†逆襲のOS/2†

mplayerのデフォルト設定ファイル

作成開始日 2022.02.18
最終更新日 2022.02.18

mplayerはコマンドラインでさまざまなオプションを指定できるが、必須オプションが多く、書式も煩瑣で不便。そこで、常用するオプションを設定ファイル「config」に書き込んでおくと便利。ただし、この「config」の置き場所が問題。仕様では「mplayer.exe」の存在するディレクトリ内の「.smplayer」ディレクトリの中に置けば良いらしいのだが、これが上手く機能してくれない。

例)mplayer.exeがD:\TOOLSにある場合

実行ファイル	D:\TOOLS\mplayer.exe
設定ファイル	D:\TOOLS\.mplayer\conifg	←実際には有効にはならない?
設定が有効になる事を確認出来たのは、以下の二つのケース;

@環境変数「MPLAYER_HOME」を指定した場合

環境変数	SET MPLAYER_HOME=C:\MPLAYER
設定ファイル	C:\MPLAYER\config
A環境変数「MPLAYER_HOME」が指定されず、代りに環境変数「HOME」が使用された場合
環境変数	SET HOME=C:\HOME
設定ファイル	C:\HOME\.mplayer\config
基本的に@が標準的な手法だろう。Aはやや特殊;Linux系ツールがインストールされているシステムでは、環境変数「HOME」が設定されていることが多いので、「MPLAYER_HOME」の代りに、こちらを使用するという発想。ただし、その場合は「.mplayer」というサブディレクトリを作成しなくてはならない。

ひょっとすると、実行ファイル・ディレクトリの「.mplayer\config」が機能しないのは、環境変数「HOME」が設定されていたせいかも知れない。

なお、設定ファイルの書式はこんなカンジ;
# Write your default config options here!
vf=scale=-2:480		← -vf scale=-2:480 に相当
ao=kai:dart		← -ao kai:dart に相当
volume=10		← -volume 10 に相当


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