8.4.3 外注先・購買先との約束
外注先(外注業者・外部のスタッフ)・購買先に、必要な指示を行うこと。
また、必要な取り決めをすること。
次の内容(で必要なもの)を、外注先・購買先との間で決めること。
a) 外注をする仕事の内容(仕様書、指示書、計画書など)
購入品の名称や規格(必要な場合には、仕様書、図面など)
b) 必要な場合には、以下の正式な取り決めをすること
1) 外注する仕事の詳細/ 購入品の詳細
2) 仕事の実施方法。その際に使用する機械や道具。
3) 外注した仕事の出来栄えや購入品の受入検査の、判定基準
c) サービス実施者・作業者の力量についての取り決め (例:必要な資格についての取り決め、
力量のある個人の指名など)
d) 自社と外注先・購買先との仕事の分担、情報の連絡方法など
e) 外注した仕事の出来栄えの確認や、購入品の受入検査の方法。その分析の方法など
f) 外注先の事業所で行われるサービスへの立会の予定。
立会検査の予定(大型設備の購入などで、納品前に、自社が購入先の工場に行って行う
検査。顧客が同行する場合もある)。
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