(まとめ)
作成開始日 2023.04.06
最終更新日 2023.04.29
ネイティブ動作
OS/2はPentium M(i855)/Athlon XP世代(DDR世代)までのOS
周辺デバイス(PS/2、IDE、USB等)への対応も含めて、この世代のPCが限界
Pentium Mでもi915環境ではトラブルが頻発する
Socket 754のAthlon 64(DDR)は快適に動く可能性があるが未確認
VIAのC/Sとは相性が悪い?AMD系や河童世代は要注意
恐らく[Pentium M765/2.1GHz+i855]がネイティブOS/2の頂点環境
メモリは1GB必須(Seamonkey 2.28を常用する場合)
一般的な操作には256MBで充分だが、TLS 1.2ブラウザなしで実用は困難だろう
OS/2ではスワップは極力使用しない;スワップ=フリーズだと思った方が良い
逆に1GBを超えるメモリを積んでも、宝の持ち腐れになる可能性がある
Core2 Duo/Athlon 64以降はVirtualBoxなどの仮想化環境で使用する方がよい
C2D/Ath64世代(DDR2世代)でも動作自体は可能だがトラブルが頻発する
特に、生Warp 4.52ではDDR2メモリは512MB/667MHzが上限という制限が発生する
W45_PACKを適用すれば512MBシバリを回避できるが、システムは更に不安定に
64ビット世代のCPUを使ってもメリットは速度が少し向上する程度(2GHz→3GHz)
DDR3システムではネイティブOS/2の稼働実績はない(たぶん無理)
Pentium V/VIA C3以前のCPUでは性能的に厳しい
PenV/500MHzクラスでもOS本体は充分快適だが問題はアプリ
Seamonkey 2.28はとても重く1GHzでも苦しい(Firefox 31.8の方が幾分軽い)
Seamonのメーラーは更に重く2GHzでも使い物にならない(poronで代用)
仮想化環境のメリット
@インストールとシステムバックアップが容易
仮想IDE CD-ROMが使用できるので通常インストールが楽
PS/2ポートのないPCや、LANチップがOS/2非対応のPCでも問題なくインストール可能
ブータブルCD-ROMからイメージをコピーする方法でインストールすることも可能に
インストールした仮想HDDをコピーすれば、そのままシステムのバックアップになる
AOS/2ではサポートしてないハードウェアも間接的に使用可能になる
BTデバイスもHDオーディオやPS/2デバイスとして使用できる
OS/2ではサポートされていないUSB無線LANも有線LANとして使用できる
仮想化環境では各デバイスが非常に安定的に動作する
BOS/2では実現不可能な作業も、ホストOS側で実行可能
最新ブラウザはOS/2では動作不可能だが、ホスト側では使用可能
動画編集などもOS/2ではほぼ不可能だが、Winをホストにすれば問題ない
ホスト側でBGM流しながら、V-OS/2で作業をすると言う使い方も可能
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