|
トワイライトエクスプレス2008/01/12 Bコンパートメントの体験記 1 フランス料理フルコースディナー![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||
■ トワイライトエクスプレスのページに戻る 寝台特急「トワイライトエクスプレス」 ■ トップページに戻る 「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 夏の予約が・・・ 2007年8月は早めの夏休みをお盆前にとることにし、トワイライトエクスプレスで出かける北海道家族旅行の計画をした。1ヶ月前、いつもの旅行社に予約をお願いしたところ、キャンセル待ちもそんなに長くかからず個室が2室、思ったよりも簡単に取れてしまった。まだ利用したことのないコンパートメントでの旅行もいいなあ、って考えていたけれど、こちらはその後もキャンセルは出なかった。でも、そんな贅沢は言ってはいられない。この機会にサイトの充実を図るため、どこの写真を撮ろうかなどと考えながらひと月後の出発を楽しみにしていた。 予約をとった直後の7月16日、地震が発生した。新潟県中越沖地震である。数年前にもその近くで地震が発生し、生活も復興も完全ではない状況の中で再びの大地震である。大変なことだ。私の住むところは、いつ何時大地震がきてもおかしくない地域である。しかも、ここ数十年大きな被害が出る地震はきていない。被災者を案じてはいるものの、普段のまま生活できていることに安心している私は、不謹慎ながらその後はトワイライトエクスプレスの旅行気分であった。 が、数日後、旅行好きの同僚から、この地震の大きな影響について知ることになった。そう、信越本線の一部区間で列車運行が全面的に停止したのである。早速JR西日本のサイトで運行の確認をした。やはりトワイライトエクスプレスも運休。当初は7月末までと記載されていたため、早い時期の復旧を期待していたが簡単に運行が再開されるはずがない。結局9月半ば、復旧作業を急ピッチで進め2ヶ月足らずで全線の運行が再開されたが、トワイライトエクスプレスに乗車することはできなかった。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ トワイライトエクスプレスは冬に持ち越し ならばもう一度と、暮れも押し迫る12月下旬、年末乗車の予約をしたがすぐには取れそうもない。時期的に正月休みになるから仕方ないね。キャンセル待ちを入れたが最後まで連絡がなく、どの部屋も取れずじまいに終わった。スイートのキャンセル待ちが、なんと23番目だなんて・・・絶対に無理。 続いて1月の三連休を狙って予約を入れたところ、コンパートメントの部屋が難なく家族3人分がとれた。しかも同室で。雪祭りはまだ先のことであるし連休なんだけど寒さの厳しい北海道、わざわざ寝台列車で時間をかけた長旅をする旅行客は少ないのかも。でも、スイートは何度挑戦してもさすがに押さえられません。 ■ コンパートメントに乗車するの? (2008/01/12 撮影) 1月12日、近くでトワイライトエクスプレスに乗車できる駅はいくつもあるのだけれども、京都でも新大阪でもなくやっぱり大阪駅で乗車。大阪駅に入線してくるトワイライトエクスプレスを見たいし、全線最初から最後まで乗っていたいからね。そして、今回の目的はフルコースのフランス料理。懐石御膳を部屋に届けてもらったことはあるが、家族みんなでフランス料理を、しかもコースで食べるとなると、お値段が・・・。ですから、コンパートメントなんです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ コンパートメントの室内 (2008/01/12 撮影) 座り心地のよい座席で、設備も十分。テーブルは折りたたみができ、枕元のライトは2段調節式。オーディオは3チャンネルが用意されていて、食堂車のダイナープレヤデスで専用のイヤホンを購入して聞く。着替えは、浴衣というより薄手のバスローブという感じがして肌触りがよかった。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ フランス料理のコースメニュー (2008/01/12 撮影) トワイライトエクスプレスには数度乗車したが、今回初めてフランス料理フルコースを食べた。過去に予約をしようとしたこともあったが、席がなかった。ロイヤルなど、他の個室の乗客が予約することだってあるわけだから、これまた厳しい競争になるわけだ。運がよかったのかも。今となっては、食堂車がある列車は、このトワイライトエクスプレス、カシオペア、そして北斗星の寝台夜行列車だけである。列車内でフランス料理とは、貴重な体験になるわけだ。 楽しみにしていた車内放送が入った。19:30からの時間帯でダイナープレヤデスに出向き、待ちに待った夕食だ。二人掛けのテーブルが6席、四人掛けのテーブルが4席ある。親子で、カップルで、あるいは独りで、それぞれが楽しくまた優雅に食事をされていた。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
トワイライトエクスプレス・クルーの笑顔と心遣いに、約1時間の楽しい食事時間があっという間に過ぎ去った。そして、列車内の食堂という限られた空間で、これだけの料理が手際よく出されることに感動した。 このままゆっくりしたいが、シャワーの時間があるのでダイナープレヤデスを後にした。シャワーの後にもう一度来ようか、この後はパブタイムだ。 つづきは → コンパートメント体験記 2 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ トワイライトエクスプレスのページに戻る 寝台特急「トワイライトエクスプレス」 ■ トップページに戻る 「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
■ このページについて ・このページの作成者はJRとは無関係です。 ・写真、画像、文章等の無断転載は固く禁じます。 |