(2009.06.30)
● BB10 ●(仮称) Atom330静音マイクロPCAOpenのベアボーンキットBB10。今のところ適当な名称が思い浮かばないので、型番のまま呼んでいる。Atom330+945ベースのITXサイズのマイクロPC。古いOSはほとんど動かないので、専らWin7のテストマシンとして使用している。ファンレスではないが、CPUファンをケースファンに換装することで静音性を高めている。SSD化もしてあるため、動作音はほとんど気にならない。このBB10は、光学ドライブの有無でサイズが二段変身するギミックがウリなのだが、実用面でのメリットはない。むしろ、構造的な問題点がいくつもあり、決してデキの良いベアボーンではない。同時期に作成したShuttle X27Dの方が遥かに優れた構造をしている。
構造的な問題点の第一は、TDP 8wのメッシュ構造筐体なのに、ファンレスではないこと。しかも、CPUが小型でスペースがないため、小型の騒いファンしか取り付けられない。しかし、CPU直上がメッシュになっているので、CPUファンを取り除いて、メッシュ部に大型のファンを縛り付けるとかなり静かになる(静音・薄型の8cmファンを使用)。ただし、このPCの最大の発熱源(かつ騒音源)は恐らくHDDなので、静音・低発熱PCを目指すならSSD化は必須。
構造問題の第二は、内部配線のケーブルの引き回し。これはかなり酷い。特に、HDDの配線は極めてやりにくい。内部電源ケーブルとSATAケーブルがが引っ掛かって、マザーをケースに入れるだけで、数十分かかることも。私は、ボードと金属板の間にSATAケーブルを挟んで凌いだけど、何度も分解・組立をするユーザーには悪夢のような造り。
第三の問題は、BIOSの設定項目の貧弱さ。メーカー製ノートPC並。温度のモニタリングも、HDDの転送方式の変更もできない。いろいろ実験したいユーザーには非常に不便。私はCF/SATAアダプタの実験で物凄く苦労した。そうそう、BIOSでIDEをいったんDisableにすると、Enableに戻しただけではHDDを認識してくれない。リブートが必要。けっこう戸惑った。
この他にも、USBポートが前面にないとか、どう考えても用途がない内部USBポートがついているとか、電源スイッチが非常に押しにくいとか、POWERランプとアクセスランプが電源スイッチと一体化していて、ともにドギツイ発光をするとか、前板の分解に六角レンチが必要とか、正直、カンに障る部分が少なくない。面白がって飛び付いたのが運の尽き(u_u;) まあ、現状、小型・静音の割に性能の高いPCに仕上がってはいるので不満はないけどね〜〜
| SPEC | |
|---|---|
| M/B | AOpen BB10 |
| CPU | Atom 330 @1.6GHz dual core |
| CHIPSET | Intel 945GC + ICH7 |
| BIOS | Phoenix |
| RAM | 1GB DDR2 PC2-4200 (1 slot) |
| SSD | Patoriot WARP 32GB (SATA) |
| DVD | (外付) |
| LAN | 10/100 |
| AUD | HDオーディオ |
| misc | USB 2.0(x4+x2), SATA(x3), PCI-E mini |