|
sirohime【白姫】GHz/SSD/USB2.0 省電力&超静音−新メイン機
| (2011.02.12)
|
xenouvaに代わる新メイン機。静音性・省電力性能とパフォーマンスの両立を目指した。また、SATAサポート、SSDサポート、USB 2.0サポート、SSD/HDDリムーバブル化、UniAudio使用、UniChrome対応など、従来OS/2では対応が困難だったハードウェアへの対応もいろいろと試みた。結果は概ね成功だったが、システムに相当手を入れなければならなかった。
| SPEC
|
|---|
| Mother | TYAN Tomcat K7M
|
| Chipset | VIA KN400A
|
| CPU | GeodeNX 1500 (1GHz/fan-less)
|
| RAM | 512MB (DDR333)
|
| IDE | Removable / Patriot SSD 32GB (with SATA→IDE)
|
| SATA | (2ポート)
|
| DVD | I・O DATA DVR-AN16FAB(DVD-R/RW DVD+R/RW CD-R/RW) (Sec-Slv)
|
| FDD | FA404M 3.5" 1.44MB
|
| MCR | FA404M CF+SD/MS/SM (*)SDHCには未対応
|
| USB | USB 2.0×6 (R4+I2) (*)ドライバはUHCI×4+EHCI
|
| Video | UniChrome (on board)
|
| Audio | VT8237/ALC655 (on board)
|
| LAN | RTL8100 (on board)
|
(*)FA404Mのリビジョンによっては、ファームウエアのアップデートで対応可能。ただし、リビジョン確認には本体を取り外す必要があり、面倒なのでやっていない。なお、SD→CFアダプタやμSD→MSDuo→MSアダプタを使えば、現状のままでもSDHCは扱える。
●本機の要件と作製テーマ
- 私は騒音を極端に嫌うので、ゼロスピンドル乃至はそれに準ずる超静音機でなくてはならない。1m離れた状態でほぼ無音であることが絶対条件。なお、HDDを無音化するのは面倒なのでSSDを使用する。また、SSDを使用するならSATA化が前提。
- メイン機は常時電源オンにしておくマシンなので、消費電力が小さいことが望ましい。そのために、VGA/AUD/LANはオンボードペリフェラルを使用する。当然、OS/2とWinMeでそれらが正常動作することが条件。また、省電力の点からもSSD化は望ましい。
- 静音性・省電力に比べれば、動作速度は優先度の低い項目だが、さりとて現状(Celeron/566MHz)並では物足りない。せめて、MPGがフツーに見られるくらいにはしたい。ファンレスのGHzクラスCPUが欲しい。
- OSは基本的にOS/2以外は使用しない。ただし、ネットワーク実験のために、他OSを使用する可能性もないとは断言できない。ゆえに、SSD/HDDのリムーバブル化が必要。HDDのリムーバブル化と静音化を両立させるには手間が掛かるので、やはりSSDの使用が望ましい。
- USBマスストレージを自由に使えるようにしたい。現状では実質的にUSB 1.1限定で、なおかつ領域解放と再確保が必要などの制限がある。現在市販されているUSB 2.0メモリをHPFSでフォーマットすれば、そのまま何の支障もなく使えるようにしたい。
- オンボードペリフェラルへの対応。特に、SNAP 3.1.8によってVIA UniChromeが実用レベルで使用可能か確認する。また、UniAudioドライバによって、オンボード音源が実用レベルで使用可能かも確認する。
●マザーボードとCPUの選定
低コストで静音性とGHzを両立させようと思ったら、PentiumM系、GeodeNX系、C3系あたりが候補に挙がる。今回はUSB 2.0やSATAのサポートがされていない可能性があるソケ370系は避けたい。また、拡張性の乏しいITX系(EDEN/EPIA)も対象から外す。つまり、候補はPentiumM/CeleronMかGeodeNX/Mobile Athlon/Mobile Sempronとなる。
@K8M800-M7+Mobile Sempron 3000+
TDP25wで3GHz相当という、かなりの省電力システムなのだが、クロックもコア電圧もいじれないのが運のツキだった(OCは可能)。ファンレス化不可能につき放棄。さらに、このボードの調子自体もあまり良くなく、二つあるSATAポートの片方が死んでいた。流石にメイン機には使えない。クロックとコア電圧を下げられれば相等有力な候補だったのだが…
Ai915Ga-HFS+CeleronM 360
SilentTekのおかげで、静音性は比較的高い。ただし、CeleronMだとクロックダウンできなので、このままでは少々厳しい。さらに、Windows Meのサポートが切捨てられていたのが致命傷になった。VGAとAUDをPCIボードにしないと動かない。それだけで消費電力が大幅に増える(+20wくらい)。なお、LAN(Yukon)のWinMe用ドライバは別途ネットから入手可能。また、VGAはPCIeが使用可能で、ボードによってはWinMeをサポートしていることがあるが、消費電力を考えるとPCIよりもさらに厳しい。
BAK77-600N+GeodeNX 1250
レガシーOSのサポートは問題ない。Windows Meもちゃんと動く。ただし、SATAポートがないため、このままでは今回の要件を満たさない。そこでIDE/SATA変換アダプタを入手したのだが、ブート不可能だったorz。変に安かったので……確認しなかった私のミスか…。また、VGAが外付けのAGPなので、その分はどうしても電力を消費する。このマザー自体はけっこう気に入っているのだが、今回の用途には向かない。
| |
なお、GeodeNX 1500ではなく1250を使っているのはコア電圧の問題。このマザーの下限は1.1vで、1500の定格1.0vは出せない。実際には1500を1.1vで使っても問題はないが、1.0vが出せるGeodeNX正式対応MB(次項参照)を持っているので、ここで使うのは勿体ない。
|
|---|
CTomcat K7M+GeodeNX 1500
GeodeNX専用マザーボードで、コア電圧は1.0vが出せる。Windows Meは正式サポートしていないが、ドライバは入手可能。OS/2でもオンボードペリフェラルがすべて使用可能。加えて、GeodeNX 1500のTDPは僅か6w、超静音&省電力システムが組める。ミドルタワーケースにFlexATXというのもどうかと思うが、これに決定。
結局4枚目でようやく決定できたがわけだが、この順番でスンナリ決まったわけでもない。何度も試行錯誤を繰り返し、少なくとも5〜6回はマザーを付け替えている。しかも、最終的に決定したK7Mは、実は他マシン用にキープしていたもの。しょうがないので、K7Mをもう一枚入手しておいた。
●SATA化
いきなりだが、今回はSATA化は諦めざるをえなかった。理由は、用意していたSSDをMBがまったく認識しないからorz。OS云々以前の問題。SATA/CFドライブは正常認識するので、SSDが壊れているんじゃないかと思ったが、IDE/SATA変換をかませてIDEコネクタに接続したら、問題なく動作した。原因は不明としか言いようがない。相性かな…? 結局、その状態でIDEのリムーバブルラックに入れて使用することにした。
| |
【追記】SSDを認識しない理由がほぼ判明した。どうやら、K7MはSATA150(1.5Gb/s)のSSD/HDDしか認識できないようだ。下位互換性云々は通用しない。同じくK7Mを使用しているGC-70100G005(黒猫)で確認した。SSDもHDDも概ね2007年以前のモデルを使用する必要がある。
|
|---|
ちなみに、SATAの方もOpen Rafter 5というラックを使用している。こいつは某ショップのワゴン品で980円。値段相応の造りだが、2.5"ドライブ用なのに5"ベイに装着する点がミソ。3.5"ベイは数が少なくて貴重だからね。まあ、HDDなら認識するだろうから、そのうち試してみよう。
で、試してみたんだが思わしくない。第一に、やはり構造的にチャチすぎる。かなりの頻度で接触不良が出るようだ。また、きちんと認識しても、IDEとの併用は難しい。SATAを使うなら、IDEを殺してSATAのみのシステムにしないとダメみたい。少なくとも、IDEでOS/2のシステムを構築して、SATAをリムーバブルディスクみたいに使うというのは難しそうだ(IDEが4チャンネルになるわけで…)。ということで、とりえあずOpen Rafterは撤去。このベイはもう少し有効な用途に使おう。将来的にSATAを利用する必要が出てきたらeSATAでも使うか。
●シリコン化
ということで、SSDにIDE変換アダプタを噛ませて、IDEのモバイルラックに入れて使用している。Windows Meはこのシステムでも基本的に問題なく動作する。しかし、OS/2は通常の手順ではインストールすらできない。SATAにもSSDにも対応していないカンジ。まあ、DANIS506等のドライバを使って、FDに多少細工をすればクリアできるだろう。が、別のHDDで作成したシステム(Daniela小母様化済み)のバックアップをこのSSDに持って来て、そのままリストアすることにした。この方法の方が遥かに簡単。また、今まで、シリコン化するとアクセスが異様に遅くなる(書き込み0.8Mbps)という症状を何度も経験しているが、今回はその問題も発生しなかった。読み書きともに14Mbps程度(PIO 4)は出せる。
| |
Windows Meでディスクアクセス(特に書き込み)が異様に遅くなる原因は、IDEコントローラないしドライブ自体が正常認識されず、「MS-DOS互換モード」になってしまっているため。今回もSATA/CFドライブにWinMeをインストールしたら、この問題が発生した。SATAのIDE互換モードが認識できなかったようだ。
|
|---|
なお、本機のOS/2ではHDD LEDが点灯しない。同じ環境でもWindows Meでは正常に点灯するところを見ると、やはりIDEドライバ周りに問題があるのではないかと思う。確証はないが、Daniela小母様のドライバの問題かも…?
●ディスクアクセスとUDMA転送
このシステムのWinMeでUDMA転送を使用するためには、BIOSでUDMA転送を《Disable》にする必要がある。間違いではない。《AUTO》にするとUDMA転送は有効にならない。原因は不明。OS/2では確認していないが、実感としては同じカンジ。
また、OS/2では一つ非常に厄介な問題が起きた。ファイルの連続コピーなどが、概ね100MB〜200MBくらいに達すると、システムが突然フリーズしてしまう。最初、環境構築済みのシステムのバックアップをリストアしようとしたのだが、どうしても途中でフリーズしてしまい、最後まで行かない。辛うじて、PMの基本システムのみのバックアップが最後までリストアできたので、ここから環境を再構築した。
この現象は、BIOSで転送速度を遅くすると緩和される。また、CFのような遅いドライブへコピーするときは起きない。さらに、SSD同士でもWPS上のコピーならば起きない。高速に処理されるコマンドラインが問題。原因は不明だが、恐らく転送自体の速度が速すぎて、周りが付いて行かないのではないかと思う。
いずれにしろ、システムのバックアップ/リストアの際にはかなり厄介な問題で、再度ZIPによるバックアップを検討することになった。ZIPならば、ファイル単位/ディレクトリ単位でのバックアップやリストアが可能なので、今回のような症状の場合には融通が効く。
|
|
追 記
|
その後、通常使用時にも「突然フリーズ」を何度か経験した。たとえば、アプリケーションやウィンドウを開こうとすると、オープンプロセスの途中でフリーズしてしまうことがあるようだ。ただし、その頻度は高くなく、日常的な使用において我慢できないほどではない。コピー中のフリーズとは異なり、一応[Ctrl]+[Alt]+[Delete]も効くし。
|
●省電力化と静音化
OS/2でもWinMeでも、通常使用時の消費電力は35w前後。高負荷時でも40w強で収まる。しかも、そのうち20w程度は電源ユニット自体が消費しているものと思われる。電源ユニットを350w→250wと換装しただけで4wほど落ちた。ACアダプタ化すれば、さらに半減も夢ではない。実際、ACアダプタで使用しているマイクロPC(i815+C3/667)はシステム全体で17wしか食っていない。そのレベルまではいけるだろう。この点は将来の課題としよう。
なお、メモリの枚数も消費電力を大きく左右する。1枚あたり数w程度消費しているようだ。256MB×2を512MB×1に変更したら5wほど落ちた。
CPUはファンレス、ケースファンなし、ドライブはSSD。唯一の回転部は電源ファンだが、8cmファンに抵抗を噛ませて静音化している。1m離れればほぼ無音レベル。充分満足できる静音性。むしろベイ内蔵スピーカーのアンプのヒス音が気になるくらい。CPU温度は冬場の室内で40℃弱。まあ、問題ないレベル。
ちなみに、光学ドライブは当然回転するが、常時使っている訳ではないので、消費電力や静音性の考慮の対象にはしない。なお、一昔前の光学ドライブは、異様な唸鳴りを発して実に耳障りなので、苦労して骨董品の4倍速ドライブとかを探していたのだが、最近の物はけっこう静かなようだ。今回はLITE-ONの廉価DVD-RAMドライブを使ったが、特に回転数を落とさなくても、騒音はそれほど気にならない。
●高速化
CPUはGeodeNX 1500、Pentium換算で1GHz強くらいの性能。今までのメイン機がCeleron/566MHzだったので倍近い。実際、体感もかなり違う。動画再生もそれなりに可能なレベルで、充分満足している。これ以上の速度が必要とされる作業はメイン機の仕事ではない。
●USBマスストレージとLVM
今回はUSB 2.0のマスストレージが正常使用できるのではないかと、秘かに期待をしていた。今まで、USB 1.1しかまともに動かなかったのは、マザー側の問題も大きいだろうと思っていたので。結論から言うと、USB 2.0のメモリが普通に使えるようになった。さらに、FAT32.IFSを組み込めば、市販のUSBメモリが細工なしでそのまま使える。今までは、実質的にUSB 1.1限定で、しかも領域確保のし直しまで必要だったので、これは大進歩。
ただし、その場合はLVMを組み込まず(OS2LVMをREMる)、IBMDASDの代りにDANIDASDを使う必要がある。領域確保云々の問題は、要するにLVMの問題だったような気がする。OS2LVMを外す前は、OS/2で領域確保したCFですら、カードリーダーによって読めたり読めなかったりしていたが、OS2LVMを外したら何の問題もなく読めるようになった。何となく、ボリューム作成時に割り振ったドライブレターが悪さをしているようカンジだった。少なくとも私個人はLVMの必要性をまったく感じないので、組み込まなくても全く支障がない。
なお、DANIDASDは非LVMシステム専用のようで、「It does not work with OS2LVM.DMD!」となっている。ただ、この警告の意味する所は微妙で、OS2LVMをREMれば支障なく使えるのか、それとも、LVMが標準のWarp 4.51以降では何らかの問題が出るのか−−たとえば、システムクラッシュとか、ファイルの破損とか−−はっきりしない。FAT32.IFSのドキュメントにも脅しのようなことが書いてあるしで、実はこのDANIDASDを使うのは躊躇していた。ただ、けっこう多くのユーザーがへーきで使っているところを見ると、特に問題はないのかも知れない。
OS2LVMを無効にすれば、当然LVMの機能は使えないが、LVM.EXE自体は起動する。論理ビューも表示はされるが、物理ビューしか有効ではないと思えばよいだろう。また、LVMGUIは単にLVMにPMを被せただけのものかと思ったが、どうもそうではないらしい。領域の削除などはコマンドライン版のLVMよりも強力。これがあれば、領域削除だけのためにWindowsを起動する必要はないかもしれない。
●UniChromeとSNAP 3.1.8
今回のテーマの一つは、VIAのUniChromeを使うことだった。UniChromeが使えれば、Edenのような超小型PCにOS/2を組み込むのも楽になる。また、SNAP 3.1.8はUniChromeを正式にサポートしている。大いに期待した。ところが、UniChromeなら何でも良いわけではないようで、CLE266やCN800とかはサポートしているが、GeodeNX用のKN400はサポート外。結局、汎用VESAドライバと言う情けないことになった……のだが、この汎用VESAドライバ、実は汎用とは思えないようなパフォーマンスが出る。コマンドラインのスクロールは極めて速いし、ブラウザの表示もキビキビしている。型番が認識できないので、汎用VESAと表示してはいるが、実際はUniChromeのドライバが使用されているのではないかと思う。
唯一の問題は、PMViewの画像表示が遅いこと。XGA全画面だと2秒くらい掛かり、描画が目で追えてしまう。他のビューアでは非常に高速に表示されるので、PMView側の問題だとは思うが…ちなみに、VGAをPCIのMystiqueに変更しても同じ症状が出た。旧マシンのCelron/566+Mystique+SNAP2.1.7の方が遥かに速い。また、このマシンでもMystiqueのままドライバをSANP2.1.7にすれば、かなり改善される。
つまり、PMViewだけ遅いという症状は、UniChromeの問題ではなく、SNAP 3.1.8とPMViewの相性の問題のようだ。現状では手の打ちようがない。まあ、我慢できない速度でもないし。なお、UniChromeでSNAP 2.1.7を使用しようとすると、ブートプロセスでハングする。
|
|
追 記
| その後、PMViewをv3.60からv3.61にバージョンアップしたら、はっきりとわかるくらい高速になった。ちなみに、3.61の変更点は「v3.60で遅くなっていた表示速度を、v3.54以前のバージョン並の速度に戻した」のだそうだ(^^;オイオイ ただし、同じ3.60を使用した状態でもSNAPの2.1.7と3.1.8では表示速度に違いがあったので、低速化の原因のすべてをPMViewの問題と考えることはできない。やはり、SNAP 3.1.8の問題もあると思う。
|
●UniAudioドライバとPCM
UniAudioドライバでオンボードのサウンド機能(VT82xx)が利用できた。しかし、音量が異様に小さい。システムサウンドもmp3再生も辛うじて聞き取れるレベル。そもそも音が小さい仕様であれば仕方ないのだが、同じ環境にもかかわらず、KMPlayerでの再生音は非常に大きい。また、WinMeでも非常に大きな音で再生される。つまり、OS/2での通常使用を基準にアンプの音量を決めると、KMPやWinMeでは耳が割れるほど大きな音になり、それらを基準に音量を決めると、今度はmp3の再生音などが聞き取れない。
結局、この問題はPCM再生の音量が最小に設定されていることに原因があった。しかし、PCM再生の音量は、MMOS/2の標準機能では変更できない。UniAudioドライバ付属のUniMixというコマンドラインツールを使えば可能だが、これは少々面倒臭い(UniAudioのドキュメントに書かれていたLBMixではダメ)。
unimix -id25 -cnt0 -val24
unimix -id25 -cnt1 -val24
こんなカンジになる。id25はボードによって変更が必要だろう。HobbesにあるunimixPMというツールを使うと、もっと手軽に設定変更ができる。なお、KMPlayerで音量をいじると、システム全体のPCM音量も変更されるようだ。
●LANドライバ
オンボードのLANはRTL8100、これはRTL8139のドライバがそのまま使える。ちなみに、このK7MはGigabit Ether(Yukon?)が付いていないモデル。
●CONFIG.SYSの変更
今までの結果を具体的にまとめておくと、次のようになる。
REM BASEDEV=IBM1S506.ADD ←標準のIDEドライバは無効に
BASEDEV=DaniS506.ADD ←代わりにDaniela小母様のIDEドライバを使う
……
REM BASEDEV=IBMATAPI.FLT ←標準のATAPIドライバも無効にして
BASEDEV=DANIATAPI.FLT ←小母様ATAPIにしておかないとCDが読めない
……
REM BASEDEV=OS2DASD.DMD ←やはり、標準のDASDマネージャは無効に
BASEDEV=DaniDASD.DMD ←代わりにDaniela小母様のDASDを使うとUSBストレージが楽に扱える
REM BASEDEV=OS2LVM.DMD ←その場合、LVMは殺しておくこと
……
DEVICE=D:\MMOS2\UNIAUD32.SYS /V ←UniAudioドライバ
DEVICE=D:\MMOS2\UNIAUD16.SYS /V /C インストーラによって組み込み
……
IFS=D:\OS2\BOOT\FAT32.IFS /CACHE:2048 ←FAT32.IFS
CALL=D:\OS2\CACHEF32.EXE /F 別項参照
●トラブル(1)OS/2のブートプロセスでエラーが出て停止
原因はUSBマウス設定だったようだ。BIOSでUSB MOUSEをDisableにしたら直った。ただし、以前はEnbaleのままでも問題なく起動していた。マウスを変更したらこの現象が発生し、それ以後、マウスを外しても同症状が出た。なお、DisableにしてもOS/2でのUSB MOUSEの使用には支障はない。
●トラブル(2)OS/2のデスクトップが表示された状態でフリーズ
ブートプロセスの最終段階でフリーズしてしまう。デスクトップにアイコンが表示される直前の状態でまったく前に進まなくなる。原因は不明。とりあえず、CONFIG.SYSの中のRESTARTOBJECTをNONEに設定したらブートに成功した。いったん[始動]フォルダ内のアイコンをすべて外に出して、RESTARTOBJECTをSTARTUPFOLDERONLYに戻し、順次アイコンを戻しながらチェックしたが、結局元あったアイコンをすべて[始動]フォルダに戻しても正常ブートするようになった。DHCPの問題だったのかも知れない。
●トラブル(3)USBカードリーダー認識不能
ときどき、内蔵のUSBカードリーダーを認識しなくことがある。確証はないが、おそらく、UniaudioドライバとUSBドライバのリソース競合(IRQ=5)により、リーダー自体がフリーズしているものと思われる。そのため、OS/2側で設定を変更してもまったく効果はない。この現象が起きたら、リーダーへの電源供給を一度遮断する必要がある。と言っても、内蔵リーダーなのでケース内で結線されており、簡単にコネクタを引っこ抜くわけにはいかない。そこで、本体の電源をオフにしたあと、ACケーブルを引き抜くと良い(電源ユニットにSWが付いてる場合は、それをOFFにすると簡単)。なお、これはあくまでも対処療法で、UniaudioとUSBのリソース競合が存在している以上、再発は不可避である。どちらかを別のIRQに追い出せればよいのだが、残念ながら不可能なようだ。別のオーディオドライバならば改善されるかもと、VIA 82xx用ドライバを試してみたが、症状はさらに悪化した。
●トラブル(4)大量のファイルコピー時のシステムフリーズ
これも前記のカードリーダーのフリーズと全同じ理由で発症するようだ。発症頻度はこちらの方が高い。しかも、ファイル消失のリスクがある(実際、いくつか消失してしまった)。また。ブラウザなどが巻き添えになると、設定が狂ったり、リンクの履歴がすっとんでしまうこともある。実害が非常に大きなトラブルと言えるが、残念ながら現状では対処法はない。強いて言えば、大量のファイルを操作する前には、他のアプリケーションをすべて終了し、重要データのバックアップを取っておくことくらい。
●トラブル(5)KMPlayerの全画面表示でシステムクラッシュ
UniAudio 1.9.3とKMPlayer 0.6.3で発症。《Uniaudioでクラッシュ》のメッセージが表示される。原因はUniAudioとUSBのリソース競合(ただし、IRQではないかも)。根拠は、BIOS設定でUSBをDisableにすると、この現象が起きないこと(何度も確認した)。また、USBがEnable状態でも、WarpVisionであればこの症状は発症しない。つまり、UniAudioとKMPlayerとUSBの3種の食い合わせで起きる症状のようだ。したがって、どれかの使用を止めればよい−−のだが、私の環境ではそう簡単にはいかない。
UniAudioを最新の1.9.5に変更すれば、この現象は回避できそうな感じ。しかし、UniAudio 1.9.5とKMPlayerの組み合わせだと、今度は音声が正常に再生できない。これまたWarpVisionならば正常再生可能なのが悩ましいところ。ところが、KMPlayerのコマンドラインオプションで-audio dartを指定すると、なぜか正常に再生できた。無指定(おそらく自動判別でUNIAUD)でも、UNIAUDの明示指定でも、再生音が壊れる。つまり、Uniaudioを組み込んでいるのに、オーディオドライバはDARTの明示指定が必要だと言うこと。
これにて一見落着だが、安定性に関してはしばらく様子を見ないとわからない。1.9.3でもかなり長い間、全画面クラッシュを抑え込んで使っていられたのだから(システム全体はかなり不安定であったが)。それが、USBストレージを4つ同時に使おうとしただけで、症状が一挙に深刻化し、抑え込めなくなったのである。現在発症してないからと言って、完全に正常になったと安心するのは早いだろう。
なお、Uniaudioの古いバージョンでは1.9.3と同じ症状が出た。また、VIA_823xドライバは組み込み時から「ブー」という音が鳴り続けて止まらない。全画面クラッシュは起きないが、流石にこれでは使えない。このドライバはかなり細かな細工が可能なので、その気になれば解決できた問題かも知れないが、GENIN.DLLなどを勝手に書き換えてしまう点等も問題で、ちょっと深入りする気になれなかった。
●トラブル(6)Windows Meのシステムクラッシュ
画面はVGA16色、マウスは動かない、USBも認識しない、ネットワークもつながらない、もちろん音も出ない。まったく使い物にならない。BIOS設定を初期化しても、SDDをフォーマットしてOSを再インストールしても改善されず。突如発症、原因不明。しかし、ペリフェラル系のリソース競合が怪しい感じ。時を同じくして、OS/2でもPS/2マウスが機能しなくなるトラブルが発生。で、こちらの問題を解決したら、Windows Meの問題も自動的に解決した。恐らく、原因はマウス。対策としては、BIOS設定でUSBマウスをDisableして、本体への電源供給を一時的に遮断すること。電源オフだけでは、どこかに設定が残っている−−つまり、デバイス側が異常な状態のまま−−ように感じられる。
Longrun Reports
●2011.02.12:一応完成
●2011.08.07:小規模改造
SATA RemovableのOpen Rafter 5を撤去。リムーバブルストレージとして使用しようと思ったが、少なくともOS/2ではIDEとの併用が難しそうだ。てか、たとえ使えても、ドライブレターの割り込みが起きるよね。それはそれで困る。加えて、構造的にチャチすぎて接触不良が頻発、精神衛生上良くないので撤去。
| |
本当はZEROというCF/SATA変換アダプタをOpen Rafterに接続するつもりだったんが、ZEROは側面ねじ穴がないため、Open Rafterに装着できない。しょうがないので、電動ルーターで側面に穴を開けた。が、素人工作の精度では、なかなかきちんと接続できない上に、組み立て課程でコネクタ部を痛めてしまったようで御臨終(u_u;) まあ、このアダプタには悪い思い出しかないので、惜しくもないけれど、ねとつく夏の夜に身体中から汗を滴らせて頑張った結果がこれかい…
|
|---|
FDDをOwltechのFA404Mに換装。これは通常のFDDとUSBのメモリカードリーダーを一体化したもの。これで内蔵リーダーは2台となった。ストレージ用とデータ交換用にCFのリーダーが2つ必要になったので、この方式にした。このリーダーは内部のUSBピンヘッダ接続のため、前面に引き出していたUSBコネクタ(USB2)を使用不能にせざるをえなかった。近いうちに変換コネクタでも買ってきて、背面コネクタ接続に変更したい。
電源ファンをさらに静音タイプに換装。確か、TwoTopで200円で売っていたやつ。それを5v化して回転数を落としている。非常に静か。抵抗を噛ますよりも遥かに効果がある。もちろん、排熱能力は格段に落ちるわけだが…。そろそろ本気でACアダプタ化を考えないとなぁ…。ちなみに、少なくとも夏の間はケースの側板は取り外すことにした。埃が入るのがいやなのだが、温度はかなり違うようなので。
●2011年08月25日 キーボード故障?でフリーズ頻発
ファイルの大量コピー中にシステムがフリーズするという現象が頻発した。どうもキーボード周りに問題があるようだ。確証はないが、ここ最近キーボードの挙動がおかしかったのは確か。また、このフリーズ現象が発症すると、一度電源を落としても、キーボードの動作がおかしい。キー入力を全く受け付けなくなったり、勝手にEnter入力したり、特定のキーのみ入力できなくなったり(ハードウェア的な接触不良とは異なり、入力できないキーは毎回異なる)。しかも、キーボードを交換すると、フリーズ現象は起きない。ならば交換すればよいではないかと言うことになるのだが、残念ながら、諸般の事情で通常使用に耐る代替キーボードがない。フルサイズならあるんだけど、現在の環境だとミニサイズしか使えない。で、手持ちのミニサイズのキーボードは、キータッチが安っぽくてとても実用は無理。今月は予算が尽きてしまったし、はてさて…どうしましょう?
●2011年08月25日 ファイル削除でフリーズ
D:(システムドライブ)のFOUND0の中のファイルを削除しようとしたらフリーズ。
これはキーボードとは関係ないような気もするな…どうなんだろう?⇒どうも、このFOUNDx内の壊れたファイルに迂闊にアクセスするのは拙いようだ。
●2011年08月29日 またもキーボード故障?でフリーズ
キーボードハングアップ発症、LED点滅しまくりで操作を受け付けない、乃至は誤った入力をする。常時Ctrl押下状態とか…。きっかけは、KVMに接続してあるもう一方のPC(kurohime/Win7)側のキーボードコネクタの緩みのような…
この症状が出たら、PC側のキーボードコネクタを両方とも外して、しばらく放置すると復活する。キーボードをKVMスイッチから外しただけでは効果なし。
となると、ハングしているのはキーボード自体ではなく、KVMスイッチかもしれない。
●2011年09月22日 内蔵メモリカードリーダー使用不能
3.5"FDD一体型のメモリカードリーダーが突如認識されなくなった。OS側の問題ではなく、ハードウェア側の問題のようだ(BIOSが認識していない)。原因不明。が、内部コネクタのはめ直しで認識するようになった。接触不良?今後も再発するようなら心配だ。
●2012年05月30日 USBメモリ/外付けリーダー使用不能
引っ越しをしたら、突如USBメモリや外付けリーダーを認識しなくなった。内蔵リーダーも怪しい状態。原因は不明。ただし、内蔵リーダー+CFに関しては、メディアを挿入した状態でブートしたら認識するようになった。また、外付けリーダーは、BIOSのPnP設定でIRQ=11をLegathyにして、2番目のUSBポート(前面右側)を使用したら、数分後に何とか認識するようになった。また、2番目ポートが使用可能になった後には、1番目ポートも使用可能になった。ちなみに、デフォルト(すべてPnP)では、IRQ=11をUSBとLANが共有していた……というか、競合していたんじゃないかと思う。まったくPnPは不便だ。
●2013年03月08日 USBとUniaudioで深刻なシステム障害
外付けのUSBカードリーダーでSDカードを読もうとしたら、システムがクラッシュ。以後、USBカードリーダー、オーディオドライバー、メディアプレイヤーで次々とトラブル頻発。恐らく、原因は一つ。USBドライバとオーディオドライバ(UniAudio)のリソース競合。USBがオーディオか、どちらか一方をあきらめれば簡単な話だが、流石にそうもいかない。散々苦労したが、ある程度の目処はついた。
- BIOS設定で可能限りIRQを空けておく(シリパラやGAME、MIDIはDisable)
- Uniaudioは1.9.5を使う
- KMPlayerを使うときはUniaudではなく、dartを明示指定する
- カードリーダーでトラブルが起きたら、一度電源供給を遮断する
●2013年03月17日 内蔵カードリーダーを2スロットに変更
今までは4スロットのものを使用していたが、それを取り外して、FDD(FA404M)に付いている2スロットのリーダーに変更。これは、OS/2が使用していないスロットにまでリソースを割り振ってしまうことが判明したため。そのため、MSDドライバでRemovables数を大きく取らないと、認識不能なスロットが発生してしまう。と言って、無闇に大きく取ると今度はシステムが不安定になる。そこで、Removables数を4として、内蔵2スロット+外付け2スロットに割り当てることにした。
●2013年03月17日 Windows Meがシステムクラッシュ修復不能
システムの再インストールをしても直らない。原因不明。ドライバをチェックすると、マウスとVGAでトラブルが起きている様子。しかも、正体不明の幽霊デバイスまで出現している。UniChromeドライバを入れてもVGAでしか表示できない、マウスはなぜか二つ現れてリソース競合、幽霊に触ると即フリーズ。BIOS設定を初期化しても効果なし。ハードウェア的な故障の可能性もあり。特に、マウス周りはアセンブル当初からトラブルがあったので、何かあるのかもしれない。
●2013年07月26日 DVDドライブ換装
今までkurohimeVで使っていたDVR-AN16FABに換装。こちらはDVD-RAM不可。DVD-RAMが使えるLITE-ONのDVDドライブを、このマシンに付けていても宝の持ち腐れなので、有効利用のために交換。
●2013年10月23日 USB拡張ボード装着
システムが不安定なのはUSB周りに原因があるのではないかと思い、オンボードのUSBを殺して、PCIのUSB拡張ボードを装着してみた(VIAのUSB 2.0ボード)。結果は…実は同じような不安定症状が発生していて(メーラーの新着チャイムでのフリーズ、PMViewのファイル操作でフリーズ、マウスポインタの暴走等)、改善されたという実感はない。が、以前のようなCtrl+Alt+Delも受け付けないような致命的な症状にはまだ出くわしていない(30分放置でようやくリブートという事はあったが)。もう少し試してみる価値はありそうだ。
ちなみに、オンボードのUSBはBIOSでDisableにしたが、USBへのIRQ割り当て自体はEnableにしておくこと。また、オンボードのUSBをDiableにしても、電源供給自体は継続されているようで、オンボードのUSBポートから電源を取ることは可能。
なお、USBMSDドライバには注意。最初は古いドライバ(オリンパス用パッチを当てた物)を使用していたが、マスストレージの認識が極端に鈍くなった。しかし、W45PackのUSBMSDドライバに戻したら正常認識するようになった。
【PCうそつき講座目次】
【ホーム】