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モロッコ旅行記 第3日目 −3/17(水)−
〜マラケシュ→アイト・ベン・ハッドゥ→ワルザザード〜
またしても、目覚ましより早く起床。こんな早起きの旅は初めてだ。
ここの朝御飯は豪華だった。クレープのような物を焼いていたのでメープルシロップをかけて食べたらおいしかった。
更にパンを食べていたらなんとゆで卵が登場した。うれしくて2つ食べてしまった。
集合までの空き時間にRさんがホテルの門をスケッチ。同じツアーの人や、荷物運びのおじさんが覗き込む。

Rさんが描いたホテルの門 素敵!!
今日の日程はアトラス山脈を越えてワルザザードへ移動。途中、世界遺産ともなっている城塞都市、アイト・ベン・ハッドゥに寄る。
ガイドブックに、マラケシュからのアトラス越えは左に席を取ると眺めがよい」とあったので左側の席をGET。
本当にすばらしい景色だった。途中、泥の家が見えるところでフォトストップ。
昼食のお店にはアルコールが無く、持ち込み可能ということなのでワインを購入。再び移動。
更に山を登る。4000m級の山があるので上の方は雪で真っ白! 綺麗!
途中2260m地点で休憩。ここもお土産屋がすごい。でも、Rさんがその辺に落ちていた綺麗な石を拾ってくれたのでこれをお土産にした。

そこら中にあるお土産屋

雪山を望む場所で 綺麗な石を物色しているRさん
アイト・ベン・ハッドゥに到着。まずここで昼食。さっき買ったワインを飲みながら、
ハリラ、オムレツのタジン、ビーフとポテトのタジン、オレンジを頂いた。 オムレツタジンおいしかった!
ワインは、モロッコのメクネスという葡萄の産地で出来たもの。なかなかおいしかった。

昼食のレストラン 窓が素敵!

モロッコのスープ「ハリラ」

タジン鍋登場! 写真をとってもいいかとお願いしたらポーズを取ってくれた
(この人に結婚を申し込まれたわけではない)
この昼食、本当はクスクスのはずだった。でも手違いでタジンになったので夕食の飲み物は現地ガイドさんの(会社の)奢りとなった。
クスクスは別の日にちゃんと食べられるというし、ラッキー!(余談だが、このころはヒーシャムの名前は覚えて無かったので「現地ガイドさん」)
そういえば、私はここのおじさんに結婚を申し込まれてしまった。
料理の名前などをベルベル語でなんて言うか教えてもらったので一生懸命復唱していたら、
私の手を取り、指輪をはめる真似をして「ベルベルの人になればベルベル語は覚えられるよ」ようなことを言われた。「ベルベルの男の人は一筋だから浮気はしない」等々・・・。
おもしろがった同じツアーの女の子がそのおじさんに「この中で誰が好み?」と聞いたら彼はまっすぐ私を指さした・・・。いや、私は国に夫が・・・。 店を出るとき、そのおじさんは私の手にキスをした。

アイト・ベン・ハッドゥ
昼食後、いよいよアイト・ベン・ハッドゥの中へ。まさか中に入れるとは思ってなかったので驚いた。
ここは今でも7家族が生活しているそうだ。城塞都市だけあって、入り組んでいる。
下に立って頂上を見上げたとき不安がよぎった・・・。そう、私は平面を歩くなら長時間いけるが登りは非常に苦手なのである。
しかも強い日差し。「太陽と登り」という私を弱らせるに必要十分な条件がそろってしまった。
・・・とはいうものの、美しい景色に写真を撮りまくりながら登っていたら、何とか頂上にたどり着いた。
ここで、添乗員さんに写真を撮ってもらって「ありがとうございま〜す」と受け取りにいったら転んだ。
ちょっと足にきてたか?? とりあえずカメラを受け取る前に転んでよかった。(この旅第1回目の転倒)

頂上間近
降りていく途中で、実際にここに住んでいる人のお宅の中を見せてもらう。造りが複雑〜。
部屋から部屋へ移動するのに狭い戸口をくぐり抜け、階段を上ったり降りたり・・・・。
そして、リビングのようなところでミントティーをごちそうになった。
部屋の中は外の日差しが嘘のようにひんやりとして、暖かいミントティーがおいしかった。

ミントティーを注いでくれる 高いところから注いで泡立てるのがコツ
下に降りてバスの方へ戻る。そういえばここで初めてパパラッチがいた。
人の写真をガシガシ撮って翌朝ホテルに売りに来るのである。この後、あちこちでパパラッチが登場する。
ホテルへ移動。今日のホテルは部屋が離れのようになっていてかわいい。でも部屋は一番小さかった。

私たちが泊まった部屋の窓(外から)

Rさんのスケッチ
夕食まで時間があったので街を散歩。すれ違った現地の男の人が、日本語で「こんばんはー。 僕ははがけんじ!」と言った。
日本語は上手だったが、羽賀研二は今日本で大変なんだよ〜
さて、夕食のお飲物は奢りということで、なんと6人のテーブルでワインのフルボトル2本とミネラルウォーター1本。
頼みすぎでは?? でも添乗員さんは「それくらいなら平気ですよ〜 ワインもう1本頼んでもいいですよ」
一応、現地ガイドさんに「こんなに頼んじゃって・・・」と言った人がいたが、「のーぷろぶれむ」と微笑んでいた。
まぁ彼のポケットマネーって訳でもないし、ありがたく頂くことにした。
夕食も終わり、2本目のワインを飲んでいる頃Rさんが第1段階に突入した。手酌を始めている。
本人も自覚していて、2本目のワインが空になったところで早々と部屋に引き上げた。
モロッコでお酒を飲んだのはこの日だけだった。後は食事の度に「オレンジジュース」を注文し、
ツアーの人に「オレンジジュースコンビ」と呼ばれることになる。
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