英語・米語の豆知識3
「英語と米語の違い "用法"」 次は、単語の用法の違い、といえばいいでしょうか、名詞の違いです。
なにも難しい単語が違うという訳ではなく、普段の生活に密着した単語が沢山有ります。普通の観光客にとっても良く使うものとしては、電車などのチケットを買うときに使う "return ticket" というのがあります。いわゆる往復切符ですね。往復で買うとイギリスでは割引率がかなり高くお得な場合が多いので、使用頻度は高いと思われます。アメリカでは "round ticket"、"round trip" などといいます。
次々といきましょう。私が簡単に思い出せるもので、
ここで気をつけて欲しいのですが、イギリスでは、アメリカで使う単語を他の意味で使うことがあります。もちろん逆もあります。ちなみに笑い話として、イギリスからアメリカへ飛行機で旅行している英国人(男)が、機内でアメリカ人の女性の客室乗務員に「消しゴムを下さい " Have you got a rubber? " 」とたずねてしまい、その客室乗務員は赤面し、英国人男性も自分の言った言葉の意味を改めて考えてみて、とても恥ずかしい思いをした、というものがあります。私たち日本人にとっては??で、何がおもしろいのかさっぱりですが、解説するとこういうことです。つまり、英国では消しゴムは"rubber"ですが、"rubber"はアメリカではスラングでコンドームの意味があるんです。普通、英国人でもそれぐらい知っていますが、つい言ってしまった、ということでしょう。
そのほかにも、例えばイギリスで"pants"といえば下着のパンツですし(相手を馬鹿にしたり、なにか失敗してしまったときなどに言うスラングとしての意味もあります。日本語訳は・・・よく分からないですが「ちくしょう!」といった感じでしょうか?)、"subway"といえば地下道という意味になります。また、アメリカで"foorball"といえば、どちらかというとアメリカンフットボールを意味するそうです。
日本人が英語と米語の間違いをしても、ただ英語に不慣れなんだなと思われるぐらいで、多分だれもそんなに変には思わないでしょう。ただ、先の笑い話のようなことは避けたいですね・・・。解決策は、あまりないかもしれません。イギリスに留学して、普通に使っていた言葉が、実はアメリカでは違う意味を持っていた、と後で気づくことが多いんじゃないでしょうか。一度失敗したら、同じことはしないようにすればいいと思います。
表記について
英国は、正式にはグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国といい、英語表記では"United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland"となります。他にもイギリス、イングランド(・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)などの呼称がありますが、便宜上、当ホームページでは、「英国」または「イギリス」を使用しています。
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