†PCうそつき講座†
作成開始日 2023.08.02
最終更新日 2023.10.03
元々の問題意識は、Windows、OS/2、Linuxのいずれでも表示可能な文書を作成したかった、ということ。特に、ブラウザに表示したページを文書として保存したかった。それならHTMLでいいじゃないか?と言いたいところだが、HTMLはcssが外部化されていたり、画像ファイルが別ファイルになっていたりして、そんなに扱い易くない。また、プレーンテキストは互換性の点では一番だが、装飾やレイアウト、画像情報がごそっと抜け落ちる。画面をキャプチャして画像に落とす方法もあるが、長い文書をまるごとキャプチャすることはできない(こともない;本稿末尾参照)。
(*)出力ファイル名はフルパスを指定すること。パスを指定しないと、恐らく、ブラウザのインストールされているディレクトリに出力される。また、拡張子も手動で指定する必要がある。
じゃあ、Ghostscript/GSViewをインストールすれば良いのか?と言うと…これがまた、そう簡単には行かない【別項参照】。結局、GSViewは使わずに、生Ghostscriptをバッチで起動することにしたが、それでも使い勝手はイマイチ…ダブルクリックで表示して、クローズボタン一発で消えてくれる、そんなアタリマエのことが仲々難しい。
いや、個人が趣味で作っているだけなら問題ないのだが、企業が商用クオリティで無償配布しているのが不気味。当然、マルウエアの混入、個人情報の漏洩を想起せざるを得ないのだが、現状そうした報告はなく「安全なフリーソフト」の御墨付きを得ている。強いて言えば、バンドルされているCubeWidgetが煩わしいくらい。ダウンロード数も2000万を超えるツールらしく、安心の定番のソフトなのだが…
このクオリティならお金払っても良いので、フリー版は機能制限などをして、安心させて欲しいと思うのであった。善意に不安を覚えざるをえない嫌な世の中になったものだ…
【追記】なお、PDFと言っても画像扱いになるようだ。であれば、PNGやJPEGで出力する方が扱いが楽かもしれない。CubePDFのダイアログの[ファイルタイプ]で出力形式を変更できる。