逆襲のOS/2 | (2004.11.19/2005.01.22upd) |
PCMCIAのCFアダプタ
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マシン | OS | ドライバ | 動作 |
ThinkPad 365X | Warp 3.5 | IBMのHPから入手 | 小難あり |
LaVie L LL500/1 | Warp 4.52 | OS標準添付 | 他環境との互換性に問題 |
BASEDEV=PCMCIA.SYS /P BASEDEV=IBM2SS04.SYS rem BASEDEV=IBM2SS14.SYS BASEDEV=AUTODRV2.SYS DEVICE=C:\OS2\MDOS\VPCMCIA.SYS DEVICE=C:\OS2\BOOT\PCMSSDIF.SYS DEVICE=C:\OS2\BOOT\PCM2SRAM.SYS DEVICE=C:\OS2\BOOT\FLSH2MTD.SYS DEVICE=C:\OS2\BOOT\PCM2FLSH.SYS BASEDEV=PCM2ATA.ADD /S:2 /!DM /NOBEEP
ただし、小容量のCFの場合は問題がないようで、4MBでの互換性は確認している。もっとも、32MBでも互換性がなかったので、実用性を考えると「互換性はない」と判断する方が良さそうだ(アダプタはきちんと大容量に対応している)。閾値は不明。
原因はよくわからない。サイズに依存するのだからC/H/Sの限界と言ったような問題かも知れない。また、テスト環境のPCMCIAチップが正式サポート外のRICOH製だという点も考えてみたが、ThinkPadでも同様な症状を確認したので(ただしWarp 3.5)、やっぱりOS/2固有の問題のような気がする。LVMでも正常に認識できないし。お手上げである。
ところが、一つだけ抜け道が見つかった。それは−−
という方法だ。理由は不明だが、Kodak DC215Zでフォーマットした256MBのCFは、どの環境でも正常に読み書きができた。支障が出ないという保証はないが(そもそも、DC215Zが256MBに対応できるというのが変なのだが…)、とりあえずは使えるようだ。しばらくロードテストを続けるつもり。ちなみに、OLYPUS E-10でフォーマットしたCFはCFアダプタ経由では読めなかった。
しかし、仮にこの方法が有効だとしても、CFをPCでフォーマットするのは厳禁ということになる。デジカメでフォーマットすると、CFリーダ(USB)での認識がちょっと怪しくなるのだが…。PCMCIA、USB、デジカメでフォーマットが少しずつ違ってるんだなあ。Windowsならウソみたいに簡単に認識するのにねえ…
PCMCIAの問題とは別に、USBのリーダー経由でCFやSMを読み込む場合でも、カードをうまく認識しないことがある。メディアを入れたまま一旦USBコネクタを抜いて、再度差し込むときちんと読むのだが、普通の状態では認識してくれない。どうやら、これも実はフォーマットの問題のようで、そのマシンでフォーマットしたCFやSMなら、こういう症状は出ないようなのだ。困ったもんだ。 |