†逆襲のOS/2†

NetDrive/ndpsmb

smbクライアント

作成開始日 2021.01.11
最終更新日 2021.06.03

OS/2の「共有と接続」は所謂smbファイル共有だが、バージョンが古すぎて、大昔のネットワーク環境でないとまともに機能しない。しかし、NetDriveのsmbプラグインをインストールすれば、比較的最近(Win7時代)のsmb環境まで利用可能になる。ただし、インストール手順がちょっと変わっているので注意が必要。

必要なファイル:(筆者が動作を確認したバージョン)
ndfs-313.zip NetDrive本体
ndpsmb-200b3.zip  smbプラグイン
libc063(以上)

インストール手順:
@libc063(以上)をインストールする。
ANetDrive本体(ndfs-313.zip)を適当なディレクトリに展開する。
B展開したインストーラndinst.exeを実行する。
Cインストールが終了したら、いったんシステムをリブート。
Dndfsをインストールしたディレクトリに、ndpsmb-200b3.zipをそのまま展開。
Endfsのディレクトリ内でプラグインのインストーラinstpl.cmdを実行する。

設定手順:
@作成された[NetDrive for OS/2]の[Control Panel]を開く。
A[Volume|Attach a new volume]を選択し、接続用ドライブを作成。
B作成したドライブを選択した状態で[Resource|Mount resource]を選ぶ。
C表示されたダイアログで[smbfs]を選び、[Properties]をクリックする。
Dサーバ情報(ワークグループ名/サーバ名/共有ディレクトリ名)とユーザー名/パスワードを入力する。なお、サーバ名はIPアドレスで指定する方が確実。

留意点:

Win7に接続する場合は、Win7側のセキュリティ設定を思いっきり落す必要がある。一応、40ビット暗号までは動作を確認しているが。

拡張属性サポート(EA Support)を有効にすると、個別ファイルの拡張属性ファイルを作成する。つまり、ファイル数が2倍に増える。

動作が不安定になった場合は[Control Panel]の[NetDrive|Cotrol Program]の[Stop]→[Start]でリスタートを掛けるとよい。

設定したドライブの情報は[NetDrive|Volumes Configuration]で保存/読込可能。


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