4月22日

およそ一月の間、「模倣」の再評価について考えてみました。もう少し補足し足りない部分もありますが、ひとまず終わりにします。

「独創性」を支える土台としての「模倣」に光を当て、いわゆる創作における「温故知新」のことに触れようとしました。

カレーライスに例えるなら、具やスパイスを選んでどんなカレーをつくるかはその人の好み(独創)であっても、

しっかり炒めた玉ねぎの甘み(模倣=土台)がルーのベースとして存在しなければ、カレーの旨みがでてこないことと似ていると思います。