†逆襲のOS/2†
作成開始日 2014.11.06
最終更新日 2022.02.26
【注意】webm(vp9/opus)について
mplayer-1.3.0-4.9.2(2016年)ならば問題なく再生できるが、
mplayer-1.4-9.1.0(2019年)では音声(opus)のみ再生不能。
単なるミスか?ライセンスの問題か?は不明。
mplayer -h | 基本的なオプション/キー操作 |
mplayer -list-options | オプションの一覧 |
mplayer -input cmdlist | 使用可能なコマンドの一覧 |
mplayer -input keylist | 使用可能なキーの一覧 |
MPlayer : mplayer -ao kai:dart KMP : kmp -audio dartなお、オーディオ出力ドライバの一覧は「mplayer -ao help」で表示できる。
mplayer -ao help MPlayer 1.3.0-4.9.2 (C) 2000-2016 MPlayer Team Available audio output drivers: kai KAI audio output mpegpes MPEG-PES audio output null Null audio output pcm RAW PCM/WAVE file writer audio output
【追記】この問題は、恐らくホストOS側(Linux)のオーディオが排他モードになっているためではないかと思われる【別項参照】。
kmp -audiobufsize 32000一方、MPlayerは動画が引っ掛かりやすいので、-cache 512のように明示的にキャッシュを指定してみのだが、なんかワーニング出る。この辺りは要研究。
スキップ時間 | 10秒 | 1分 | 10分 |
MPlayer | [←]/[→] | [↑]/[↓] | [PageUp]/[PageDown] |
KMP | [←]/[→] | [Ctrl]+[←]/[→] |
音量大 | [9]または[*] |
音量小 | [0]または[/] |
ミュート | [m] |
なお、mplayer起動時に「-volume nn」オプションを付けると、デフォルトの音量を変更できる。ここで「nn」は「1〜100」の数値で、「-1」を指定するとミュート…なのかな?
音量調節以前に、そもそも音が出ない場合は下記を参照:
kmp:タイトルバーに秒単位および%単位の再生位置が表示される。
さらに、画面をマウスでクリックすると、クリックの水平位置に応じて再生がジャンプする
(たとえば、画面の左右中央をクリックすれば、50%の位置から再生が始まる)。
再生を中断(停止)するときにタイトルバーに表示された時間(%)を憶えておけば、
目分量のマウスクリックでほぼ同じ位置から再生を再開できる。
これはレジューム替わりになって、けっこう便利。
MPlayerは起動時に「-aspect 16:9」のようにオプションを付ける。再生中の変更は不可能。ただし、smplayerを使えば可(と言うことは、カスタマイズすれば可能になる、と言うことか?)。
kmp:kmpでも「-vf scale=」によるサイズ指定は可能(別項参照)。ただし、サイズの相対指定(-1、-2などの指定方法)はmplayerと異なる。また、「-vf dsize=」による指定は無効のようだ。なお、画面からのはみ出しを抑止するだけならば「-fixsnap」オプションが便利。尤も、この指定でどの程度に縮小されるかは未チェック。体験的には640×360になるような気がするのだが…
zip版の0.5.21には11/4版と11/24版があるが、違いはsmplayer.exe本体ではなく、同梱のsqt.dll。11/4版はGUIの表示が若干乱れることがある。
▼smplayerの連続再生
普通の意味での連続再生オプションはないようだが、プレイリストへの自動登録による連続再生は可能。その場合、連番ファイルか、全ビデオ(and/or)全オーディオ・ファイルの設定が可能。
mplayer:プログレスバー(現在の再生位置)は[Shift]+[p]または[P]で表示できる。
また、バーの表示位置(垂直位置)は「-progbar-align 5」のように指定すれば変更可能(数値は0〜100で、小さいほど高い位置になる)。
なお、「-vf scale=」オプションで画面サイズを指定すると、プログレスバーは表示されなくなるので注意。リサイズ時にもプログレスバーを表示したい場合は、「-vf dsize=…」および「-osdlevel 3」を使用する(scaleでサイズ指定をする場合よりも画質は劣化するが)。
kmprは再生中にAlt+1/2/3(original/4:3/16:9)で変更可能。
mplayer:起動時に表示サイズを明示的に指定するときは、「-vf scale=」オプションを使用する。たとえば、「-vf scale=640:360」「-vf scale=-2:480」などのような指定方法がある。詳しくは別項参照。なお、サイズ指定には「-vf dsize=」オプションもあるが、こちらリサンプリングしないため、負荷は小さいが輪郭がガタガタの映像になる。また、サイズ設定とインターレース解除を併用する場合は、「-vf dsize=640:360,yadif」のようにカンマで区切って併記する。
現状ではどちらも単体ではできないようだが、mplayerはsmplayerを使えば可能。また、Linuxのmplayerにはresumeパッケージがあるらしい。
mplayerのGUIフロントエンド。mplayerの各種設定を再生中に変更できて便利。レジュームも可能。ただし、動作はけっこう重い。2015年現在の最新版は0.8なんちゃらだが、別途QT4必須なので使う気にならない。0.5.21(2008/11/24版)がQT4なしで使用できる最終バージョンみたい(QT3がバンドルされているらしい)。netlabs(ftp://ftp.netlabs.org/)で入手可能。
使用上の留意点は、Preferencesダイアログで、mplayer.exeの場所を設定し、オーディオ設定をkai:dartにすること。これだけでスムーズに動く。インターレースの残像が出るときは、[Video|Deinterlace|Lowpass5]あたりを指定しておくと良い。
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