(2005.11.06)
で、こんなときは接点復活剤やアルコールをたらして、何度かキーを押していれば直る…というようなことは全くない。そんなことを繰り返していたら、むしろ、症状がどんどん悪化していって、キー入力をまったく受け付けなくなってしまった。オイオイ…。このキーボードは今や簡単に入手できないので、このまま廃棄するのも惜しい。ということで、ダメモトで分解清掃に掛かったのであった。
@裏のネジを外してカバーを取って、基板の裏をむき出しにする。
A問題のあるキーを特定する。問題のあるキーとは、
(a)物理的に動きが粘るようなもの。
(b)押していない状態でもオンなってしまっているもの(テスターでチェック)。
B問題のあるキーを取り外す。基板の半田を半田ゴテで溶かして、半田クリーナーで吸い取り、キーの端子を基板から外す。


C問題のあるキーをキートップを付けたまま引っこ抜く。ドライバでこじればわりあい簡単に取れる。


D問題のあるキーをすべて取り外した段階で、一度キーボードをPCに接続して、残りのキーが正常に動作することをチェックする。もし、まだ正常に動かないようならば、問題のあるキーが残っている可能性が高いのでチェックする。
Eジュースをかぶってべとべとしているキーを、中性洗剤を入れた水の中に放りこむ。
Fベトベトが一通り取れたら、キートップを外し、キースイッチを分解する。キースイッチは上下に別れていて、ツメで噛み合っているだけなので、ツメの間にマイナスのドライバを突っ込めば外れる。ただし、中にバネなどの細かいパーツが入っているので、外す時は慎重に。


G分解した後、また水の中に放り込んで洗浄する。
Hよく乾燥させたあと、元どおり組み立てる。接点の位置関係が微妙なので、注意すること。


I組み立てたらテスターでオン/オフをチェックして、基板に戻して半田付けする。以上で修理完了。
もちろん、初めから分解や修理の方法が判っていた訳ではない。ということで、試行錯誤の過程でキースイッチを一つ潰してしまった。半角/全角キーだったので、けっこう実害がある。そこで、全く使わない無変換キーのキースイッチを取り外して、半角/全角キーの位置に取り付けた。無論、無変換キーは使えなくなったが、個人的には全く問題なし。変換キーもひらがな/カタカナキーもいらねー。とうことで、まだ予備は幾つかあるのだった。106/109系は実に使いにくくて、IBMも間抜けなキー配列をしたもんだと思っていたが、無駄なキーが多いおかげで助かることもあるのね。今回は感謝。