2000年 3月
前月へ 翌月へ この月の初日 本日の日記 玉石楼


2000/03/29 肝心なところで

体調を崩してしまった。 昨日から左目の下が腫れていてついに眼科にいった。 しかも風邪なのか、のどがおかしく、熱も出てきた。 家も会社も荷造りできていないのに、である。
きょう、内科にも行こうか迷った末に行かなかった。失敗だった。 やはり医者は迷ったら行くに越したことはないのだ。

明日は最終出社日。どうか乗り切れますように……


2000/03/27 職域……

週末は関東に帰っていた。 用事は2つ。 転居先の内装を見て、契約をすることと、職域大会への出場である。

家の中は思ったより小ぎれいで、十分満足だった。 ただ、志木まで往復15分を歩いたので、土曜日はとても疲れた。

そして職域。 今回、私たちのチームは、8位だった。 前回13位だったことを思えば、数字の上でも進歩していると思うし、特にB級の二人の働きは、目に見えて良くなっていた。 が、私個人の出来はダメダメだった。 金星プレゼントまでしてしまった。 反省はしているがどうしたら解決するのかいまいちわからない。 要は、気持ちが沈んでしまった後で、直せないまま次の試合をしたのが最もまずかったのだから、今度はグインサーガでも持っていって、機嫌をなおそうかな、などと思った。


2000/03/24 教育改悪

朝から怒っている。 その理由は、またもや指導要領が易しくなるということを聞いたからだ。 日本の学校教育は悪い方向に行き続けている、というのが私の持論だ。

『ゆとりの教育』という単語が登場して久しい。 ゆとりとやらを持たせるために指導要領を易しくし、授業時間を減らして、どうなってきたか? 公立の質が低下し、塾と私学が隆盛した。 大筋においてはそうだと思う。

反対者は教育水準が下がることを心配しているとひとくくりに言われるが、私の怒りの根元はそういうマクロなことではない。 また、私は、塾と私学への比重が高まることで学力の経済格差が広がることも心配しているが、怒りの根元はそこにもない。 私の怒りは、浮きこぼれの人権も少しは考えろ、というのに尽きるのである。

落ちこぼれのことばかり見ていて、一日の大半を退屈な教室に縛り付けられる浮きこぼれのことは全く見ていない。 難しいことをやらされる落ちこぼれも気の毒だが、わかっていることを延々聞かされ続ける浮きこぼれだって気の毒だ。 わかっている子供はわかってるんだから我慢しろ、という理屈で、浮きこぼれの義務教育10年間を奪うのは暴力ではないか? その理屈でいけば、すべての子供が落ちこぼれと同水準に学力低下して落ちこぼれがこの世からなくなるまで、浮きこぼれの受難は終わらないということになる。
落ちこぼれは制度に救ってもらえるが、浮きこぼれはただ時間を浪費するしかない。 そして、これまでの数十年を見るに、浮きこぼれ問題が解消される見込みは実に絶望的だ。 昼間に自分にあった勉強をしようと思ったら、私学に逃れるか外国に行くかくらいしかない。 経済的に余裕がある家庭ならそういう手で逃げられもするが、そうでなければ、浮かないように足踏みするしかないだろう。 こうして国際競争力のある人材を国費だけで作ることはどんどん難しくなる。 当然のなりゆきだ。

おバカな教育関係者たちは、「学校が荒れているのはゆとりがないせいだ」とでも考えているのだろうか。 あるいは、偏差値教育だの受験社会だのの弊害を避けるには、詰め込み学習とやらを緩和すべきだと思っているのだろうか。 学校を健全な教育の場であらしめたいという気持ちは結構だと思うが、目的と手段が著しく噛み合っていない。
学校が荒れているのは、大筋において、学校に意味を見いだせない子供と親の割合が増えているからだと思う。 自分にとって意味のない場を尊重したいと思う理由がないのは当たり前だ。
そして、学校に意味を見いだせない理由は、授業についていけないからだけではない。 かつてはそれが主流だったかもしれないが、とっくに、そうではなくなっているのだ。 浮きこぼれの問題も含め、多岐にわたる学校教育と社会のズレを丁寧に見ていかなくてはならない。

十年一日のごとくすべての解決を「ゆとり」に求める人たちの頭はあまりにも硬直している。


2000/03/23 深酒

昨日はワインをたくさん飲んだ。 今朝は二日酔いというわけではないが、どうも酒くさい。 気が引ける。

今週末は転居先の契約と職域大会のために東京に行く。 3月の強行軍もいよいよ終盤だ。 これまで病気にもならずにやってこられたのは良かった。
4月は、あまり遊び過ぎないようにしなくては、と思うが、かるたの練習にも行けるし友人にも会える、買い物もできる。 おとなしく休養できるかはアヤシイ。


2000/03/22 家計簿に復帰

久しぶりに自分で家計簿をつけてみた。 時々相棒にお願いしていたので、取り返しのつかないくらいの穴は空いていなかった気がする。 口座とのギャップを埋められるかどうかは、通帳記帳してみないとわからないのだが、通帳が最近見あたらない。 引っ越しまでに探さなくては……。

今朝気づいたのだが、自分の家計簿をつけてちょうど1年になるようだ。 新たにつけなおすにはちょうどいい。 というわけで、気分ははやくも4月以降にどうつけるかに向いている。 いま使っている家計簿ソフトにはいくつか不満な点があるので、できれば自分で理想の家計簿ソフトを作りたい。 ただ、私は昔から算数の類が苦手。 いかにも数字系のソフトを果たしてきっちり作れるのか、不安だ。 それでも、どういうのを作りたいか考えるだけでも楽しいで、しばらくはAOEもオレシカもやめて、家計簿ソフトのことを考えようかな、と思っている。

もっとも、ゲームをしないその間隙をぬうように、はまむから借りたGガンダムが私の時間を奪ってゆくのであるが……。


2000/03/21 移籍確定

松山大会では東大しか引かなかった。 後輩に勝って先輩に負けて。 ジャージは家に忘れ(られ)るし、私としてはいまいちだった。 まあ、相棒が3位で2点とってくれてよかった。
が、今期は相棒と取ったポイントでずいぶん差がついてしまった。 ちょっと悔しい。 すごく悔しいというほどでもないあたりに若さの減退を感じもする。 大人になったと思うべきか?

会対抗に出場できる見込みがないので、キリ良く4月からは東大かるた会に戻る予定だ。 東大の練習に顔を出すのは楽しみだ。 知らない敵陣の人と練習ができる。 なんて新鮮!

たくさん寝たがなんだか疲れている気がする。 引っ越しまでそろそろAOEを断とうかな、なんて殊勝なことも考え始めた。 もちろんオレシカもやらない。 それ以外をやる気力が起きないときは素直に寝ることにしようかな、と思うのだ。

引っ越し準備のヒの字も出てこないって? まあ、そのうち……


2000/03/17 松山

連休の最後は松山大会である。 Xハイウェイとやらが通ったので去年より楽に自動車で行ける予定だ。 人も遊びに来る。

かなりの確率で、松山大会が、徳島県かるた協会所属として出る最後の大会になる。 (出戻りの可能性も0ではないが。)
あと8〜9点ポイント取れたら、会対抗のためにあと1年所属しようと思っている。 つまり私が相棒のどっちかが優勝したり、鹿児島大会でも入賞があったりとかしなくてはならないわけで、実現可能性はあまり高くなさそうだ。 まあ、大会はいつでもやってみるだけなのだが。

最近、気持ちの上で仕事が優先で、家事とかWebの手入れとかがあまりできない。 仕方がないと割り切ることにはしているが、気にはなる。
ふと考えると、私のステージは主に3つあるようだ。
1つは仕事。2つめは趣味の生活。3つめは家庭人としての自分である。 ゲームはいずれにも含まれていない。 食事と同じだからだ。
いまはほとんど仕事ばっかり、ということになる。 こんなことを考えるということは、少しバランスを取りたい気分になったのだろう。


2000/03/16 行き納め・食べ納め

引っ越しが近づいているので、昨日の夕食は、私の愛するお好み焼き屋さんに行き、私の愛するメニューを頼んだ。 それは「いかちりめん」。 いかとちりめんじゃこがメインのお好み焼きだが、これがとっても美味しい。 じゃこが旨味になるし、いかとの相性も非常に良い。 しかも安いのだ。 そんなわけで、「いかちりめん」はその店に行くたびに必ず頼むメニューである。

そして贅沢サイドメニュー、「手羽先めんたい」も頼んだ。 手羽先のなかに辛子明太子を詰めて揚げた食べ物である。 やたらと油っこいが、美味しいことは美味しい。 なにより、このメニューは、最初の頃、頼もうと思ってもいつも品切れだったので、一層、価値があるように感じるのである。 これを頼むなら当然ビールも。 ということで、昨日はほろ酔いで帰宅した。

ほろ酔いの私はさらに、前日、ホワイトデーにとパウゼで買ってもらったチョコレートを食べた。 1粒は、「スリーズ」。 そう、さくらんぼをお酒に漬けたもののまわりにチョコレートがあるやつで、私の大好物である。 もう1粒は、「キャラメル」。 キャラメルが入ったチョコレート、これも大好物である。 だいたい蜂蜜が好きな人がキャラメル系の味を嫌うわけがないと思う。 そんなわけで、やたらと好きなものを食べまくった。 締めくくりはAOE。 仕事ではくたびれたが、悪くない終わり方の1日だった。


2000/03/15 気のせい

先日、奥歯の奥が疼くようになったので、親知らずかと思ったが、あれきり、生えてくる様子はない。 単に腫れていただけのようだ。

最近、仕事が忙しい。 そろそろ一段落つくはずなので、心おきなくAOEをやりたい。


2000/03/14 月下の棋士

昨日は危うく『月下の棋士』を見逃すところだったが、見ることができた。
しかし。
負けてしまうとは。
なんだか、見終わって、ストレスを感じた。 例えるなら、かるたの試合で勝負に勝って試合に負けたというような悔しさを、ドラマを通じて追体験させられた感じだ。 主人公は負けてさわやかなのに、観ていた私のほうは全然さわやかではなかったのである。 とてものこと、将棋はできそうもない。


2000/03/13 8年ぶりの油絵

昨日は起きたら正午だった。 慌ててリエさんに連絡を取り、かるた教室で忙しい相棒にお願いして吉野川の河川敷へ連れていってもらった。 起きてから出発までの私の手際の鮮やかなこと。 当社比20倍くらいはテキパキしていた。 なにせ、日没までしか描けないので、焦っていたのだ。

前日が雨だったのでどうかな、と思っていたが手頃な場所を見つけて絵を描くことができた。 キャンバスが小さいこともあり、2時間も経つころには、だいたいまとまっていた。 結局、2時前から5時過ぎまで描いていた。 さすがに最後の頃は寒かった。

油絵を描くのは、高校卒業以来、8年ぶりだ。 絵の具や溶き油、油壺、筆などは、この日のためにと新しいものを買ってあった。 ようやく使えて嬉しかった。 やはり絵を描くのは楽しい!

しかし、ひとつ問題がある。 相棒は油絵の匂いが大の苦手なのだ。 現在、絵は書斎こと物置で乾かされているのだが、当然、そこには油絵の匂いが充満している。 私が絵を眺めにちょくちょくそこへ行くので、そのたびに匂いがほかの部屋に漏れる。 そんな程度でも、匂いがかなり気になる様子だ。 私が頻繁に絵を描くようになると相棒が家に居つかなくなるかもしれない。


2000/03/10 寸暇を惜しんで

昨夜はお得意の"昼寝"をしてから、お風呂に入り、AOEをやってしまった。 しかし、なんと同盟国がゲームから脱落してしまい、気力をなくしてそこでやめた。 物資を支援したり、援軍を派遣したりということをまったくやらないでいると、そういうリスクもあるようだ。
それにしても、最近、どうも相棒のほうが上手いので悔しい。

今日から送別会が二連チャンだ。 異動について、なぜか本人への正式通知が全然なくて困っていたのだが、ようやく知らされた。 これで安心して飲める。


2000/03/09 送別会

明日はチームの送別会、明後日はかるたの送別会だ。 離れるのは寂しいが、送ってもらえるのは嬉しい。

それにしても、3月は予定がぎっしりだ。 今週末は送別会連続のほか、天気が良ければ吉野川に絵を描きに行きたいという野望もある。 来週末は松山大会、その次の週は職域。 その次の週は引っ越しだ。 無事に乗り切ることだけを念じてがんばる。


2000/03/08 疲れているから遊びたい

どうも疲労感がある。 仕事も息切れ気味だ。 しかし家に帰るとついAOEをやってしまう。 昨日は普通モードではじめて勝てた。 外交固定モードではあるが……。

今日も疲れているのであまり残業はできそうにないが、家に帰って素直に寝るのは気が進まない。 ”寝てしまったら、本当に疲れているみたいではないか!” いわば、そういう心境なのである。 なんとなく、夜寝たくないという相棒の気持ちがわかるような気がする。

近頃、家計簿をサボり続けている。 非常にマズい。 えーい、引っ越すことだし、4月から新しくつけなおそう! つけなおすのはいいが、今月つけないでいい理由にはならない。 しかしやりたくない……。


2000/03/07 朝からAOE

今朝は、引っ越しの見積もり業者さんが来た。 約束の時間より15分はやいやんけ! ということで、AOE2の真っ最中であった。 慌てて相棒を起こし、私は続きをば……。

嗚呼、だらく!!

AOE2は最近、難易度を「普通」にした。 やはり苦しい。 いっそうの精進が必要のようだ。


2000/03/06 オフ終了

某MLのオフが終わった。 いつものようによく遊んだ。 夜に弱い私にしては夜更かしもしたほうだ。

3月は、お別れの季節、それ系のイベントがこれから続く。 それが終わると桜が咲いて、新しい生活だ。 今度こそ、綺麗に住むぞ。 人が来たのでずいぶん片づけた後、そう思いはしたが、自信はない。

今週末は掃除がないので、今週は比較的残業が出来そう、などと考えているようでは、綺麗に住むというのも見果てぬ夢でしかないのだろうか……。


2000/03/03 警察不祥事

警察庁長官の処分の記事を読んでなんとなく釈然としない。 マスコミの批判的論調、抗議電話の殺到、選挙への配慮。 何が悪いと言うつもりはないが、この顛末、なんとなく、気持ちが悪いのだ。

不祥事自体に同情の余地はない。 しかし、せっせと抗議電話をかけさえすれば警察内の処分をどうこうできるかのような印象を受ける。 それが不気味だ。
基本的に、N局長の処分を決める直接的権限は、抗議電話をかけた人々には、ないのだ。 そして、ないことは正常だ。 別に「非民主的」なわけではない。 でも、そういう声はあまり聞こえてこない。

世論の囂々たる非難の中、あくまでも、N局長を処分なしとした自分の判断は正しいと言い張る長官は立派だ。 私はそう思う。


2000/03/02 歯がゆくて

数日前から、どうも、右の奥歯の奥がおかしい。 まず歯茎の皮がしわしわしてきて、盛り上がってきて、だんだん、かみ合わせに異物感を伴うようになった。 もしかすると、いや、かなりの確率で、これは、親知らずが生えてきたのではなかろうか。 気になってついつい舌をやってしまう。

昨夜は時間があったので、ついAOE2をやってしまった。 これではいけない。 今週末は我が家でオフがあるのだ。 今日はかるただし、家を見に来たいという人も来る。 掃除だ掃除!


2000/03/01 春入り

3月になった。 ブースの天野カレンダーをめくるとお気に入りの『薔薇姫』。 うれしい。

転勤するので、チーム送別会があるのだが、本人、異動先をまだ知らない。 このままだと、知らないまま送られることになる。 かっちょわるい。 上司に聞いてみようとは思うのだが、とても聞きたくない。 気が重い。

かるたを教えている小学生たちに引っ越しを告げるのもつらい。 引っ越してしまえば楽しい新生活が待っているはずだが、まだまだ、仕事が残っているという感じだ。


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