけで十分満足(笑)
この時本命のDavid(Bryan)には会えなかったし・・・それに、Billy役のDavid君はキューバ系の男の子で、ケニアも
長い私にとって彼のルックスは親しみやすく、なんと言っても踊りがスゴイのよ!後に色々調べたら、ご両親は
キューバからの移民なので、家ではスペイン語、生まれはカナダのモントリオールだから、学校ではフランス語、そして、
Billyの為にNYに来て英語の勉強を始めたので、彼にとって英語は第3の言語。いろんなReviewを見てるとダンスは
どこでも褒められているけど、せりふや歌はもっと練習が必要みたいな書かれ方で、でも私にとっても、やっぱり英語は
第3の言語な訳で、せりふの細かいニュアンスなんて分からないし、元々大げさに歌う感じが苦手でミュージカルを敬遠
してたから、David君くらいの歌い方で丁度合ってるのかなって思う。

 そしてMichael役のもう一人のDavid君。彼がまたスゴくて、本当に13歳?って思うほどのエンターテイナー!
観客のノセ方が絶妙でうまいんだわ!よーく見ると出っ歯で白人の男の子としては決して可愛い方ではないんだけど、
ニクめないタイプで噛めば噛むほど味が出て夢中にさせちゃう感じです。
役者としては不器用な感じのBilly役のDavid君だけど、その分、Michael役のDavid君が笑いを取って、バランスがいい!
更に、この日のオーディエンスがまた良くて、前半から大盛り上がりで、何回もスタンディング・オベーションの嵐で、
このすごいケミストリーがショー全体を更に良くするという感じで、私の初Billy体験はすごくラッキーだったと思います。
まさかミュージカルでこんなに感動して、号泣してしまうとは、自分でもびっくり、食わず嫌いとはまさにこの事ですね〜
YouTubeで二人のシーンが見られます→Expressing Yourself
この他、Billy関連の動画はこちらから→BillyElliotStaffさんのチャンネル

 さて、4月にベガスでBJライブがあるので、また渡米のチャンスが!最初はベガスとNYじゃ遠いし、GW前にそんなに
長くも休めないからと躊躇してましたが、どうせ行くならやっぱり無理してでもBillyがもう1度見たい!しかも、Toxie
今なら見られると思ったら、遠くてもNY行くしかないでしょ(笑)ただ、どうしてもMAX3泊5日だし、月末最終週は休め
ないので、NYへ行くなら22日(水)1日のみ。幸いな事に水曜日はマチネ(昼公演)もあるから、夜のToxieと両方見る
事が可能だ。あとはNYに午前中に着く事が条件な訳で・・・UAマイラーの私は乗り継ぎ面倒でもUA便を常に使って
いますが、UAじゃ間に合わない・・ちょっと割高にはなるけど、ANAとのコードシェア直行便しか手はないけど、円高だし、
ここは日程優先で行きはANAをチョイス。でもね、少しでもDelayしたら間に合わないから、もうひやひやよ〜けど、
無事ON-TIMEで出発、安心したのと、ANAはアルコール飲料まだ無料なので、3杯も飲んじゃって、しかも機内映画も
充実で見たかったベンジャミン・バトン、オーストラリア・スラムドッグミリオネラと3本も鑑賞、機内でほとんど眠れず、
イミグレでも時間かかりふらふらでBilly開演の1時間前にマンハッタン到着。しかも雨(泣)とりあえず、劇場へ一目散。
Box Officeでチケットをピックアップ。

 そうそう、今回チケットもひやひやで、初めてTelecharge(チケマスのミュージカル版)を使いましたが、出発の2週間
前に奇跡的に出たオーケストラ左2列目だったのに、最後のpaymentでエラーになってしまい、コンファメーションメールも
届かなかったから諦めて、でもどうしても今回は良い席で見たかったので、1週間後プレミア席を取ったら、同じショーの
チケットだけど、本当に2枚必要かどうか確認の電話をくれっていうメールが届いたじゃないですか!ありゃ、前回諦めた
席も取れていたんなら、そっちがいいと思い、電話で英語は気が重かったけど、勇気をだして電話をかけてみました。
プレミアはセンターの2列目で金額も倍近く、きっと先方も高いほうを買わせたいだろうな〜と心してはいたけど、
思い切って、安い方をキープしてプレミアをキャンセルしたいと言ってみたら、スーパーバイザーと相談するからちょっと
待ってと言われ、日本は夜中、一人ドキドキしながら待った甲斐あって、返答はプレミアはノーチャージでキャンセルして
くれるとの事!良心的な人でラッキー!
ただね、やっぱり自分の英語力に一抹の不安があり、当日BoxOfficeでトラブったら嫌だな〜って思ってたけど、ちゃんと
希望通りのチケットだったし、Box Officeのおっちゃんもお茶目な方で、渡す際にハイ、笑って!って、飛行機降り立て
すっぴんの顔で恥ずかしかったけど、思いっきり笑って見せたら、グーッドと言って無事チケットを渡してくれました〜
これで一安心、さあ、やっとキャストボードを見る余裕が出て、今日のBillyとMichaelは誰?と思ってワクワクしながら
見ると、やったぁぁぁ!再びBillyはDavid君とMichaelは新人のKeean君!思わず一人ガッツポーズ!

 だいぶBilly通になっていた私は、毎日UPしてくれるWho was Billy & Michaelのサイトをチェックし、前日の夜はKiril君
だったので、David君の可能性は高いな〜と予想はしていたものの、Trent君の可能性も大で、David君以外のBillyも
見てみたい気はあったけど、やっぱりDavid君だったらいいな〜と思っていたので、本当嬉しかった!
そしてMichaelも前回のDavid君は残念ながらバケーション中と知っていたので、Frank君よりはMichaelデビューしたての
Keean君を見てみたいと思っていたから、まさに希望通りで、一気に疲れも吹っ飛びました〜あとはノーメイクのままじゃ
恥ずかしいから、チェックインには少し時間は早いけど、ホテルへ向かうとここも運良くすぐに部屋に入れてもらえて、
顔洗ってメークして着替えもしてすっきり(本当はシャワーも浴びたかったけど、そこまで時間は足りず)再度、劇場へ
向かいます。開演10分前だけど、劇場入り口はまだ大勢の人で溢れてます。やっとこさ席にたどり着くと、さすが2列目
ステージが近い!しかも、通路側のお隣さんが現れなかったので、通路側に座れてまたまたラッキー、ステージ上の
役者さん達ともよく目があいます。
勿論、Billy役のDavid君とも目があって、恥ずかしながら、そんな時は乙女心に戻ってポっとしてしまう私(笑)

 さてさて肝心なこの日のショーはどうだったかと言うと、セットや役者さんのミスもほとんどなく、Mrs.Wilkinson役の
Leahさんも良かったし、パパ役のグレゴリーさんもグランマ役のキャロルさんも相変わらず素晴らしかったけど、
なんせオーディエンスがね・・・オーケストラ席は老人率高く、メザーニ席は小学生率高し、スタンディング・オベーションも
なかったから、少し盛り上がりに欠けたかな〜BJのコンサートもそうだけど、やっぱりオーディエンスとのケミストリーって
大事な要素の一つだな〜と改めて実感。
私自身も下調べし過ぎたせいか、細かい事が気になり、前回のようにストーリーにのめり込みきれない部分もあったけど、
それはそれで楽しめて良かったです。そして、この日のBillyとMichaelは・・・

 まずは、Keean君、文句なしに可愛いの一言!ワンピース姿なんて本物の女の子よりも愛らしいくらい。
セリフも初々しくて、まだ控えめな感じ。前回のMichael役のDavid君はBillyを食うほどのエンターテイナーでしたが、
Keean君は優しく映画の中のMichaelを思い出させます。TuTuの言い回しが独特で、Keean君のお父様は映画のBillyと
同じイギリス北部ご出身だそうなので、発音もその影響なのかしら?まあ日本人の私には他のセリフはどうだったかのは
分かりませんが^^;今後、どんなMichaelに進化していくのかが、楽しみです♪

 そして2回目のDavid君、前回は遠くて細かい表情は良く分からなかったけど、ずーっとシリアスな表情で、声のトーンも
少し低くなったせいか、かなり悩めるBillyといった雰囲気。笑顔も可愛いんだから、もう少し笑ってもいいと思うのですが・・・
相変わらずダンスはさすが!もうね、まず彼の筋肉がすごい!腕と脚のラインが美しい!とても14歳とは思えません。
そして彼にしか出来ない切れのいいターンの数々。もう何十回とステージをこなしてきているからか、ハードなダンスの
後の歌やセリフも息切れで声が小さくなる事もなく安定していました。
だいぶ背も伸びて少年から青年への成長期といった感じですが、合格通知を受け取った後、ダメだったと一旦ゴミ箱に
その手紙を捨てるBilly、それを拾ってTonyが読み直して、実は受かっていたと分かって、Billyにこいつ〜だましたな
っていうシーンがあるんですが、この時のDavid君の笑顔がたまらない!
おぉぉこの笑顔の為にずっとしかめっ面をしてたのか?と思わせるほどイタズラな少年に戻ったような笑顔。
彼のElectricityを1番期待してきてたけど、勿論、それも素晴らしかったけど、今回はこの笑顔にしてやられました。

 そうそう、最後にヒヤッとする場面が・・・BillyがMichaelに見送られてステージを去るというラストシーンで、オーケストラ
センター3列目位に座っていたおばあちゃんが席を立とうとしているではありませんか!しかも杖突いてヨタヨタ歩き、私は
思わず心の中でおばあちゃん待って〜今まさにビリーがそこを通るのよ〜<Xテージ上のDavid君もそれに気付いて、
ちょっと戸惑ってる感じ。でも幸い、後ろの席の方が止めてくれたようで、そのおばあちゃんが通路をふさいでしまうという
事態は免れましたが、いや〜、ホント、ヒヤヒヤしました。
このハプニングにもめげず、カーテンコールでは満面の笑顔でキャストを率いて歌い踊ったDavid君、君はエライ!
多分、そろそろ声変わりもして、背ももっと伸びるだろうから、この夏あたりにBillyも卒業かな?と思ったら、彼のラスト
ステージも見に行きたいと思うし、いつか本物のバレーダンサーになったDavid君もABTで見てみたいものです。

ショーの後で疲れているだろうに、ファンにサインと写真撮影に快く応じるDavid君。私は1番最後だったので本当はいっぱい感想を
伝えたかったけど、You were so amazing,thank youしか言えなかった・・・そして、David君待ちの間に昼はKeean君を逃してしまった
ので、夜はToxieを見に行ったけど、Toxieは90分と短いので、Imperialへ移動して出待ちしてしまいました。夜はTall Boyだった
Keean君、ファンはメインのTrent君とFrank君に集中、一人フリーになってるKeean君に声をかけたら嬉しそうに写真撮影に応じて
くれました〜二人ともすごぉぉぉくいい子達だ!Thanks Boys!
by theluji

Back to Top

Mr.David Alvarez at the stage door on 22Apr09 after matinee (Left)

Billy Elliot in Chicago
Next to my 3days Billython
New Years Billython