(2003.03.01/2004.06.21upd)

Opera Piccoloの静音化

●ファンレス化の可能性

不可能ではないがかなり厳しい。ファンレス化可能な唯一のCPUはVIAのC3だが、TTPが最小のC3 Ezra 800でも、Windowsの通常使用で70℃くらいまで上がる。これはギリギリの温度と言ってもよいだろう。意外なのはC3 Samuel2 667A(CyrixV)で、これならば56℃くらいで安定動作する。TTPで言えばほぼ同じはずなのだが、Ezraよりもかなり低発熱だ。なお、どちらのCPUでもWin上でゲームを動かす場合はファンレスはほとんど不可能。また、OS/2 Warp 4.52はWindows 98SEよりも若干低い温度で動作する。

結論:通常使用に限ればC3 Ezra 800でギリギリ、C3 Samuel2 667Aならばまずまず

●静音ファンの使用

付属ファンはとても騒くて実用にはならない。そこで、14dBと20dBの薄型の静音ファンを購入して試してみた。

20dBの方は付属ファンよりもかなり静かだが、サイレントにはほど遠い。机の上で使うことを考えると、低速回転時でも私の望む静音レベルには達していない。また、冷却効果は最大で20℃以上あり(というか、50℃前後まで下げられる)、静かな割には効果はある方だろう。静音ファンとC3 Samuel2 667Aの組み合わせならばゲームも動作可能。

14dBの方は20dBに比べるとかなり静か。もちろん無音とはいかないが、私でも許容できる範囲。しかし、冷却能力は小さく、C3-667Aでも通常使用で50度以上になる。ファンレスでも56℃くらいだったから、冷却効果はごくわずか。

結論:サイレントPCを望むなら失格、実用的には許容範囲

●ファンの外付け

ファン用の延長コードを買ってきてコードをケース外に引っ張り出して、山洋の6cm静音ファンをくっつけて排気口の上に載せてみたところ、CyrixV 667A(Samuel2)でWinゲームを実行しても55℃/40℃程度にしかならなかった。これは非常に好結果(ヒートシンクに20dBファンを付けるよりも冷却能力が高い)。一応、こいつも定格で20dBだが、回転数を落としているようなので(定格2600rpmを1500rpmくらいにしている)、それよりも少し静かだろう。もちろんファンが回る以上、それでも無音にはほど遠い。ただし、わざわざ延長コードを使ったのには訳がある。つまり、ゲームを実行するとき以外は、ファンのケーブルを引き抜いてしまうことができるのだ。こうすれば、通常使用に関してはファンレス、高負荷のときだけファンをオンにすることができる。……まあ、自動でそうなってくれるファンを買えば良いとも言えるのだが…。

結論:外部ファンは便利で冷却性能も高い

●温度センサーの問題

このマザーでは、温度センサー1がCPUで、温度センサー2がケース。ところが、BIOSでは逆に認識していて、CPU温度よりもケース温度の方がずっと高く出てしまう。どちらがCPUでどちらがケースかというのは、特に決まりはないようだが、これでは不便。BIOSレベルでのオーバーヒート対策がほとんど不可能になるからだ。BIOSではなくソフトウェアで対処していれば特に問題はないのだが。

なお、ファンに関してはCPUとSystemを正しく認識しているようだ。このため、CPUの温度監視および冷却には「System温度−CPUファン」というおかしな組み合わせにしなくてはならない。

結論:BIOS設定での過熱対策はできない

●クロックダウンの可能性

BIOSで設定を試みたが、やはり効果なし。C3ではほとんど不可能と見るべきだろう。

結論:できない

●その他の注意点

CPU/CASE C3 Ezra 800 C3 Samuel2 677A
fanless soft-fan silent-fan fanless soft-fan silent-fan
OS/2 60/30 -- 47/-- 53/23 -- 46/20
Win 70/49 -- 49/-- 56/27 52/23 50/20
WinGame --/-- -- 70/-- 79/66 -- 65/49

※各温度は室温20℃でDOS窓以外のアプリを使用した場合

●Linuxをインストール

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