†PCうそつき講座†

nekokun II【Pentium M740】

作成開始日 2002.12.18
最終更新日 2011.02.14

そもそもはテキスト作業用に嫁さんに作ってやったCyrixV/500MHzマシンなのだが、動作が遅いという理由で打ち捨てられていた。どうしても3Dゲームがやりたいらしい(^^; ということで、次々に中古の高速マシンを買ってはみたのだが、どうも速くない。そりゃそうだ、CPU速度はどんどん上がっているが、ビデオチップがせいぜいi865では3Dゲームなんてできるワケがない。おまけに、小型PCばかり買うので拡張性が著しく乏しい。相性がシビアなだけでなく、物理的に入らないとか、いろいろ問題が出てくるわけよ。

で、モンハンがやりたいからという理由で、またも新マシンを買おうとしたものだから、私が止めて、この捨て猫をゲーム用マシンにアセンブルし直した。CPUはPentium M740(1.73GHz/Pen4換算で約3GHz)で、VGAカードはRadeon RD5450。何を今さらな性能だが、軽い3Dゲームなら、これでも何とかなる。これでも、今までに比べればびっくりするくらい高速化されたらしい(まあ、3DMarkのスコアは二桁違ってるからねぇ…)。こちらとしても、使い途に困っていたi915Ga-HFSが有効利用できてすっきりしている。

SPEC
MB AOpen i915Ga-HFS
Chipset i915+ICH6
CPU Pentium M740 (1.73GHz)
RAM 2GB (DDR2/533 1GB×2; Dual Channel)
VGA Radeon HD5450 (PCIe/Core650MHz/RAM1334MHz)
HDD 120GB (IDE/ST3120025A)
DVD LITE-ON iHAP322-27 (DVD-RAM)
FDD 3.5" 1.44MB (MITSUMI)
Reader Pegasus (CF/SD/SM/MS)
LAN Marvell Gigabit Ether (Yukon)


Longrun reports

CyrixV 500MHzの静音マシン。猫ケース(銀)に入れていることから通称「ねこくん」。マザーはDCSのP3APAでSocket370 & Slot1両対応。で、これがいろいろ問題があるんだ…。

チップセットはVIA Apollo Pro 133A(登場時にはIntelを凌いだ…とういうか、Intelが440BXの後継チップセットで勝手にコケた)で、Coppermineはサポートしているようだ。FSB=133MHz対応というのも、実はかなり有り難い。440BXはFSB=100MHzがネックになっていて、SLOT 1のFSB=100MHz CPUには変なプレミアが付くような状態だからね。で、パワーアップの方針は、550〜600MHzを2000円くらいで入手して、静音変速ファンを付ける、それだけかな?

2002.12.18/過去二度、HDD不良を起こしている。これがちょっと恐い。先日も動作が極端に不安定になったので、パーティションの再フォーマットをしてWindowsを入れ直したんだが、不良セクタの嵐。しかも、システム・パーティションのみ。強いショックなどの思い当たるフシもなく原因が見えない。とりあえずは不良セクタをブロックしてインストールしたから正常に動くようになったが、再発の可能性は低くない。一度だけなら単純にHDD不良かも知れないが、二度目となると、何等かの理由でHDDを壊すシステムなのかとも疑ってしまう…。

2006.08.07/捨て猫。新しいマシン(Pentium4/2GHz)に浮気した嫁さんに捨てられる。壊れたとかなんとか言っていたが、実は飽きたと言うのが本音らしい。動作には問題なし。とりあえず、パーツを回収してケースだけ保存する。ただし、電源、CD-ROM、FDD、ケーブル、内蔵スピーカーはそのままにしておく。

SPEC
Form FactorATX (full)
CDDHITACHI CDR-7930 (x8?)
FDDNEC FD1231T (3mode)

2011.02.14/ゲーム用マシンとして復活。在庫の流用品はMB、HDD、FDD、メモリカードリーダー、内蔵スピーカー。新規購入はCPU、RAM、VGAカード、DVD-RAM、電源。新規購入分で1万2〜3千円といったところか。性能と比較して必ずしも安いとは言えないが、自作機は改造が楽なので後々を考えるとこちらの方が良い。メーカー製のスリムタイプPCは、性能に不満が出ると粗大ゴミにしかならないもんね。


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