†逆襲のOS/2†

OS/2ネットワーク・メモ

作成開始日 2007.05.30
最終更新日 2018.09.16

●コンピューター名の重複と変更 (2018.09.16)

OS/2をイメージコピーでインストールした場合、 コンピュータ名は常にデフォルト名「WARP452」になっている。 このため、イメージインストールしたOS/2を複数立ち上げると、名前がバッディングしてREQもPEERも起動できない。OS/2の共有と接続(peer)で使用されるコンピューター名(NetBIOS名)はホスト名(環境変数hostname)を変更しただけでは変更されない。\IBMLAN\IBMLAN.INIの中の「Computername=」を変更する必要がある。

●LANカード2枚差し (2018.09.16)

同じLANチップが二つあると識別不能になり、ドライバの組み込みに失敗する。MPTSでバス番号(BUSNO)とデバイス番号(DEVICENO)を指定する必要がある。たとえば、MILLINUXはLAN1が「BUSNO=0/DEVICENO=11」、LAN2が「BUSNO=0/DEVICENO=12」となる。問題は、そのバス番号/デバイス番号の取得方法。OS/2でこれを取得する方法を私は知らない。しょうがないので、PuppyLinuxを起動して調べた。

●ネットワークの最小化起動 (2018.09.16)

通常、ネットワーク機能の始動はSTARTUP.CMDで行うが、デフォルトではデスクトップ上にコマンド窓が開いて見苦しい。以下のように、最小化して起動すると良い。なお、ここで「xxxxx」はユーザー名、「yyyyy」はパスワード。
START /C /MIN NET START PEER
START /C /MIN LOGON xxxxx /P:yyyyy

●ネットワーク関連のコマンドライン命令と設定ファイル (2018.09.16)

……工事中……
netstat
net
route
ifconfig
nslookup	URLをIPアドレスに変換
arp
SETUP.CMD	\MPTN\BIN\SETUP.CMD
IBMLAN.INI	\IBMLAN\IBMLAN.INI
PROTOCOL.INI	\IBMCOM\PROTOCOL.INI
HOSTS		\MPTN\ETC\HOSTS
RESOLV2		\MPTN\ETC\RESOLV2

●勝手にLAN Serverのログイン画面が起動する (2007.05.30)

ネットワーク機能をインストールすると、この現象がしばしば起きる。もちろん、ピアでしか使ってないから、LAN Serverになんかログオンできないのに。たしか、Warp Connect時代からWarp 4.52まで、全然改善されていなかったと思う。で、対処法方だが、CONFIG.SYSの次の行から、CONNECTIONSを削除すること。
SET AUTOSTART=PROGRAMS,TASKLIST,FOLDERS,CONNECTIONS,WARPCENTER

●IPアドレスの変更

もちろん[TCP/IP構成]で変更するのだが、Warp 4のJava版の[TCP/IP構成]でIPアドレスの変更を掛けるとは、しばしば[TCP/IP構成]がフリーズしてしまう。実に困ったもんだ。このような場合には、一度DHCPにしてリスタート掛けてから、再度手動設定をすればよいようだ【別項参照】。なお、ifconfig lan0 192.168.x.xで変更する方法もあるが、これは一時的なものだし、メーラーやブラウザに対しては無効。ま、違うセグメントのサーバをtelnetでいじるときなんかは便利だよね。

●ユーザーの追加

これはWarp 4になって紛らわしくなった。デフォルトID(userid/password)でログオンして、[共用と接続]でユーザーの追加や管理を行う。

●telnetの日本語

telnetのテンプレートから作成し、[コードページ]を[EUC]に設定すると、日本語が表示できる。ただし、OS/2の標準のtelnetターミナルにはいろいろと問題がある(別項参照)。


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