(2003.01.15)

外字の作成

DOS窓(20ドットフォント)で使える小さな黒丸が作りたい。20ドットの外字フォントは24ドットの基本外字フォントから自動的にリサイズして生成されるので、24ドットの外字を作ればよい。
  1. コマンドラインからUSRFNTを起動する(外字エディタのアイコンってなかった?)。このとき、カレントディレクトリをd:\OS2\SYSDATAにしておくと便利(d:はシステムドライブ)。
  2. 24ドットの基本外字ファイルであるd:\OS2\SYSDATA\$SYS1Z24.FNTを開く。
  3. フォントを作成する。たとえば黒丸なら、四角の枠の端から7ドットずつを空けて真ん中を塗りつぶす。で、四隅を2ドットずつ欠く。一応、これでそれらしく見える。デフォルトのフォントのコードは句点=9501、SJIS=F040、JIS=7F21。句点はやめてくれ!
  4. 外字ファイルを保存(上書き保存)する。本来ならこれでOKのはずだが、なぜかこのままでは画面に反映されない。
  5. 同じ要領で16ドットの外字も作る(必ず16ドットの方を後から作ること!)。D:\OS2\SYSDATA\$SYS1Z16.FNTを開いて、端から5ドットずつ空けて真ん中を塗り、四隅を1ドットずつ欠く。
  6. これで16ドット外字ファイルを保存すれば、24ドットの方も画面にも反映される(理由はよく判らんが…)。
ところで、上記の黒丸は実は若干歪んで表示される。24ドットでデザインされたものを無理矢理20ドットに変形しているのだから仕方ないが。で、変形したときに丁度綺麗に見える黒丸も作成して見た。ご参考までに。

【例】20ドットで使用したときに奇麗に表示される外字記号

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