逆襲のOS/2(2004.11.02)

ThinkPad 365XのPCMCIA

ThinkPad 365XでPCMCIAのLANカードとCF(コンパクトフラッシュ)アダプタを使用したところ、若干の問題が発生した。しかし、最終的には両方とも正常に動作した。

■大前提の知識

デフォルトのWarp 3ではThinkPad 365XのPCMCIAはサポートしていない。IBMのHPからThinkPad 365X用PCMCIAドライバをダウンロードしてくる。Warp 3のシステムのPCMCIAドライバはインストールしてはいけない(重複するとおかしくなる感じ。PCMCIAのチップはなんなんだろうね?)。

なお、LANカードのドライバ(カードサービス)はPCMNICCS.CSSで、これはデフォルトではインストールされないみたい。手作業での組込みが必要かな?

DEVICE=D:\IBMCOM\MACS\PCMNICCS.OS2
また、CFアダプタはHDDとして認識される。

■LANカードとCFアダプタ

今回使用したのはLANカードとCFアダプタの2枚。また、使用OSはWarp 3.5。PCMCIAドライバはThinkPad 365X用としてIBMのHPに掲載されていたもの。


OS Warp 3.5
ドライバ PCカード ディレクター(IBMのHPよりダウンロード)
IBM2SS01.SYS
LANカード 松下 CF-VEL211(IBM Ethernet互換)
CFアダプタ IOデータ PCCF-ADP(HDDとして認識)
CF IOデータ CFS-32MX(32MB)

LANカード、CFアダプタそれぞれ単体なら使用可能だが、両方一度には利用できない。認識はするがステータスが未構成になってしまう。原因はリソース競合…情けない(u_u;)。両方ともIRQ=3になってしまう。

対策はMPTSでLANカードの構成を変更し、IRQを明示的に11に指定し、PCMCIAモードを「はい」にする。ちなみに、PCMCIAのユーティリティであるオート・コンフィグレータを使ってもIRQを指定できるように見えるが、これは全然効果がなかった。

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